ジョゼと虎と魚たち(2003)

劇場公開日

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解説

田辺聖子の同名原作小説を、「二人が喋ってる。」「金髪の草原」の犬童一心監督が映画化。足の不自由な女の子ジョゼと、平凡な大学生の青年の出会いから別れまでをビター・スウィートに描く。主演は妻夫木聡と池脇千鶴。脚本は、岩井俊二ウェブサイト<シナリオどんとこい>出身の新人、渡辺あや。音楽はくるり。

2003年製作/116分/日本
配給:アスミック・エース

ストーリー

大学生の恒夫(妻夫木聡)は、深夜に麻雀屋でアルバイトをしている。今日の客の話題は、最近近所で見かける謎の老婆のこと。決まって明け方に乳母車を押して歩く老婆が乗せているのはミイラか? 札束か?はたまたヤヤクか……。明け方、恒夫は、坂の上から乳母車が走ってくるのに遭遇する。恒夫が近寄り、中を覗くと、包丁を握り締めた少女(池脇千鶴)がいた。恒夫は危うく刺されそうになるが、間一髪で難を逃れる。乳母車の中身は、老婆の孫だった。彼女は原因不明の病で生まれてから一度も歩いたことがないという。老婆は近所に孫の存在を隠して暮らしており、夜明け間もない時間に乳母車に乗せて散歩させていた。そのまま恒夫はふたりの家に連れて行かれ、朝食をごちそうになる。こうして、恒夫と脚の不自由な少女は出会った。恒夫が少女に名前を尋ねると、彼女はジョゼと名乗った。恒夫は、不思議な存在感を持つジョゼに興味を持つ。一方で恒夫は、大学の同級生の香苗(上野樹里))に好意を持っている。福祉関係の就職を希望している香苗との会話のネタに、脚の悪いジョゼが家の中のあっちこちからダイブすることなども持ち出したりするが、思うように関係は進まない。ジョゼのことも気になる恒夫は、事あるごとに家を訪ねる。ジョゼの部屋には祖母が拾ってきた様々なジャンルの本がある。その中から、恒夫が抜き出した一冊が、フランソワーズ・サガンの『一年ののち』。いつもそっけないジョゼが、その本の続編を読みたいと強く言う。恒夫は既に絶版となっていた続篇『すばらしい雲』を古本屋で探し出し、プレゼントする。「ねぇ、その主人公がジョゼっていうんだよね?」という恒夫の問いかけにジョゼは全く応じず、夢中で本を読みながら柔らかな笑みを浮かべる。そんなジョゼを見つめながら、恒夫も微笑む。恒夫の計らいで国の補助金がおり、ジョゼの家の改築工事が始まった。完成が迫ったある日、突然、香苗が見学に訪れる。戸惑う恒夫。「彼女? 恒夫くんが言っていた、すごい元気な女の子」。押入れの中でふたりの会話を聞きながらうつむくジョゼ。その日の夜、再び恒夫はジョゼを訪ねる。ジョゼは泣きながら本を投げつけ「帰れ!」と叫ぶ。恒夫は祖母に、もう二度と来ないようにと釘をさされる。数ヵ月後。就職活動中の恒夫は、ジョゼの家の改築工事をした会社の見学へ。工事で知り合った現場主任から、ジョゼの祖母が急逝したことを知らされ、呆然とする恒夫。恒夫はバイクにまたがり、ジョゼの家へと急ぐ。もう訪ねることもないと思っていた懐かしい家。心なしかくすんで見える玄関。ジョゼは静かに恒夫を家に招きいれる。お葬式から最近の暮らしぶりまで、淡々と語るジョゼだったが、恒夫がジョゼの行動に口をはさんだ途端、わめきながら恒夫の背中を殴り始める。その怒鳴り声はいつしか泣き声に変わり、やがてふたりはお互いの存在を確認しあうようにひとつになる。ジョゼにとってははじめての経験だった。恒夫とジョゼは一緒に暮らし始める。ジョゼの家に運び込まれる恒夫の荷物。部屋が変わっていくのを不思議そうに見回すジョゼ。「ずっと一緒にいような」と恒夫が言う。ジョゼはぼんやりと空を見つめて微笑む。恒夫は、徐々にジョゼのことを知っていく。二人は動物園に行って虎を見る。ジョゼには夢があった。いつか好きな男の人ができたときに、世の中で一番怖いもの、虎を見る、という。檻の向こうで吼える虎と、怯えて恒夫の腕にしがみつくジョゼ。それを見なが見ながら恒夫は優しく笑う。二人で過ごすささやかな幸せは、いつしか終わりのときがやってくる……。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
渡辺あや
原作
田辺聖子
エグゼクティブプロデューサー
椎名保
三木裕明
共同エグゼクティブプロデューサー
山崎一彦
泉正隆
安永義郎
企画協力
内藤あづさ
プロデューサー
久保田修
張憲文
共同プロデューサー
井上文雄
撮影
蔦井孝洋
美術
斉藤岩男
装飾
西渕浩祐
音楽
くるり
音楽プロデューサー
高橋太郎
安井輝
主題歌
くるり
録音
志満順一
整音
浦田和治
音響効果
岡瀬昌彦
照明
疋田ヨシタケ
編集
上野聡一
衣装
石井朋子
スタイリスト
伊賀大介
ヘアメイク
中村洋子
細倉明日歌
キャスティング
杉野剛
製作担当
鎌田賢一
助監督
五十嵐昭徳
スクリプター
甲斐哲子
スチール
原田大三郎
ビジュアルエフェクト
浅野秀二
製作プロダクション
アスミック・エースエンタテインメント
IMJエンタテインメント
ジョゼと虎と魚たちフィルムパートナーズ
石橋隆文
大原幸蔵
今村景子
樫野孝人
森竹正明
植村泰之
木原正之
山元真美
藤巻直哉
春名慶
藤崎博文
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映画レビュー

