「市民ケーン」から「パルプ・フィクション」までアカデミー賞を逃した傑作28作品
2014年2月25日 11:11

写真:Everett Collection/アフロ
[映画.com ニュース] アカデミー賞といえば映画界最高の栄誉と言われるが、映画史に残る傑作すべてが作品賞を受賞しているわけではない。第86回アカデミー賞受賞式が目前に迫るなか、The Wrapはアカデミー賞を逃した傑作28作品をリストアップした。
「市民ケーン」や「博士の異常な愛情」など当時は革新的すぎた作品や、「オズの魔法使」や「チャイナタウン」などライバルが強力すぎたために受賞を逃した作品、また、「なぜ受賞できなかったのか?」という謎が語り継がれている名作がリストアップされている。
アカデミー賞を逃した名作と、その年に作品賞を受賞した作品のリストは以下の通り。
「街の灯」 (受賞作は「グランド・ホテル」)
「キング・コング」(33) (「カヴァルケード」)
「オズの魔法使」(39) (「風と共に去りぬ」)
「市民ケーン」(41) (「わが谷は緑なりき」)
「素晴らしき哉、人生」(46) (「我等の生涯の最良の年」)
「雨に唄えば」(52) (「地上最大のショウ」)
「シェーン」(53) (「地上より永遠に」)
「裏窓」(54) (「波止場」)
「捜索者」(56) (「八十日間世界一周」)
「めまい」(58) (「恋の手ほどき」)
「サイコ」 (「アパートの鍵貸します」)
「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(64) (「マイ・フェア・レディ」)
「卒業」 (「夜の大捜査線」)
「俺たちに明日はない」(67) (「夜の大捜査線」)
「明日に向って撃て!」(69) (「真夜中のカーボーイ」)
「チャイナタウン」(74) (「ゴッドファーザーPartII」)
「ジョーズ」(75) (「カッコーの巣の上で」)
「ナッシュビル」(75) (「カッコーの巣の上で」)
「タクシー・ドライバー」(76) (「ロッキー」)
「ネットワーク」(76) (「ロッキー」)
「スター・ウォーズ」(77) (「アニー・ホール」)
「地獄の黙示録」(79) (「クレイマー、クレイマー」)
「レイジング・ブル」(80) (「普通の人々」)
「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(81) (「炎のランナー」)
「ブレード・ランナー」(82) (「ガンジー」)
「E.T.」(82) (「ガンジー」)
「ドゥ・ザ・ライト・シング」(89) (「ドライビング・MISS・デイジー」)
「パルプ・フィクション」(94) (「フォレスト・ガンプ 一期一会」)
(映画.com速報)