パルプ・フィクション
劇場公開日 1994年10月8日
解説
クエンティン・タランティーノが「レザボア・ドッグス」に続いて手がけた監督第2作で、1930~40年代のアメリカで流行した大衆向け雑誌の犯罪小説(=パルプ・フィクション)をモチーフに、3つのエピソードが交錯する斬新なスタイルで描いたクライムドラマ。ギャングのビンセントとジュールスは組織を裏切った青年の家を訪れ、盗まれたトランクを取り返す。また、ボスから愛妻ミアの世話を頼まれたビンセントは彼女と2人で夜の街へ繰り出すが、帰り際にミアが薬物を過剰摂取し昏睡状態に陥ってしまう。一方、落ち目のボクサーであるブッチは八百長試合を引き受けるが裏切って勝利を収め、恋人とともに街から逃亡を図る。出演はジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン。当時キャリアが低迷していたトラボルタは本作で一気にスターの座に返り咲いた。第47回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール、第67回アカデミー賞で脚本賞を受賞。
1994年製作/154分/アメリカ
原題:Pulp Fiction
配給:松竹富士
スタッフ・キャスト
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2022年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
久しぶりに見直した。
あのオープニングクレジットへの入り方が何度見てもイイですね。
印象的なシーンがたくさんあって一度見たら忘れられない映画です。(テーマはよくわからなかったけど、、)
何よりテンポの良いセリフ回しのセンスが最高。タランティーノ自身も出ていておおっ!となりました。
また絶対見たくなるだろうなあ。
時系列を整理して、疑問を待たせることで映画に引き込まれる仕組みがすごいと思った!
一つ一つのシーンごとに魅力が詰まってる良作👍
以前から評判は聞いてた名作だったので、たまたまHuluで観れるということで鑑賞することに。とにかく出てくるキャラがみんな不良笑
ユマ・サーマンの出番あれだけ?
もっと重要人物なのかと思ったのだが😅
タランティーノ監督の癖ありまくりの作品でした。
2022年3月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
アカデミー脚本賞を受賞した、鬼才タランティーノによる、タランティーノらしさが全編に渡って染み込んだドタバタ・アクション。まずは、あのギターのテーマ曲を聴くだけで、胸が躍る。
とにかく、内容については、訳わかんない,というのが正直な感想。登場人物も入れ替わり立ち替わり、凄い面々が顔を出し、ストーリーが有るようで、無いようで…。時系列もバラバラ。後になって「あー、そういうこと」というシーンが映し出されて、初めて納得。
至るとこに、血生臭い殺し合いも盛り込まれているのに、何故か、そこで、笑ってしまうようなシチュエーシ。しかし、しっかりと印象に残るという不思議さ。そこが、タランティーノ作品たるところ。次第にストーリーに引き込まれて、観終わったときには、面白かったと思える作品。
ストーリーは、大きく3つからなる。
1つ目は、ジョン・トラボルタを中心に、ボスの情婦役のユマ・サーマンとの、麻薬絡みのデート。
2つ目は、ボクサー役のブルース・ウィルスが、八百長で負けるはずだった試合に勝ってしまい、マフィア役のヴィング・レイムスとの格闘劇。
3つ目が、タランティーノ自身も出演し、トラボルタの相棒のサミュエル・ジャクソンと、謝って車の中で殺してしまったチンピラの死体処分を、ハーヴェイ・カイテルに依頼。
そして、それらのストーリーが、巡り巡って、最初のシーンへと繋がって、収束していく。本作では、映像と共に、舞台演劇のような台詞回しや言葉のやり取りが絶妙で、コメディ色を醸し出しているのが、タランティーノらしさなのだろう。
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