劇場公開日 1973年1月13日

激突!のレビュー・感想・評価

全49件中、1~20件目を表示

5.0知能を持つ相手から何をされるかわからないサスペンス

2024年1月31日
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【知能を持つ相手から何をされるかわからないサスペンス】
スピルバーグ映画の敵は、嫌がらせが巧い。
「もしかしてあいつ、私より頭が良いかも」という生理的嫌悪感を逆なでする達人。
その源流、ここに見つけたり。

トンネル内での点灯にぞぞぞ。

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雨丘もびり

5.0追い越し禁止‼️煽り運転禁止‼️

2023年8月9日
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怖い

興奮

一人の営業マンがドライブ中、何気なくタンクローリー車を追い越したため、怒りを買い、彼の車は執拗なタンクローリーの追尾を受けてしまう・・・‼️当時25歳のスピルバーグ監督が大型タンクローリーをホラー・キャラクターにして、どこまでも追われる恐怖をとことん描き出した傑作ですね‼️
◎ノロノロ運転を続けるので追い越すと、クラクションを高々と鳴らし追い越しをかけ、さらにノロノロ運転を続け、走行の妨げを喰らう‼️
◎手で合図されたので追い越そうとすると、対向車と事故りそうになる‼️
◎猛スピードとクラクションで迫られ、強烈な煽り運転を喰らう‼️
◎立ち寄ったレストランの客の中に、タンクローリーの運転手がいると思い込む心理描写‼️
◎タンクローリーがエンストで動かないスクールバスには紳士的に振る舞うブラックユーモア‼️
◎タンクローリーが暗いトンネルの入り口でヘッドライトを眼玉みたいに光らせて待ち受けているシーン‼️ショック演出の手本‼️
◎踏み切りで止まっていると、後ろからタンクローリーに押され、列車に衝突しそうになるシーン‼️
◎主人公がガソリンスタンドで電話をかけていると、タンクローリーが突っ込み全てを破壊するシーン‼️
◎時間稼ぎをしてタンクローリーを振り払ったと思ったら、待ち伏せを喰らうシーン‼️
◎ラジエーター・ホースの故障‼️
◎ラストの一対一の決闘‼️

全編緊張の緩むところが無く、まさにノン・ストップのサスペンス・アクション‼️タンクローリーの運転手が終始顔を見せずに不安を煽ったことで面白さが倍増してますよ、絶対‼️もうタンクローリー自体が怪物に見えてくるし、タンクローリーの正面が人間の顔にも見えてくる‼️運転手も手だけ見せるんですが、その手がまたミョーに優しい手‼️そして秀逸なのは、タンクローリーの最期の描写‼️ふつうタンクローリーが崖から転落すると、爆発して大炎上する派手な見せ場になるのに、まず恐竜の雄叫びのような音を出して落ちていき、車輪をクルクルと空回りさせながら後ろのパイプからポトポト油を落とし、やがてその車輪がゆーっくり停止する‼️まるで人間の臨終みたいな静寂した演出で魅せるスピルバーグ監督はやっぱり天才‼️スピルバーグ監督のサスペンス演出は、この「激突」と「ジョーズ」が二大看板ですね‼️「ジュラシック・パーク」は全然ダメ、この二作に比べると‼️

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活動写真愛好家

3.5見えない物を見えないまま

2023年7月12日
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コンパクトなシチュエーションと工夫で面白く作れるスピルバーグすごいのと
見えない物を見えないままの終わりが良かった。

後世の映画の色んなとこに影響与えてそう!
なシーンも多くて面白しろかった。

トラックが生き物の様に描かれてるように見えるのも面白い、主人公は現代でいうと有害な男性性満々なんだけど、その主人公とトラックの衝突は何に対する比喩なのか。

スピルバーグ個人的に割と苦手なので、合わないな〜なシーンもあるけど偉大な作品。
スピルバーグの子供演出、苦手なんだよな。

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madu

3.5体脂肪率5%

2023年4月29日
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鑑賞方法:TV地上波

原作のマシスンが脚本も書いていたんだね。
シンプル・イズ・ベストを体現したかのようなお話。大人になってから考えてみると、見せないことの重要性を刷り込まれたのかも。理解の範疇にないことが、やっぱり一番怖いんだ。
元々はテレビとのことだが、テレビでしか観たことないので、いつかは劇場で見てみたい。

