英誌選出「映画史に残る演技ベスト200」
2012年4月2日 20:00
[映画.com ニュース] 英Total Film誌が、「映画史に残る演技ベスト200(The 200 Greatest Movie Performances of All Time)」を発表した。
第1位に選ばれたのは、アカデミー賞の作品賞ほか主要5部門を制した「カッコーの巣の上で」(75/ミロス・フォアマン監督)に主演したジャック・ニコルソンの演技。精神病院を舞台に人間の自由と尊厳を描いた傑作で、主人公マクマーフィを演じたニコルソンも、初のアカデミー主演男優賞に輝いた。
なお、今回のランキングは1人の俳優に付き1作品のみが対象となっている。日本人俳優は、48位の「東京物語」の原節子を最高位に、72位に「用心棒」の三船敏郎、130位に「生きる」の志村喬がランクインしている。
ベスト50までは以下の通り。
2.ロバート・デ・ニーロ「レイジング・ブル」
3.ダニエル・デイ=ルイス「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
4.アル・パチーノ「ゴッドファーザーPARTII」
5.エミリー・ワトソン「奇跡の海」
6.マーロン・ブランド「波止場」
7.デンゼル・ワシントン「マルコムX」
8.ジェーン・フォンダ「コールガール」
9.ポール・ニューマン「ハスラー」
10.リーアム・ニーソン「シンドラーのリスト」
11.メリル・ストリープ「ソフィーの選択」
12.ジーン・ハックマン「カンバセーション…盗聴…」
13.マイケル・ケイン「狙撃者」
14.ジェームズ・スチュワート「めまい」
15.トム・クルーズ「マグノリア」
16.ジョディ・フォスター「告発の行方」
17.シルベスター・スタローン「ロッキー」
18.ヒラリー・スワンク「ボーイズ・ドント・クライ」
19.ピーター・オトゥール「アラビアのロレンス」
20.ベティ・デイビス「イヴの総て」
21.ケイト・ウィンスレット「エターナル・サンシャイン」
22.ジャック・レモン「アパートの鍵貸します」
23.ヒース・レジャー「ダークナイト」
24.ダスティン・ホフマン「卒業」
25.ショーン・ペン「カリートの道」
26.リブ・ウルマン「仮面 ペルソナ」
27.ダイアン・キートン「アニー・ホール」
28.ゲイリー・オールドマン「The Firm(日本未公開)」(BBC/アラン・クラーク監督)
29.アンソニー・パーキンス「サイコ」
30.ミッキー・ローク「レスラー」
31.マリア・ファルコネッティ「裁かるゝジャンヌ」
32.スティーブ・マーティン「2つの頭脳を持つ男」
33.グロリア・スワンソン「サンセット大通り」
34.デビッド・シューリス「ネイキッド 快楽に満ちた苦痛」
35.ジェニファー・ローレンス「ウィンターズ・ボーン」
36.バート・ランカスター「成功の甘き香り」
37.ロバート・デュバル「地獄の黙示録」
38.ラッセル・クロウ「グラディエーター」
39.シシー・スペイセク「キャリー」
40.ピーター・フィンチ「ネットワーク」
41.ジョー・ペシ「グッドフェローズ」
42.マイケル・ファスベンダー「SHAME シェイム」
43.クラウス・キンスキー「アギーレ・神の怒り」
44.ケビン・スペイシー「ユージュアル・サスペクツ」
45.ジョージ・クルーニー「ファミリー・ツリー」
46.ジョン・ウェイン「捜索者」
47.マルコム・マクダウェル「時計じかけのオレンジ」
48.原節子「東京物語」
49.レイ・ウィンストン「ニル・バイ・マウス」
50.ジャン=ポール・ベルモンド「勝手にしやがれ」
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