真夜中のカーボーイ

ALLTIME BEST

劇場公開日:1969年10月9日

解説・あらすじ

ジョン・ボイトとダスティン・ホフマン共演によるアメリカン・ニューシネマの名作。大都会ニューヨークで生きる若者たちの孤独と友情を描き、第42回アカデミー賞で作品賞・監督賞・脚色賞を受賞した。テキサスの片田舎からニューヨークへやって来たカウボーイ姿の青年ジョーは、自身の肉体と美貌を武器に金持ち女性の相手をして富と名声を得ようと考えていた。しかし最初の客に騙され、逆に金を巻き上げられてしまう。そんな彼の前に、足の不自由な詐欺師ラッツォが現れる。2人はともに底辺から這い上がろうともがくうちに奇妙な友情で結ばれていくが、ラッツォは深刻な病に侵されていた。監督は「ダーリング」「遥か群衆を離れて」のジョン・シュレシンジャー。

1969年製作/113分/PG12/アメリカ
原題または英題:Midnight Cowboy
配給:ユナイト
劇場公開日:1969年10月9日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第27回 ゴールデングローブ賞(1970年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ダスティン・ホフマン
最優秀主演男優賞(ドラマ) ジョン・ボイト
最優秀助演女優賞 ブレンダ・バッカロ
最優秀監督賞 ジョン・シュレシンジャー
最優秀脚本賞 ウォルド・ソルト
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映画レビュー

4.0「大都会で貧困に生きる二人の友情と旅立ち再生」

2025年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

第42回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、脚色賞受賞。3冠達成の名作です。

冒頭からネルソンの有名な曲にのって、ジョー(ジョン・ヴォイト)はある野心をいだいてテキサスから単身ニューヨークへやってきた。バーで知り合った足が悪く仕事もなく、盗みを生業とし、みんなからさげすまれているリコ(ダスティン・ホフマン)に騙されてしまう。

仕事もなくホテルを追われ、行き場のないときリコに偶然出会う。ジョーはリコに恨みをぶちまけると、なんとリコが自分の家へ来いという。そして二人は取り壊し寸前のリコの部屋に同居するようになる。

リコはなんとかジョーの仕事を軌道に乗せようとやっきになるが叶わない。途方に暮れる二人。リコの足と病気は悪化する一方であった。

ジョン・シュレシンジャーは、ジョーのトラウマとリコの夢、パーティーでの出来事を幻想的に描写する手腕は、時間と空間を超越し見る者の創造力をかきたてる見事さであった。まるで過去と未来と現実とうつつが同居するみたいに。

ジョーとリコ、貧困のどん底の暮らしは、ニューヨークという街は冷たすぎた。助けてくれる者もいない、雪は降る、寒さはどんどんひどくなり、部屋の中でも凍えている。ジョーの仕事も「真夜中」しかない日陰の仕事だ。そしてリコの病状もますます悪化していく。

しかしどん底をなんとかしのいでいた二人には強く、固い友情が育まれていた。ジョーの仕事もやっとなんとかなりそうなとき、リコの病気が急激に悪化し、リコはジョーにある願い事をする。リコの夢見た場所へ。二人はニューヨークを離れ、バスで向かう。もうすぐ目的地というとき・・・・。

ラストシーンのジョーの表情から、あなたは何を感じますか。
いい映画でした。多くの人に見てもらいたい映画です。

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かな

0.5酷い内容

2025年2月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

クソみたいな内容。2人のクズが大都市でもがいてる
だけの内容。 ぜんぜん共感できないので観ていても
苦痛なだけ。

なにが良いのか全然わかんねー >_<

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四葩

5.0フロリダに行こう

2025年1月13日
PCから投稿

NYのアバンギャルドで殺伐とした雰囲気、全くかみ合いそうもない二人の絶妙なバランス、回想シーンや妄想シーンのシュール、久しぶりに観たら結構前衛的な画面構成が多くて改めて驚かされました。監督のセンスと演出力が際立った「映画的な」映画です。

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越後屋

2.5どこがいいのか全くわからない

2024年7月8日
PCから投稿

主人公の空想とかいろんな イマジネーションの織り込みいいのか?パーティーのシーンの編集がされてるというのか? これはいわゆる 同病 相憐れむというやつで。途中で退屈で見ていられなくなった

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ろーけん