Amazonプライムビデオ/6月配信「燃えよ剣」「地獄の花園」など “何度も観たい”作品一覧
2022年6月1日 09:00
「もう一度観たい!」「映画館で見逃してしまった……でも、やっぱり観たい」。そんな思いに応えてくれる「Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ/アマプラ)」。2022年6月から配信(見放題)開始の“新着作品”をご紹介します!
例えば、有村架純が主演し、岸善幸(「二重生活」「あゝ、荒野」)が監督を務める映画「前科者」、池松壮亮と伊藤沙莉が主演したラブストーリー「ちょっと思い出しただけ」、バカリズムの脚本が冴えわたる「地獄の花園」だけではなく、M・ナイト・シャマラン監督の「オールド」も! “アマプラ”で何度も楽しむことができる注目・おすすめ映画の情報をまとめてみました。
死んだはずの人間と謎の星人の壮絶な戦いを描いた奥浩哉氏の大ヒットコミック「GANTZ」をフル3DCGでアニメーション映画化。原作の中でも特に人気の高い「大阪篇」を基に、東京と大阪のガンツチームが妖怪軍団と激しいバトルを繰り広げる。
地下鉄で事件に巻き込まれて命を落とした高校生の加藤勝は、次の瞬間、見知らぬマンションの一室にいた。そこでガンツの東京チームと出会った加藤は、彼らとともに大阪の街へ転送される。曲者ぞろいの大阪チームとの遭遇や妖怪型星人軍団との戦闘など様々な事態に翻弄されながらも、生き延びるべく奔走する。
総監督はさとうけいいち(「TIGER & BUNNY」「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」)、「APPLESEED アップルシード」のCGディレクター・川村泰が監督、「キングダム」「ONE PIECE FILM RED」の黒岩勉が脚本を担当。各キャラクターの声を、小野大輔、M・A・O、郭智博、早見沙織、池田秀一、ケンドーコバヤシ、レイザーラモンHG、レイザーラモンRG、津嘉山正種、津田健次郎、小川輝晃、吉田尚記、梶裕貴が担当している。
罪を犯した前科者たちの更生、社会復帰を目指して奮闘する保護司の姿を描いた同名漫画(原作・香川まさひと/作画・月島冬二)を、「あゝ、荒野」の岸善幸監督のメガホン、有村架純と森田剛の共演で映画化。連続ドラマ版「前科者 新米保護司・阿川佳代」(全6話)がWOWOWで放送。その後公開された映画版は、原作にはないストーリーが描かれた。
保護司を始めて3年となる阿川佳代は、この仕事にやりがいを感じ、さまざまな前科者のために奔走する日々を送っていた。彼女が担当する物静かな前科者の工藤誠は順調な更生生活を送り、佳代も誠が社会人として自立する日を楽しみにしていた。そんな誠が忽然と姿を消し、ふたたび警察に追われる身となってしまう。その頃、連続殺人事件が発生。捜査が進むにつれ佳代の過去や、彼女が保護司という仕事を選んだ理由が次第に明らかになっていく。
佳代役を有村、誠役をこれが6年ぶりの映画出演となった森田が演じている。そのほか、磯村勇斗、若葉竜也、マキタスポーツ、石橋静河、北村有起哉、宇野祥平、リリー・フランキー、木村多江が出演している。
地球人を“収穫”するため襲来した宇宙人との戦いを描いたSFアクション「スカイライン 征服」「スカイライン 奪還」に続くシリーズ3作目。「スカイライン 征服」で製作・脚本、「スカイライン 奪還」では監督・脚本を務めたリアム・オドネルが再びメガホンをとっている。
15年前に地球を襲ったエイリアン「ハーベスター(=収穫者)」の目的は、人類を資源として利用することだった。捕らえられた人々は脳を「パイロット」と呼ばれるサイボーグに移植され、奴隷として使われた。ハーベスターの宇宙船が放つ青い光の影響で特殊なDNAを持つことになったローズは、抵抗軍を結成。ハーベスターと戦い、彼らを一度は撃退する。しかし、5年後、ハーベスターは反撃の準備を着々と進め、地球に残った30億ものパイロットを再び操ろうとしていた。