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なお

4.0巨匠スティーブン・スピルバーグ監督の出世作

2023年3月5日
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スピルバーグさんが25歳の時に撮ったTV映画、日本では劇場で公開されました
スピルバーグさんは本作で注目され、次作の「続・激突! カージャック」で劇場用長編映画の監督としてデビューすることになります

何気に追い抜いたメチャクチャ遅いトレーラーから執拗に追い回されることになった会社員の男の命がけの逃走劇
トレーラーの運転手は最後まで手や足しか映らず正体不明な所や作品の持つ世界観そのものから、昔TVドラマであったロッド・サーリングさんの「ミステリー・ゾーン」やアルフレッド・ヒッチコック監督の「ヒッチコック劇場」、そして日本でも今でも定期的に放送される「世にも奇妙な物語」の1エピソードとしてありそうな話です

トレーラーが恐怖のメタファーとして表現されており、目玉の様な大きな丸いヘッドライトと長い車体全体が埃で煤けたクラシックスタイルの車両は怪物を連想させます
その怪物が主人公の乗る赤のプリモス・ヴァリアントをものすごい勢いで追い回し、広大なアメリカの荒野を貫く一本道をバックに疾走する映像はド迫力

登場人物も非常に少なく、たったこれだけの内容で1時間半ハラハラドキドキさせ観るものを飽きさせないスピルバーグ監督の手腕、さすがです

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Jett

3.0なかなか

2023年1月2日
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オチがどうなるのか予想出来なかった

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aaaaaaaa

4.0vs 殺人トラック

2022年11月21日
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鑑賞方法:TV地上波

興奮

ひたすらトラックに煽られる恐怖。
敵の姿がいっさい最後まで映し出されないのは想像を掻き立てられますね。
この時代は携帯電話もドライブレコーダーもないからなぁ~。

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光陽

2.5午後ロード

2022年11月12日
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で初めて見た。
有名なのは知っているが、始まりは私にはつまらなかった。
ロードカフェのあたりで引き返せばいいのに。
というか、あのカフェの場面はミスリードの場面で要らないなとおもった。
最後の峠前でトラックが待っていた後は面白かったけど、あんなに白煙あげて上り坂登れなかったのに、スタックした後走れるのか?
まあ大昔の映画だものね。
まあ観ておいた。

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myzkk

5.0スティーブン・スピルバーグ初監督作品

2022年10月16日
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鑑賞方法:TV地上波

低予算映画の最高傑作。だがシンプル過ぎて今時のハリウッドじゃなく典型的なクラッシック。CGやVFX等の超大作映画、頭脳プレーを駆使したサスペンスやミステリー、その他、メジャーなエンタテイメント作品を見尽くした後の気分転換にお勧め。

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HILO

5.0こわいですねぇ。

Mさん
2022年10月2日
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「激突」「ジョーズ」「ジュラシックパーク」。
スピルバーグの怖い映画は絶品ですね。
子どもが免許取った時に見せました。少なくとも、無理な追い越しは絶対にしないように。

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M

3.5主人公と一体になって経験するとんでもない災難

2022年9月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

顔の見えない男が運転する古いタンクローリーに追われる主人公。タンクローリーのエンジン音を聴き続けていると見ていると、だんだん自分が追いかけられているような気がして鼓動が早まり、じんわり汗をかく。周りに排気ガスが立ち込めているような気にすらなる。

ガソリンスタンド、軽食店、踏切と様々な場所で追い立てられ、視野狭窄に陥り正常な判断能力を失っていく主人公。その主人公と一緒になって「何でこうなったんだ?」「どいつが運転手なんだ?」「どうすりゃいいんだ」と悩み考える。

終盤、タンクローリーとの決着をつけることを決意するシーンは、周りの風景と合間って西部劇のヒーローのような面持ち。(でもまともな判断じゃない)

