アニー・ホール
劇場公開日 1978年1月14日
解説
ウッディ・アレンが監督・脚本・主演を務め、大都会ニューヨークを舞台に描いたラブストーリー。冴えない風貌だがなぜか女性にモテるスタンダップコメディアンのアルビーは、歌手志望のアニーと出会って意気投合し、一緒に暮らし始める。しかし上手くいったのは最初だけで、時が経つにつれて互いの嫌な部分が目につくようになり、2人の溝は深まっていく。そんなある日、アニーは大物音楽プロデューサーのトニーからカリフォルニア行きを勧められ……。ダイアン・キートンがヒロインを務め、歌手のポール・サイモンがトニーを演じた。ブレイク前のクリストファー・ウォーケン、シガニー・ウィーバーらが出演しているほか、作家トルーマン・カポーティがカメオ出演。1978年・第50回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞を受賞した。
1977年製作/93分/PG12/アメリカ
原題:Annie Hall
配給:ユナイト映画
スタッフ・キャスト
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2022年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD
◆感想・・ になってません。
・この作品は、20年ほど前に観たが、面白さが分からなかった。
だが、その後、ウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」「ハンナとその姉妹」「ミッドナイト・イン・パリ」を鑑賞しこの作品でウディ・アレンが挑戦した映画技法が成功して素晴らしき作品になった事を知った。
更に言えば、近年の「ブルー・ジャスミン」や、始めて彼の作品を映画館で観た「男と女の観覧車」「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」も面白かった。
・で、久方ぶりに鑑賞したが、矢張り今作は映画知識を問われるリトマス試験紙の様な作品だな・・、と思った。
・映画館で並んでいる時に、後ろの男がフェデリコ・フェリーニの批評をしたり、作家を批判したりしている言葉を聞きながら、イラつくアルビン(ウディ・アレン)が、イキナリその作家を連れてきて、男に対し、”君の解釈は間違っている”と言わせたり、第4の壁を矢鱈と乗り越えて来るし、小学生時代のクラスメートに将来何になったかを語らせたり、アニーとSEXしようとしている時に、アニーの精神が幽体離脱したり・・。画面分割したり・・。
<2回目に見ると、ナカナカ面白かった作品であるが、どーも、映画技法を盛り込み過ぎていて気が散ってしまうのだなあ・・。
後、20年後に見るともっと面白く感じられるようになれば良いなあ、と思った作品である。>
■ダイアン・キートンについて
・この作品の彼女は、実に魅力的である。
だが、その後もコンスタントに作品に主演女優として出演されている。
「ロンドン、人生はじめます」「また、あなたとブッククラブで」「チア・アップ!」は、映画館で鑑賞したが、とても素敵な齢の重ね方をされていて、凄いなあと思った女優さんである。
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ウッディアレン満載の斬新な映画。
画面から突然話しかけてきたり、過去の自分に会いにいったり、台詞とは別に本心が同時に語られたり。
皮肉なユーモアがウッディアレンらしい。ダイアン・キートンの服装もマニッシュでオシャレ
オシャレな都会風恋愛映画。
ただ字幕のスピードにしばしばついていけなかった笑。ウッディアレンが早口なのか私が遅いのか、、
2021年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
公開当時、アニーホールルックと命名され流行した、ダイアン・キートンの着こなすマニッシュな装いが素敵だった。ベスト、シャツ、ネクタイ、太めのパンツ、コート、ロングブーツ。LAでのワンピース1シーン以外は全てパンツスタイル。衣装担当者には反対されたのに通したのがカッコいい。自分の好きが自分に似合う幸福。
ストーリーは当時斬新だったらしい、延々と続く会話劇。これぞウッディ・アレン、いう感じ。女性が好きだが病的に神経質な主人公。恋人と口論と仲直りを繰り返しつつ物語は進行する。構成も劇中劇など色々と凝っている点は見応えがある。
2021年8月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
嫌なというかめんどくさいインテリ成分を煮詰めてできてるような主人公。アレンとイコールかは定かでは無いが、アレン自身が出演してると、どうにも生々しいというか、君らの痴話喧嘩どうでもいいです、っていう気持ちが大きくなってくるのはなぜか。
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