主人公ローズ役は人気ドラマ「The 100 ハンドレッド」のリンゼイ・モーガン。「ザ・レイド」シリーズで知られるインドネシアのアクション俳優ヤヤン・ルヒアンが続投している。
「シックス・センス」「スプリット」のM・ナイト・シャマラン監督が、異常なスピードで時間が流れ、急速に年老いていくという不可解な現象に見舞われた一家の恐怖とサバイバルを描いたスリラー。
主人公一家の父親役をガエル・ガルシア・ベルナルが演じ、「ファントム・スレッド」のビッキー・クリープス、「ジョジョ・ラビット」のトーマシン・マッケンジー、「ジュマンジ」シリーズのアレックス・ウルフらが共演した。
人里離れた美しいビーチに、バカンスを過ごすためやってきた複数の家族。それぞれが楽しいひと時を過ごしていたが、そのうちのひとりの母親が、姿が見えなくなった息子を探しはじめた。ビーチにいるほかの家族にも、息子の行方を尋ねる母親。そんな彼女の前に、「僕はここにいるよ」と息子が姿を現す。しかし、6歳の少年だった息子は、少し目を離したすきに青年へと急成長していた。やがて彼らは、それぞれが急速に年老いていくことに気づく。
2004年製作の第1作以降、8作品が製作された人気スリラーシリーズ「ソウ」シリーズの新たな一作。過去のシリーズと関係する登場人物が一新され、ジグソウの後継者をめぐる物語をリセット。ジグソウを凌駕する新たな猟奇犯が登場する。
地下鉄の線路上で舌を固定され、宙吊りになった男。猛スピードに迫った電車により、男の体は四散する。それが、猟奇犯が警察官をターゲットに仕掛けたゲームのはじまりだった。捜査にあたるジークと相棒のウィリアムを挑発する不気味な渦巻模様と青い箱。やがて、伝説的刑事で、ジークの父であるマーカスまでもが姿を消し、ジークは追い詰められていく。
主人公ジーク役をクリス・ロックが演じ、父のマーカス役はサミュエル・L・ジャクソン。「ソウ2」から「ソウ5」までシリーズ3作品でメガホンをとったダーレン・リン・バウズマンが監督を務めている。
https://eiga.com/news/20210910/24/
芦田愛菜が「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」以来の実写映画主演を果たし、第157回芥川賞候補にもなった今村夏子氏の同名小説を映画化。「日日是好日」「MOTHER マザー」「グッバイ・クルエル・ワールド」の大森立嗣が監督を務めている。
大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ。彼女の両親は、病弱だった幼少期のちひろを治したという、あやしい宗教に深い信仰を抱いていた。中学3年になったちひろは、一目ぼれした新任の先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、そんな彼女の心を大きく揺さぶる事件が起き、ちひろは家族とともに過ごす自分の世界を疑いはじめる。
芦田がちひろ、ちひろの両親を永瀬正敏と原田知世、南先生を岡田将生が演じ、大友康平、高良健吾、黒木華、蒔田彩珠、新音らが出演している。なお、芦田は役づくりのため、髪を30センチ以上カット。その理由について「原作を読ませて頂き、イメージしていたちひろを自分が演じることを想像したとき、ちひろは前の自分のような髪の長さではないなと感じ、髪を切りたいと思いました」と語っている。
「グラディエーター」のオスカー俳優ラッセル・クロウが、あおり運転の常習犯を演じたスリラー。監督は「レッド・バレッツ」「幸せがおカネで買えるワケ」のデリック・ボルテ。被害者となるレイチェルを、「移動都市 モータル・エンジン」「否定と肯定」などに出演したカレン・ピストリアスが演じた。