1.0何もかも中途半端、特に関西弁

2019年12月4日
PCから投稿

作為的なのか、芝居がかっていて、演技者ぞろいなので、それが、また、うざい。
そのため、客観的にしか観れないのが、残念。

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アサシンⅡ

5.0ちょっと凄くない?妻夫木聡の涙

きりんさん
2019年12月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

妻夫木聡の失恋後の泣くシーン、あれは名場面でした。たまりませんでした。
妻夫木の俳優としての実力を知った映画でした。

おばあちゃん役の新屋英子は一人芝居(身世打鈴・しんせたりょん)を見たことがあります、社会の底辺の苦労人の役をやらせたらピカ一。

池脇千鶴は、ハマりました。
「ここのみにて光り輝く」でも唯一無二の演技を見せてくれて以降僕は大ファンになりましたね。

アニメ版「ジョゼ」は?
見たくないなぁ。

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きりん

0.5ノーマライゼイションと関西弁が中途半端でモヤモヤする〜

2019年7月13日
PCから投稿

単純

寝られる

障害をテーマにしているようで、いないようで、それより個性とゆうかねじ曲がる性格が痛い。
主人公の彼も、偽善者で、女にルーズで、ヘタレの振りして、計算高いし。
上野樹里は、それにも増して、障害者の恋のライバルを殴るし、理由なく。
最後に、障害者を捨てるて、そうじゃなくて、ただ、飽きただけでしょ、個性に際立つ女に。
最後に、泣くのは、自分に酔う、自己陶酔。
そいつが、痛い性格の上野樹里と結ばれる皮肉。
また、同じ様な理由つけて別れるんやろ!優柔不断で偽善者のプレイボーイ。
なぜか、関西人の上野樹里と池脇千鶴の関西弁が痛い、うざい、ハラタツ。
嫌な人たちの自己満足物語。
キスシーンだけ、何故か上手いんだ、これがまた、エロくないけど。

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共感した! (共感した人 1 件)
アサシン

2.0あんまり好きじゃないかな。

☆N☆さん
2019年6月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

あんまり好きじゃないかな。

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☆N☆
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