八十日間世界一周
劇場公開日:1957年7月20日
解説
ジュール・ベルヌの同名冒険小説を映画化し、1957年・第29回アカデミー賞で作品賞を含む5部門に輝いたアドベンチャー映画。1872年、ビクトリア朝時代のイギリス。英国紳士のフォッグ氏は社交クラブの仲間と、80日間で世界一周できるかという賭けをする。2万ポンドもの大金を賭けたフォッグ氏は、従者パスパルトゥーを連れてロンドンを出発。しかし飛行機すらない時代の世界旅行は困難の連続で、2人は予想外の大冒険を繰り広げる。名優デビッド・ニーブンが主演を務め、従者パスパルトゥーを世界的コメディアンのカンティンフラス、旅の途中で仲間に加わるアウダを当時新進女優だったシャーリー・マクレーンが演じた。フランク・シナトラ、マレーネ・ディートリッヒ、バスター・キートンら豪華な顔ぶれがカメオ出演。
1956年製作/167分/アメリカ
原題:Around the World in 80 Days
配給:ユナイト=松竹
スタッフ・キャスト
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受賞歴
受賞
最優秀作品賞(ドラマ) | |
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) | カンティンフラス |
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2023年5月3日
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鑑賞方法:VOD
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小学校一年生か二年生位に親父に連れられて見に行った。シャーリー・マクレーンのファン(?)になった。インドの女性って奇麗だなぁと思って、シャーリー・マクレーン、オリビア・ハッセー、トレーシー・ハイドとちょっと変わった女優が好きで、我が性の目覚めアイドルだ。勿論、マリリン・モンローとオードリー・ヘップバーンも。
2022年10月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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SFの父のひとりであるジュール・ヴェルヌ作の映像化。旅には必ずトラブルはつきもの。
80日間の旅を3時間に凝縮して表現する作品は世界一周の定点観測と共に地球という惑星を狭くした人類の進歩と勇気を表現している。
主人公フォグの伸びた背筋は、揺るがない意志の表れ。
相棒のパスパトゥのフットワークの軽さは、
色々なミラクルを起こす。
紳士的佇まいと動物的身のこなし。
論理的思考と野生的感性。
この対局にあるものがかけ合わさったとき
飛行機がない時代の80日での世界一周は達成される。
もちろん、お金の力も借りて。
最後の社会改良クラブのある紳士の「大英帝国の終わりだ」というセリフは、
特権階級の肥えて狭くなった「視野」に対する皮肉だろう。
今ある常識は我々が今小馬鹿にしている突拍子もない考えに必ず覆される。
それを軌道にのせる筋道だった考え方、
時に力づくで押し切れる資本力、
そして、困難をひらりとかわすひらめきが不可能を可能にしていく。
2021年12月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
たまたま小説読んで、直後にBSのプレミアムシネマでえ連ドラ予約で録画されており
鑑賞した。
映画ではパスパルトゥの大活躍のような感じだが、小説ではフォッグ氏の
強い意志と義侠心を感じる。
ラストも、間に合ったシーンが先で種明かしはあとだった。
映画で名場面だと思ったのは、ニューヨークからイギリスまでの船旅で、
石炭が尽き、船の建造物壊して燃やすものも尽きた時、
フォッグ氏は自分の帽子とズテッキは焚べた。
そこにこの旅への並々ならぬ思いを感じた。
ヴェルヌの知識と、文章力には驚かされます。
2021年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
実写映画の意義を感じた。
いつのどんな映画にも、その時代背景や風俗が見えるものだろうが、フィクションとはいえ、この時代に世界一周をしようとすると、どんなに大変だったろう。
そしてその夢をやり遂げた人たちの達成感は、いかばかりだったろうか。
とにかく、私はこの大作に引き込まれていった。