レスラー

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劇場公開日:

レスラー

解説

人気レスラーだったランディも、今ではスーパーでアルバイトをしながらかろうじてプロレスを続けている。そんなある日、長年に渡るステロイド使用がたたりランディは心臓発作を起こしてしまう。妻と離婚し娘とも疎遠なランディは、「命が惜しければリングには立つな」と医者に忠告されるが……。主演ミッキー・ロークの熱演で、第62回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。ローク自身も第81回アカデミー主演男優賞にノミネートされた。監督は「レクイエム・フォー・ドリーム」のダーレン・アロノフスキー。

2008年製作/109分/R15+/アメリカ・フランス合作
原題:The Wrestler
配給:日活
劇場公開日:2009年6月13日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第33回 日本アカデミー賞(2010年)

ノミネート

外国作品賞  

第66回 ゴールデングローブ賞(2009年)

受賞

最優秀主演男優賞(ドラマ) ミッキー・ローク
最優秀主題歌賞

ノミネート

最優秀助演女優賞 マリサ・トメイ
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(C)2008 Wild Bunch

映画レビュー

3.0生きることに不器用だったとしか言えない。

2023年5月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
「でも心臓は?」
「高鳴っている。」
「医者が…。」
「俺にとって痛いのは外の現実の方だ。もう誰もいない。」
「いるわ、私が。それでも?」
「ほら、あそこが俺の居場所だ。」

生業が、人気の浮沈があり、年齢を重ねれば体が衰えてしまうことは必定のプロスポーツであったことのほか、何とか糊口を凌いていたところを、心ないスーパーの来店客から、かつての自分(と今の自分との落差)を指摘されてしまえば、尚更のこと。

決してランディが狭量であったとは思いませんし、飲み込むことができなかったのも、無理からぬことと思います。
それだけに、切ない思いを拭うことができません。

結局、家族との関わりも含めて、彼自身が生きることに不器用だったと受け止めることしかできませんでした。本作を観終わって、評論子は。

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talkie

4.0身から出た錆とはいうが、このように生きてきたのだ

2023年5月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸いに彼はいい奴だった
体は限界を迎え、我が子に拒否されて、好きな女に止められても、自分のやってきたことをやり通すしかない

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すぅ

3.0懐かしい役者の好演技が光る

2023年4月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

おー、久しぶりだ。ミッキー・ロークとマリサ・トメイ主演、懐かし過ぎて思わず鑑賞。
ミッキー・ロークは「ジョニー・ハンサム」、マリサ・トメイは「忘れられない人」以来か。実に懐かしい!
ミッキー・ロークは役作りもあってか別人でびっくり、マリサ・トメイは全然若々しくお変わりなくてびっくり。
ストーリーは想像通りベタ系ゆえ30年前を懐かしみながらのんびり鑑賞していたが、期待をはるかに上回る2人の体を張った迫真の演技には心底びっくり。演技力の多寡は別として2人の役者魂には感服でしょ。
台詞少な目、音小さ目の終始淡々とした枯れ感が、本作のテーマを効果的に盛り立てる。
個人的には尻切れトンボ的ラストシーンは程よい余韻を残し、本作を更に印象的なものにした。

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いけい

3.0ミッキーロークの鍛え上げられた身体美。 切り裂かれ痛めつけられた肉...

2023年3月22日
スマートフォンから投稿

ミッキーロークの鍛え上げられた身体美。
切り裂かれ痛めつけられた肉体から流れ出る流血が生々しい。

もがき傷付いてなお、自分がやりたいことに戻って、生きたいように生きる。人生讃歌。

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ゆき