ナッシュビル

ALLTIME BEST

劇場公開日:

ナッシュビル

解説

テネシー州ナッシュビルで開催されるフェスティバルにたくさんの参加者たちが集まってくる。イギリスからやってきたテレビのレポーター、様々な事情を抱えた歌手たちとその取り巻き、そしてファン、夫のもとから逃げてきた女性や旅の果てに流れ着いた者、さらに大統領候補とキャンペーンのスタッフ。聴衆が見守る中、コンサートが始まるが……。多彩な登場人物たちのエピソードが最後にはひとつに収束。その展開も見事な集団劇。2011年8月、特集上映「ZIGGY FILMS '70s '70年代アメリカ映画伝説 第2弾」でリバイバル。

1975年製作/159分/アメリカ
原題または英題:Nashville
配給:日本スカイウェイ、アダンソニア
劇場公開日:2011年8月6日

その他の公開日:1976年4月(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第48回 アカデミー賞(1976年)

受賞

主題歌賞

ノミネート

作品賞  
監督賞 ロバート・アルトマン
助演女優賞 ロニー・ブレイクリー
助演女優賞 リリー・トムリン

第33回 ゴールデングローブ賞(1976年)

受賞

最優秀主題歌賞

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀助演男優賞 ヘンリー・ギブソン
最優秀助演女優賞 ロニー・ブレイクリー
最優秀助演女優賞 ジェラルディン・チャップリン
最優秀助演女優賞 バーバラ・ハリス
最優秀助演女優賞 リリー・トムリン
最優秀監督賞 ロバート・アルトマン
最優秀脚本賞 ジョーン・テュークスベリー
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2

(C)1975 Paramount Pictures corporation

映画レビュー

4.0歌が長い

2022年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

名匠アルトマンお得意の群集劇。ドラマとして良くできていました。
沢山の登場人物の細かいエピソードを皮肉を込めて紡いでいくところ、そしてそれら多数のエピソードが終末へと繋がっていく展開はアルトマン監督の真骨頂です。また、ナッシュビルという保守的な田舎を風刺することでアメリカそのものの退廃というか病理が浮き彫りになってきます。そんなところが傑作たるゆえんだと思っています。
お叱りを覚悟で言えば歌のシーンが退屈で長すぎ。歌はそれなりに重要な要素ではありますが、つまらないカントリーソング(ナッシュビルだからしょうがないのはわかります)をいちいち2曲ずつフルコーラスで聞かされるのはつらい。せめて一人1曲で笑。歌を削れば2時間以内になるのに。好意的に見るならば....音楽シーンがやたらと長いのは「うんざり感」とか「倦怠感」みたいなのを醸していて、悲劇を生み出す遠因を暗示している、なんてのは考え過ぎかな笑。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
arlecchino

3.0皮肉と侮蔑に満ちた表現がなんとも毒々しい

2021年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

映画
『ナッシュビル』
の感想をブログに上げました。

『巨匠を観る』企画、12作目(全27作)の映画です。

監督:ロバート・アルトマン
制作年:1975年
制作国:アメリカ
アカデミー賞 歌曲賞

【あらすじ】
70年代の政治批判の強いアメリカを背景に、保守的な土地でスター達を政治利用する姿をシニカルに描いた、総勢24人が入り乱れる群像劇です。

それぞれの思惑が交錯する中で進められるストーリー。
バラバラの24人がラストに向けてどう関わってくるか?

【感想】
皮肉と侮蔑に満ちた表現がなんとも毒々しくて、すっきりと面白いとは云い辛い作品でした。
時代背景や土地柄等の理解がなく、ブラックな笑いを思いっきり悪意で受け取ってしまったような。
とは言え、群集劇らしくラストに向けての目を見張る様な展開は素晴らしかったです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ブログの方では、ネタバレありで個人感想の詳細とネット上での評判等を纏めています。
興味を持って頂けたら、プロフィールから見て頂けると嬉しいです。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

コメントする (0件)
共感した! 1件)
trico

3.5This is America

2021年2月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

寝られる

.
アメリカの中でも捕手的な街、テネシー州ナッシュビルを舞台に、大統領予備選挙のキャンペーンまでの5日間を描く話。
.
『有頂天ホテル』とか『エイプリルフールズ』みたいに、いろんな人の話がそれぞれ合って最後に1つになる(?)みたいな話。こういう映画って俳優を知ってるからこそ面白いわけで、古い映画でさらにアメリカ人の顔なんて見分けがつかないのでそれを3時間弱見せられるのはなかなか辛いものがあります。
.
でも三谷映画のように、1つのスカッとする終着点があるわけでもなく、なんとも言えない後味を残すのがThis is Americaという感じがする。
.
終始カントリーソングが流れているんだけど、ほとんど男女の愛情についての歌だったのが印象的。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
せつこん

0.5わからなかった

2020年9月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
KEI