シンドラーのリスト
劇場公開日 1994年2月26日
解説
スティーブン・スピルバーグ監督が、ナチスによるユダヤ人大虐殺から多くの命を救った実在のドイツ人実業家オスカー・シンドラーを描いた名作。1939年、ナチスドイツ占領下のポーランド。戦争を利用して一儲けしようと狙うドイツ人実業家シンドラーは、軍の幹部に取り入り、ユダヤ人の所有していた工場を払い下げてもらう。軍用ホーロー容器工場を立ち上げた彼は、安価な労働力としてユダヤ人たちを雇い入れ、事業を軌道に乗せていく。しかしナチスによるユダヤ人の迫害は日ごとにエスカレートし、ついに虐殺が始まる。凄惨な光景を目の当たりにしたシンドラーは、私財を投じて彼らの命を救うことを決意する。リーアム・ニーソンが主演を務め、レイフ・ファインズ、ベン・キングズレーが共演。第66回アカデミー賞で作品賞など7部門を受賞し、スピルバーグは初の監督賞を獲得した。
1993年製作/アメリカ
原題:Schindler's List
配給:UIP
スタッフ・キャスト
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2022年5月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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両親を助けて欲しいと女性に懇願され、女性を追い出し慈善事業でないと悪態をつくが、ちゃんと両親を助けたのが良かった。このシーン以降は、シンドラーを素直に応援できました。
最後の戦争が終わり逃亡するシーン。シンドラーが「もっと救えた」と助けた人より助けられなかった人のことを思い泣き崩れるシーンはとても感動的でした。
以下は気になる点です。
・アウシュビッツに送られた女性陣
毒ガスの話の伏線があって、シャワー室で本人たちが怖がっていると、逆に大丈夫だなと思えました。本人たち知らない状況の伏線で、シャワーを喜んでたりすると、結構ドキドキしたかもしれません。
・終戦前に全財産を失ったらどうしたのか見たかった。
武器を作らずに全財産を失っても、ドイツ軍の武器をユダヤ人には作らせたくないという気持ちが伝わりました。
ただ、終戦前に全財産を失った場合のシンドラーの苦渋の決断が見たかったです。皆が生きていくためには、品質の良い武器を最低限は出荷するのも止む無しと思うのですが。
以上
2022年5月1日
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鑑賞方法:VOD
20年以上もまえの作品だがいまでもその題名は誰でも知っている。今更ながらだけどその名作を鑑賞した。
シンドラーが人の名前だと初めて知った。
最初はユダヤ人を利用して金儲けする女好きな悪い奴だったのに、罪のないユダヤ人が次々と殺されていくのをみて助ける。しかも大勢のひとたちを。その心の動きや葛藤がわかりにくくて、戸惑うところもあったけど、3時間越えの作品にしては飽きずに最後まで鑑賞できた
シンドラーが素晴らしい行いをした人なのはわかったが、映画としては面白みにかける。ように思った。
2022年3月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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評価が多くの方より低いのは普通ということではなく、私が映画に求めているのが創造や空想だからだ、なので普段からあまり実話は好んでみない。
あとは人にも勧めたいかどうか。。。
白黒なので多少緩和されているものの戦争や迫害の悲惨さが生々しく伝わってくる。
私の知っている戦争映画の中では片手に入ってくる作品だが人に勧めたいかと問われるとお勧めはしにくいかな。。。
ただただ辛く悲しい、心が重たくなる作品。
あの狂気の世界でシンドラーの様に振る舞える人がいる事が唯一の救いだ。
2021年12月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
いつかは観なければと思いつつ、やっと鑑賞の機会を作れた。
ドイツ人のシンドラーがユダヤ人を使って軍需産業で一儲け。
最後にはユダヤ人を助けるために一役買って素晴らしい行いだと。
この賛否は難しすぎる。
劇中シンドラーのセリフにユダヤ人を罵倒するようなところもあれば、SS達には擁護するというか自分の利用価値のために必死になるところもあり、こんな立ち回りの上手いやり手は気に食わない。
当時を生き抜くためと言えばそれまでかもしれない。
本作監督のスティーブンスピルバーグはまさにユダヤ系アメリカ人。
彼の初期にリリースされた「激突」
これはひたすら大型トレーラーから小型の車が逃げる緊張しっぱなしの映画。
この作品の事を聞かれたスピルバーグはこう答えてた。
大型トレーラーは大きな力。
小型の車はユダヤ人だと。
ユダヤ系の人たちは決して忘れない。
大きな力に追い詰められ続けた歴史を。しかし最後には勝利する。
小さな力でも結集したり、知恵を出せば勝てるのだと。
そんな原点を伝えたい。
監督作品としてスターウォーズもジョーズそう置き換えるとそう見ることが出来る。
ドイツ、ポーランドが舞台の映画なのに英語で話しが進むのは仕方がないか。。。
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