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映画「ファイナルファンタジー(2001年)」に続く、日本の本格的なフル3DCGムービーです。
劇は、
“ヒト(人類)とバイオロイドの対決”と見せ掛けて置いて(ミスリード)、
七賢老(ヒト)が、秘かに、ヒト(人類)の安楽死を画策していた。
SFモノによくある、“ヒト(人類)の敵は、ヒト(人類)”という劇です。
印象に残っているシーンは、
・デュナン(ヒト)とヒトミ(バイオロイド)がオープン・カーで未来都市(20131年)を颯爽とドライブするシーン。
ぼく「爽快!」
・ブリアレオス(サイボーグ)と3体の暗殺サイボーグとのファイテイング・シーン。
ぼく「かっこいい!」
・アテナ(バイオロイド)「ヒトとは自分から檻(おり)に入る珍しい動物だな」
ぼう「そう!」
小難しい所もある作品なんですが、概(おおむ)ね、スタイリッシュなSFアクションに仕上がっています。
重要なセリフ。
七賢老(ヒト)「ガイアの正確な予測ではヒトは三世代の内に地球と共に滅んでしまう運命なのだよ
デュナン・・・我々・ヒトはもう身を引く時が来たのだよ」
デュナン(ヒト)「身を引く?」
七賢老(ヒト)「我々・ヒトはバイオロイドに地球の未来を委ねなければならない
ギリアム博士が自ら開発したウィルスがようやくその使命を果たす時が来た」
デュナン(ヒト)「母が開発したウィルス?」
七賢老(ヒト)「そうタルタロスの頂上にあるD-タンクに長く封印されて来たウィルス
そのウィルスはヒトの生殖機能を完全に奪い去る
ヒトには1人の犠牲者も出ない
我々は緩やかにヒトの歴史を閉じることになる
これはヒトの安楽死なんだよ」
◆◇◆登場人物◆◇◆
デュナン →ヒト
ブリアレオス →サイボーグ
ヒトミ →バイオロイド
アテナ →バイオロイド
ニケ →バイオロイド
ハデス →ヒト
ウラノス将軍 →ヒト
宮本義経 →バイオロイド
七賢老 →ヒト
ES.W.A.T. →ヒト
暗殺サイボーグ→サイボーグ