寝坊してあわてて息子を学校へ送りながら職場へと向かう美容師のレイチェル。車を運転する彼女は信号待ちで止まるが、信号が青になっても前の車は一向に発進しようとしない。クラクションを鳴らしても動じないため、レイチェルは車を追い越すが、つけてきた男から「運転マナーがなっていない」と注意されてしまう。謝罪を求める男を拒絶し、息子を無事に学校に送り届けたレイチェルだったが、ガソリンスタンドの売店でさっきの男に尾けられていることに気づく。レイチェルは店員から男があおり運転の常習犯であることを警告される。
クロウが演じた“男”の素性は全く不明。見た目の威圧感も強烈で、巨大なピックアップトラックを運転している。さらに「老若男女、何のためらいもなくフルパワーで殴れる」「見た目と違い、かなり機敏に動く」「すぐキレる」「公衆の面前で堂々と殺人を犯す」「粘着質」「永遠に追いかけられるスタミナを有する」「銃で撃たれても死なない」と“ヤバすぎる”性質を備えている。
松居大悟監督のオリジナル脚本を、池松壮亮と伊藤沙莉の主演で映画化。怪我でダンサーの道を諦めた照生(池末)とタクシードライバーの葉(伊藤)を軸に、様々な登場人物たちとの会話を通じて都会の夜に無数に輝く人生の機微を、繊細かつユーモラスに描く。
製作のきっかけは、「クリープハイプ」の尾崎世界観が「ナイト・オン・ザ・プラネット」(ジム・ジャームッシュ監督)に着想を得て書き上げた楽曲「ナイトオンザプラネット」。松居監督が同楽曲に触発され、初めて書き上げた完全オリジナルのラブストーリーとなっている。
2021年・第34回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、観客賞を受賞。池松と伊藤のほか、國村隼、成田凌、河合優実らが出演し、尾崎世界観はミュージシャン役で登場。また、永瀬正敏が、公園で妻を待ち続ける男・ジュン役として参加。この人物は、ジャームッシュ監督作「ミステリートレイン」で演じた役名と同じ名前になっている。
新選組副長・土方歳三の生涯を描き、過去に映画化、ドラマ化もされてきた司馬遼太郎氏の歴史小説を、「関ヶ原」の原田眞人監督&岡田准一主演の再タッグで新たに映画化。土方歳三役の岡田のほか、土方と生涯愛を貫くお雪役を柴咲コウ、近藤勇役を鈴木亮平、沖田総司役を山田涼介、芹沢鴨役を伊藤英明がそれぞれ演じている。
江戸時代末期。黒船の来航により、外国から日本を守るため幕府の権力を回復させようとする佐幕派と、天皇を中心にした新政権を目指す討幕派の対立が深まりつつあった。武州多摩の農家に生まれた土方歳三は「武士になりたい」という思いで、近藤勇、沖田総司ら同志とともに京都へ向かう。芹沢鴨を局長に、徳川幕府の後ろ盾で新選組を結成し、土方は「鬼の副長」と恐れられながら、討幕派の制圧のため京都の町で活躍を見せる。
京都の東西本願寺や二条城、兵庫・姫路城などの世界遺産や国宝級建造物での一大ロケを敢行。さらに、名高い「池田屋事件」の舞台である池田屋をオープンセットで完全再現。歴戦の数々には、総勢3000人を超えるエキストラを動員している。なお、原田監督と岡田のタッグは、本作に加えて「関ヶ原」「ヘルドッグス」でも実現している。
OLたちの華やかな職場の裏で、拳を戦わせる壮絶な派閥争いがおこなわれていたというバカリズムの奇想天外なオリジナル脚本を、永野芽郁主演で映画化。監督は、Perfumeやサカナクション、星野源のMVを手がける関和亮が務めている。
ごく普通のOL生活を送っているかのように見える直子。しかしその裏では社内の派閥争いをかけ、OLたちが日々ケンカに明け暮れていた。ある日、中途採用されたOL・蘭と直子は一緒にカフェめぐりをするなど友情を深めていくが、蘭の正体はスカジャンがトレードマークのカリスマヤンキーOLだった。蘭の入社をきっかけに、直子の会社が全国のOLたちのターゲットになってしまう。
