波止場(1954)

劇場公開日

11%
60%
23%
0%
6%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

「アフリカの女王」のサム・スピーゲルが1954年に製作したホライズン・プロ作品。悪徳ボスに支配された紐育の波止場の実態を描くマルコーム・ジョンスンの探訪記事『波止場の犯罪』(サン紙連載)を小説家のバッド・シュールバーグが脚色し、「綱渡りの男」のエリア・カザンが監督した。撮影はフランス出身のボリス・カウフマン、音楽はレオナード・バーンスティンの担当。主演は「乱暴者」のマーロン・ブランドで、新人エヴァ・マリー・セイント、舞台俳優リー・J・コッブ「征服への道」、カール・マルデン「語らざる男」、ロッド・スタイガーらが共演する。

1954年製作/アメリカ
原題:On the Waterfront
配給:コロムビア映画会社

ストーリー

紐育の波止場に働く沖仲士たちは、酒場を経営している悪らつなボス、ジョニイ・フレンドリイ(リー・J・コッブ)の暴力によって支配されていた。ある夜、沖仲士のひとりジョイが謀殺された。直接の犯人はジョニイの子分チャーリイ(ロッド・スティガー)であったが、チャーリイの弟でやはりジョニイの一味であるテリイ(マーロン・ブランド)も片棒をかついでいた。事件は波止場の正義派バリイ神父(カール・モルデン)やジョイの妹イディ(エヴァ・エヴァ・マリー・セイント)の痛憤をよそに闇から闇へ葬り去られようとしていた。神父は犯人の発見に躍起となり、それを快く思わないジョニイ一味は教会を襲った。ちょうどその場に居合わせたイディは、危いところをテリイに救けられた。彼女は、テリイが兄の謀殺に関係があるのではないかと疑ったが、彼の意外な純真さに惹かれ、2人の気持ちは次第に接近しそれとともにテリイの心はジョニイ一味から離れて行った。そこへまたまた、白昼、沖仲士が1人殺される事件が起きた。テリイはバリイ神父の忠告に従って、イディに事件の真実を告白した。チャーリイは、ジョニイに命じられて、テリイに一切の秘密を口外するなと嚇したが、彼は聞き入れなかった。テリイはイディをアパートに訪れ、激しく愛を求めた。しかしジョニイ一味に襲われて2人が危くのがれたとき、屍体となったチャーリイの姿を見つけた。テリイは憤慨して、1人ジョニイの酒場にのりこんだが、そこにジョニイの姿はなかった。間もなくジョニイ一味は、2つの殺人事件について法廷で尋問された。テリイはかれの犯罪事実を証言した。翌朝波止場にあらわれたテリイは、沖仲士仲間から卑怯者としてボイコットされた。テリイはジョニイの本拠にのりこみ、彼を打ちのめしたが、自らも子分たちの暴行をうけて半殺しにされた。しかしテリイは渾身の力をふりしぼって立ち上がり、沖仲士たちの中へ歩いていった。沖仲士たちはテリイの真の勇気を知った。労働者たちの先頭に立って仕事場へと歩を進めるテリイを、バリイ神父とイディは明るい顔で見送った。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第27回 アカデミー賞(1955年)

受賞

作品賞  
監督賞 エリア・カザン
男優賞 マーロン・ブランド
助演女優賞 エバ・マリー・セイント
脚本賞 バッド・シュールバーグ
撮影賞(白黒) ボリス・カウフマン
編集賞 ジーン・ミルフォード
美術賞(白黒)  

ノミネート

助演男優賞 リー・J・コッブ
助演男優賞 カール・マルデン
助演男優賞 ロッド・スタイガー
作曲賞(ドラマ/コメディ) レナード・バーンスタイン

第12回 ゴールデングローブ賞(1955年)

受賞

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) マーロン・ブランド
最優秀監督賞 エリア・カザン
詳細情報を表示

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

4.0力強い人情劇

2019年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

過去の名作は映画の基本がしっかりしている。力強い脚本と芝居、絵の強さ。たぶん「ロッキー」とかに影響を与えてるんだろうなぁ。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ドラゴンミズホ

4.0ハリウッド・テン

kossyさん
2018年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 「仲間は絶対に売らない」という台詞がカザン自身の赤狩り事件にも絡んでしまい、考えさせられてしまう。

 ブランドがボクサーくずれの雰囲気を見事に演じています。10までしか数えられない等のちょっと笑える会話もあったりして、社会派ドラマとして真面目一本じゃなくメリハリを利かせていると感じました。古典的名画なので文句は言えませんが、法廷での表情と、イディに告白する心理変化がイマイチつかめなかった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
kossy

5.0カザン監督らしい社会派ドラマ

あき240さん
2018年8月20日
Androidアプリから投稿

無駄の無い脚本、白黒の特性を活かした深みのある映像、バーンスタインの音楽も重厚、何より役者達が皆素晴らしい演技を見せてくれる
エキストラに動員された波止場の港湾労働者=日本風に言えば沖仲仕達の人相風体や表情が本物だけに、ロケ地のNYのハドソン川の対岸ホーボーケンの殺伐とした空気感を見事に伝えてくれる

主人公のマーロンブランドと兄役のロッドスタイナーのタクシーでの対話シーンは名演技とはこの事だ!という凄さ

ヒロインも役設定にピッタリ
彼女にモーションをかけるマーロンブランドの演技がまた素晴らしい

見応えのある名作です

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
あき240

3.5闘わない処世術はない

ひろちさん
2018年1月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

勝ち組、負け組と一時、言われたが、仕事で成功し結婚し子供を持っても、倒産、離婚、子が問題を起こす等、その先、何があるか分からない。「負け犬」も、集団に属していないだけで、能力も収入等も劣らない。本作は、負け組、負け犬とは、正しい事をしない者であると示唆する。悪も巧妙で恐ろしいが、正しい事をしていないという意味で既に負けている。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ひろち
すべての映画レビューを見る(全8件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る