激突!

劇場公開日:

解説

「地球最後の男オメガマン」などで知られるSF作家リチャード・マシスンの短編小説を当時25歳のスティーブン・スピルバーグがTV用に監督したサスペンス・アクション。知人から借金を取り立てるためにカリフォルニアのハイウェイを南下していたデビッドは、途中で1台の大型タンクローリーを追い抜く。すると、そのタンクローリーがデビッドに嫌がらせを始める……。日本やヨーロッパでは90分に再編集され劇場公開された。

1971年製作/90分/G/アメリカ
原題:Duel
劇場公開日:1973年1月13日

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写真:Album/アフロ

映画レビュー

3.50048 スタープラチナでなかったら吹っ飛んでたぜ

2024年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

1973年公開
いたってシンプルな出来事をサスペンスフルに描き切った
スピルバーグの痛快な一品。
トラックはジョーズである!との指摘も納得。
デニス・ウィーバーはコロンボの流れで頭に入ってしまった
警部様。
そういやコロンボのパイロット版を除いた第一作「構想の死角」
もスピルバーグでしたね。
70点
初テレビ鑑賞 1975年1月5日『日曜洋画劇場』

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NWFchamp1973

2.5スピルバーグの真髄を見たくて

2024年6月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

見始めたものの、さすがに古すぎたか。心の葛藤を普通にセリフとして表現してる事に思わず笑ってしまったし、シチュエーションも一辺倒だし、家族の描写も蛇足だし、結局意味不明のままオチに繋がり、謎が解けるわけでもない。

見ておれないほどではないが、面白いか?と問われると答えに窮するかな。

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マルボロマン

4.5元祖『アオラレ』?なんにも悪いことしてないのに。車種調ベがあっけなさすぎました。

2024年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、VOD

怖い

興奮

もはや、スリラーの古典、金字塔とも言えるこの作品を駄文で感想を述べてみようと思った次第です。
アマプラで課金してまで。

この映画を語る上でまずやったことと言えばね、車種調べだったです。
相変わらず論点がズレてる鑑賞方法です。
主人公・デビッドの乗る赤いセダンはクライスラー・プリマス・バリアントだってことはわかったの。
ボンネットのエンブレムから辿ると、案外あっさりとわかったの。Wikipediaにも書かれていたし。
もう一方の主役の悪魔のタンクローリーも案外あっさりとわかりました。こちらもWikipediaに記載がありましたね。ピータービルト281。全くもって拍子抜け。面白くない。
ついでに調べるとね、この劇中で使われたタンクローリーって、後にオークションで競売にかけられたんだって。
4万4000ドル(約392万円)からスタートしたらしいんですが、相場よりもお値段高いということもあって、落札には至らなかったんだって。米国人、財布のひもが案外固い。
んなこたぁどーだっていいんですが。細かなことが気になるのが私の悪い癖。

もといです。レビューを書きます。
まずなんたって、悪魔の運転手の顔が一切現れなかったのが、恐怖感をより増幅させたことは間違いないの。
第二の主役は、悪魔の運転手ではなく、あくまでもタンクローリー本体だったです。
そしてね、その悪魔の運転手の真意がまるでわからないのが怖かったの。さも、タンクローリー本体が意志(殺意)持っているかのごとく描かれていて。
『アオラレ』みたくクラクション鳴らして追い抜いたわけでもなく。ごくふつーに追い抜いただけなのに、なぜあそこまで執拗に付け狙ったのかがまるで???なのが怖かったです。
それらは私如きが書くまでもなく、語り尽くされていることと思うのですが。
本当に怖い映画の特徴は、5W1Hの中で最も肝心なWho・What・Whyの情報が完全にシャットアウトされていること。要するに謎ばかり。
これ、私がたびたび例に挙げるんですが。『ゾンビ』のように、意味も原因も、全く不明なまま起こるスリラーに共通することなんですよね。本作もその例に漏れず。
あそこまで悪の限りを尽くした敵ですからね。ラストはすっきり「ザマぁ」ってなったの。
今どきの映画にありがちな「まだ終わってませんよー」「続きがありますよー」みたいな蛇足もなく、すっきりとお話が完結しているところがよかったです。
ただね、タイトルが惜しいかなぁ。『激突!』じゃなくて原題の『Duel』=『決闘』の方がしっくりきたかなぁ。激突ってほどぶつかり合ってなかったし。
謎だったのがね、そのタンクローリー。“FLAMMABLE”(可燃物)って書かれていたのに、崖から転落しても爆発しなかったこと。予算の問題だったのかな?それとも、あれだけ鈍重な車体をスピーディーに動かす設定として、タンクは空だったってことなのかな?

【余計な話】
もひとつ?だったのがね、公衆電話のかけ方。ダイヤルひとつで、すぐにどこかのコールセンターに繋がったじゃないですか。
そして電話番号。「そちらの電話は?」と訊ねられて4桁で答えたんですね。
当時の米国って公衆電話そんなに少なかったの?

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野球十兵衛、

5.0知能を持つ相手から何をされるかわからないサスペンス

2024年1月31日
PCから投稿

【知能を持つ相手から何をされるかわからないサスペンス】
スピルバーグ映画の敵は、嫌がらせが巧い。
「もしかしてあいつ、私より頭が良いかも」という生理的嫌悪感を逆なでする達人。
その源流、ここに見つけたり。

トンネル内での点灯にぞぞぞ。

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雨丘もびり

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