主人公・直子役を永野、蘭役を広瀬アリスが担当。菜々緒、川栄李奈、大島美幸(森三中)、小池栄子に加え、勝村政信、松尾諭、丸山智己、遠藤憲一らが全員OL役を演じている。
原題は「My Fake Boyfriend」。元カレを遠ざけるために、親友のアドバイスに従い、ソーシャルメディアを使って“偽のボーイフレンド”を作成。そのことから巻き起こる騒動を描く。
監督は、ドラマ「Lの世界」、映画「GO fish」のローズ・トローシュ。「Work It 輝けわたし!」「Love, サイモン 17歳の告白」「ライク、シェア、フォロー」のキーナン・ロンズデール、「サラ、いつわりの祈り」「ビッグ・ダディ」のディラン・スプラウス、「ヴァンパイア・アカデミー」「最終絶叫計画5」「コール・ミー・クレイジー 5つの処方箋」のサラ・ハイランドが出演している。
2003年に犬童一心監督により実写映画化された田辺聖子氏の同名小説を、劇場アニメ化。テレビアニメ「ノラガミ」のタムラコータロー監督がアニメ映画初監督を務め、「ストロボ・エッジ」の桑村さや香が脚本を担当。「僕のヒーローアカデミア」のボンズがアニメーション制作を行っている。
大学で海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコに生息する幻の魚を見るという夢を追いながら、バイトに勤しむ日々を送っていた。そんなある日、坂道を転げ落ちそうになっていた車椅子の女性ジョゼを助ける。幼少時から車椅子で生活してきたジョゼは、ほとんどを家の中で過ごしており、外の世界に強い憧れを抱いていた。恒夫はジョゼと2人で暮らす祖母チヅから彼女の相手をするバイトを持ち掛けられ、引き受けることに。口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たるが、そんなジョゼに恒夫は真っ直ぐにぶつかっていく。
「砕け散るところを見せてあげる」「犬部!」の中川大志が恒夫、第45回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を「護られなかった者たちへ」で獲得した清原果耶がジョゼの声を担当。そのほか、宮本侑芽、興津和幸、Lynn、松寺千恵美、お笑いコンビ「見取り図」の盛山晋太郎とリリーが声優として参加している。
岩田剛典と新田真剣佑が初共演を果たし、第25回小説すばる新人賞を受賞した行成薫氏の同名小説を映画化。「累 かさね」「キサラギ」の佐藤祐市が監督を務め、山田杏奈、中村アン、石丸謙二郎、大友康平、柄本明が共演している。
表と裏、ふたつの世界でのし上がる青年たちの“復讐”の物語を紡ぐ。岩田が優しい性格でありながら、“闇の交渉屋”として暗躍するキダ、新田が会社経営者として表舞台を歩くマコトを演じ、強い絆で結ばれた表裏一体のバディを体現。山田が少年期にふたりと知り合う転校生・ヨッチ役、中村が政治家の令嬢で、トップモデルとして活躍するリサ役を演じている。
岩田は完成報告会見の場で、新田について「メディアで見るイメージのまんまで、明るくて天真爛漫なイメージ。現場が終わる頃には歳の違う兄弟みたいな感覚でした」と説明。一方の新田は「インして間もないときに『岩(がん)ちゃん』って呼ばせていただいていいですかって。それ以降ずっと『岩ちゃん』って呼ばせてもらっています」と明かしていた。
https://eiga.com/news/20210129/6/
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内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。