オズの魔法使
劇場公開日 1954年12月25日
解説
アメリカの児童文学作家ライマン・フランク・ボームの名作小説「オズの魔法使い」を実写映画化し、魔法の国オズに迷い込んだ少女の冒険をミュージカル仕立てで描いた名作ファンタジー。カンザスの農場でおじ夫婦と一緒に暮らす少女ドロシーと愛犬トトは、巨大な竜巻に巻き込まれ、魔法の国オズにたどり着く。エメラルド・シティに住むオズの魔法使いに頼めばカンザスに戻してくれると聞いたドロシーは、道中で出会った知恵のない案山子、心を持たないブリキ男、臆病なライオンとともに魔法使いのもとを目指すが……。主人公ドロシー役にはジュディ・ガーランドが抜てきされ、彼女が歌う劇中歌「虹の彼方に」も大ヒットを記録。1940年・第12回アカデミー賞で作曲賞と歌曲賞、さらにガーランドが特別賞を受賞した。監督は後に「風と共に去りぬ」を手がけるビクター・フレミング。
1939年製作/101分/アメリカ
原題:The Wizard of Oz
配給:MGM
スタッフ・キャスト
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2022年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、TV地上波
ミュージカル・ファンタジーの傑作
ビクター・フレミング監督作品
あの、Gone with the Wind
「風と共に去りぬ」の監督です。
竜巻で魔法の国へ飛ばされた
ドロシー(ジュディ・ガーランド)が、
冒険の旅に出る物語
あまりにも有名ですね。
途中で出会った
カカシは「知識」を
ブリキロボットは「心」を
ライオンは「勇気」を
探しながらオズの魔法使いのもとへと・・
オズの国以外は、モノクロ映像ですが
そのオズの国での
色彩美溢れる映像に感動。
ドロシーが履いていた
ルビー👠色のパンプスが印象的。
主題歌の
「Over The Rainbow」🌈
大好きな曲です💗
2022年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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脳のない案山子、心のないブリキ人間、勇気のないライオンという大きな欠落を抱くキャラがドロシーと旅をするみたいなのはなんとなく知っていたのだけど、どんな物語なのかぼんやりした印象しかなかったため、その全貌をようやく知ることができた。
脳のない案山子と言ってもけっこう知的だし、ブリキ人間も詩や芸術をたしなむ感性がないと悩んでいたけど、かなりエモーショナルだ。ライオンも単に気の持ちようだ。
音楽や歌がとても楽しいし、話も面白い。カラーだし、第二次世界大戦が開戦した年に制作されていたとは驚異的でこんな文明の進んだ国に日本が勝てるわけがない。
こんなに面白い映画だと思ってもみなかった!笑いのセンスもテンポも素晴らしい!
衣裳、舞台セット、楽曲、特撮、脚本、オーディエンスの扱い方、、、翻訳と字幕のタイミングさえも。
あげればきりがないけど、各セクションが当時の技術の粋を総動員して、しかもそれが個々で終わるのでなく連携を取り合って世界を作り上げてる。
トト役の犬はもちろん、カラス役のカラスまでも演技は完璧で。
特撮と分かっていても
愛と温もりが溢れているのはなんでだろう
物に魂が宿ることがあるならば
CGでそれを表現することが難しいからではないでしょうか
(表現を星や点数で評価することに、それは違うのではないかと最近思い始めてきてる。つけないと投稿できないので仕方なくつけてる)
1939年に作られた子供向けのミュージカルファンタジー。
知恵の欲しいかかし男、心の欲しいブリキ男、勇気の欲しいライオン男も見事、現実世界がモノクロで、夢の世界は鮮やかなテクニカラーも素晴らしい。
主役のジュディ・ガーランドもはまり役、いい歌が多く楽しめる。
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