決着がついた後、崖の上に佇む主人公。達成感や晴々した表情はなく、夕暮の中で疲労感だけが漂う。それもまた私の気分と一致している。

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komasa

3.5あおり運転

2022年7月13日
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低いアングルからとらえた冒頭のシーンの緊迫感。作り手の野心が伝わる。こちらの心をひとときも離すまいと食い下がるようなドアップ、音、煙、列車、そしてラトルスネイクって、なんでそんなもんオバハン飼ってんねん。もうてんこ盛り。
どう考えても穴の多い展開で、ツッコミどころも多く、ラストはコントを見ている気にすらなる。まぁ、いいじゃないか、ここまで引きずられたら。

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Kj

4.0スピルバーグの「激突」

2022年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1971年(アメリカ)
現在のスピルバーグ監督成功の原点となった伝説的作品。
若干25歳のカリフォルニア州立大学出立ての新人が、テレビ放映用に撮影したフィルムが日本やヨーロッパで劇場公開された。

映画は車で仕事に向かうセールスマンのデイヴィド・マン(デニス・ウィーバー)が、
大型のトレーラーを追い抜いたことから、はじまる。
そこからトレーラーに執拗に追いかけ回されて、
死の恐怖を味わう半日を描いている。

特筆すべきは、トレーラーの運転手の顔がまったく写らないこと。
トレーラー自体が意志を持つ生き物のように見えてくる。

トレーラーはディーゼル車でかなりボロい。
運転席の横にマフラーが煙突のように出ていて、そこからモクモクと黒煙を
吐き出している。
まるで煙を吐く蒸気機関車のようである。
ボロいのにいったんアクセルを踏むと150キロ超えのスピードが出る。
踏切に停車したセールスマンのアメ車を鼻先でグイグイ押し付けてズリズリ踏切に
押し込む描写は、鳥肌ものだ。
通報しようと立ち寄る小さなガソリンスタンド。
追いかけて来たトレーラーが、小屋を薙ぎ倒し、セールスマンスレスレに突進して
何度も切り返して襲って来る映像には心底震えた。

防戦一方だったセールスマンがラストで、一か八かの反撃に出るのも、
予想外の展開。

低予算でもアイデアひとつで、あっと言わせる作品が出来ると
スピルバーグは見事に証明した。

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琥珀糖

3.5煽り運転の恐怖

2022年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

デニスウィーバー扮するデヴィッドマンは、タンクローリー を抜かしたところ挑発的に煽ってきた。デカいタンクローリーにしつこく迫られる軋轢を延々と描写した展開だったね。まあ昔から煽り運転は問題視されていたって事だな。以前一度観た映画だと思い出したわ。

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重

4.0何も考えずに楽しめ、引き込まれてしまった。 何度も間抜けヅラで観て...

2022年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

何も考えずに楽しめ、引き込まれてしまった。

何度も間抜けヅラで観ているであろう自分に気づいた。

怖い怖いタンクローリー自体に意志があるようにさえ感じる。

赤い車が嫌いなのか、運転手に深い恨みがあったのか。

そんな追撃の理由はどうでもよい。

教訓とかメッセージではなく、素直に映画に引き込まれる。

こういう映画もいい。

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藤崎敬太

4.0究極のアオリ

2022年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

何気なく追い抜いたタンクローリー車は殺人車だった。
スピルバーグのテレビ映画で、あまりの面白さで劇場公開されたらしい。
これだけの話で1時間半もたせるのだから、すごいの一言。

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いやよセブン

5.0観る者を徹底的に煽る映画。

2022年2月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

 小学生の頃、テレビで初めて観たスピルバーグ監督作品がこれだった。 彼が手掛けた傑作は色々観てきたが、この作品の面白さを越えるものはなかった。 個人的には、最もスピルバーグの才能が発揮された最高傑作だと思う。

 舞台は、アメリカの荒涼とした砂漠地帯。 セールスマンの運転する普通車が、大型のタンクローリーを追い抜いた。 これが因縁の発露となり、悪夢のようなカーチェイスが始まる。

 いわゆる、煽り運転だが、 このタンクローリーの運転手のしつこさは、完全に異常だ。 一方、この気の毒なセールスマンは、なんとか相手の気持ちを理解して、穏便に自体が収拾できないものかと必死に考える。

 しかし、肝心の運転手は、顔も姿も見せようとしない。 ハッキリしているのは、強烈な殺意だけ。どんな人間なのかが想像が出来ない不気味さが、いよいよ観る者の不安を煽る。

 もはや逃げ道はないのかー。

 スピルバーグの情報遮断が巧なのである。 主人公の心理状態の演出や伏線の敷き方、カット割、アクションの魅せ方も見事としかいいようがない。 これを、結構な低予算と短期間で完成させたというのだから、やはり彼は、映画作りの天才である。

 最後は、 追い詰められたセールスマンが意を決し、タンクローリーとの絶望的な戦いに入っていくのだが、 この段階ではもう、 タンクローリー自体が邪悪な意志を持った化け物にしか見えなくなっている。
観客は、 最初から最後まで主人公と同期したまま、 不安と恐怖に煽られ続けることになる。

 テレビでは、何度となく再放送されているが、何度見ても面白い。 観終わった後は、まるで自分自身がタンクローリーに追われ続けたように、ヘトヘトに疲れ果て、 しばらく呆然自失となるほどの完成度だ。

 ちなみに、主演のデニス・ウィーバーは、 当時日本でテレビ放映されていた「刑事マクロード」で主役を務めていたアメリカンヒーローだった。 ところがこの映画では、 タンクローリーの異常な煽り運転から逃げまわるだけの中年男。 子供心に、そのギャップが悔しくもあり、痛々しくもあったのを覚えている。

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Garu

5.0観ている者を引き込む

2022年1月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

これ程見ている者を引き込む映画は少ないのではないか。
トレーラーに追い回されるだけでも恐ろしいのに 他の誰1人主人公の味方がいない。幼稚園の子供達にまで感謝されない。その孤独感がまた恐怖と重なって 見ている者が主人公の気持ちに引き込まれていく。人が死ぬ場面もなくこれだけ盛り上げられるのは映画作りのうまさだろう。

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こーしっぺ

4.0【強烈な、煽り運転撲滅キャンペーン推奨映画。シンプルな設定でここまでの緊迫感を見る側に与えるカメラアングルを含めたスピルバーグ監督の映像センスに脱帽するサスペンス映画】

2021年12月20日
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鑑賞方法:TV地上波、VOD

怖い

興奮

難しい

ー 内容は巷間に流布しているので割愛。-

・田舎道で車を走らせるセールスマン。その前をスロースピードで走るオンボロタンクローリー。

・軽い気持ちで追い越したセールスマンの車を、狂的なまでに執拗に追いかけてくる運転手の姿を一切写さない、疾走するタンクローリー。

・途中、アクセントとして挿入される、ドライブインでタンクローリーの運転手を見つけようとするセールスマンの独白。”謝罪するかどうか・・”
が、観客には依然としてタンクローリーのドライバーは明かされない。

・スクールバスを推し掛けするシーン。

・列車が迫っている踏切で、セールスマンの車を線路内に押し込もうとするタンクローリーと下腹に響くホーン。

<ラストも鮮烈な、ワンシチュエーションサスペンスムービー。
 遥か昔に鑑賞した際にも怖かったが、運転するようになってから見ると、怖さが倍加した作品。
 ドライバーが顔を見せない狂的で執拗なタンクローリーが、追い越しした車を追い詰めるというシンプルな設定ながら、多用するローアングル、タンクローリーの不気味なホーンを含め、スピルバーグの映像センスが十二分に発揮された作品である。>

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NOBU

4.0イヤな奴がヒーローになる話

2021年12月7日
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主人公は姑息で小心者で短気で、どこにでもいそうな誰もが自分の中に見るけど普段は目を背けているイヤな奴である。

しかし、そんな彼が姿すら判らない敵に執拗に追い回される内に、共感を呼び覚まし、ヒーローになっていく。

それは観ている私たちの見方が変化するからなんだよね、計算され尽くした演出によって。

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K・M