Diner ダイナー

劇場公開日:

Diner ダイナー

解説

藤原竜也と蜷川実花監督が初タッグを組み、平山夢明の小説「ダイナー」を映画化。元殺し屋の天才シェフ、ボンベロが店主をつとめる殺し屋専用の食堂「ダイナー」。日給30万円の怪しいアルバイトに手を出したばかりに闇の組織に身売りされてしまった少女オオバカナコは、ボンベロに買われウェイトレスとして働くことに。ボンベロが「王」として君臨するダイナーには、全身傷だらけの孤高の殺し屋スキンや、子どものような姿をしたサイコキラーのキッド、不気味なスペイン語を操る筋肉自慢の荒くれ者のブロら、ひと癖もふた癖もある殺し屋たちが次々とやって来て……。ダイナーの店主ボンベロ役を藤原、物語の鍵を握る少女オオバカナコ役を玉城ティナが演じるほか、窪田正孝、斎藤工、小栗旬、土屋アンナ、奥田瑛二ら豪華キャスト陣が殺し屋役で出演。

2019年製作/117分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2019年7月5日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20
  • 画像21
  • 画像22

(C)2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会

映画レビュー

4.0映像の美しさにただただ心を奪われる

2024年2月27日
PCから投稿

映画開始の冒頭から主人公の自分語りが始まり、そこからたった数分のうちにあっという間に急展開。その間圧倒的な映像美に見る者の心を奪っていく。
この映画は原作がある作品ですが、映画の冒頭で「この街に行きたい」という色鮮やかな街が登場しますが、あのシーンは原作には登場しません。映画オリジナルです。
そこからもいかにこの映画が映像にこだわっているか理解できます。
あと原作と比べるとこの映画は圧倒的に振り切っていて素晴らしいです。
原作通りにしすぎると絶対に地味な映画になっていて記憶に残らなかったでしょう。
この映画はストーリーの細かな部分は覚えてなくても必ず映像のどこかの部分は記憶されるでしょう。

素晴らしいです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
みる

4.0蜷川実花を見直した!

2024年1月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

全ての評価点が拮抗している映画、というのが私にとっては2本目である。なるほど映画というのは、観る人のどの部分を刺激するのか、すべては受けて次第なのだと改めて思う。

映画に期待することというのは色々あって、大雑把に分けると「映像・物語・演出・演技」辺りかなぁ、と想像してみる。
とにかくスゲー映像に興奮したい人、心震わす物語を味わいたい人、神がかった演出を堪能したい人、情感たっぷりの演技に酔いしれたい人。
映画が「絵と音と動きの総合芸術」である以上、受け手の期待が一致しないのは仕方がない。

かく言う私は「ストーリー寄りの演出厨」であり、俳優萌えの監督推しという厄介な期待値を持って映画を楽しんでいる。
とは言うものの映像表現がブッ飛んでいればそれは大幅加点となるわけで、ともすればストーリーやら人物描写を地平の彼方へ追いやり、「この映画面白い!」と唸るしかない。
「Diner」はそういう映画だ。

私の記憶が確かなら、蜷川監督はアクション初挑戦のはず。「なのに」と言うべきか「だから」と言うべきか、目も醒めるようなスタイリッシュ・アクションを観せて頂きました。
横っ飛びガンアクションで「おぉ」と思ったら、相手も横っ飛びガンアクション、なんて普通は思うまい。「マトリックス」かよ!
外連味たっぷりなところが美術や世界観とあっていて、とても良い。

殺し屋専門ダイナー仕入れ問題、食材ストック方法の斬新さ、どこで買ったの?な衣装など、些末なツッコミなどどうでもよくなるな。
ラストはちょっと説明しすぎ感あるけど、全体としてよくまとまってたし、自分の強みを思いっきり活かして来た良作だと思う。

ストーリーの説明なんかどうでも良いから、ニコラス・ウィンディング・レフンやコルネル・ムンドルツォのように、独自の表現を磨いて突っ走って欲しい。

おまけで。
「料理が気色悪い」って言ってる人がチラホラいるけど、あれはわざとだからね。意図して美味しそうに完成した料理にドロッっとしたソースをかけてる。死の臭いが漂ってきそうな、気味の悪さをプラスしてる。
死を連想させない料理も出てきたでしょ?ネタバレになるから、どことは言わないけどね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
つとみ

4.0暗い闇の中、チラリと見える美しきものに心惹かれました。

2023年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

萌える

視覚と聴覚を満足させていただきました。

キャラ、配色、光の差し込み具合などが魅力的でした。

本作のメッセージを自分なりに解釈し”ラリルレロ”に当てはめてみました。
ラ・・・乱暴な奴らから逃げろ。
リ・・・料理は誰のために作るかだけを考えろ。
ル・・・縷々綿々たる日々に想像力を働かせろ。
レ・・・恋愛要素が映画を面白くする。
ロ・・・ロイヤリティを高めることを目指すべし。

前半、作り物要素の羅列に没入しにくさを感じましたが、菊千代が登場したあたりから夢中になれました。

素敵なオブジェとカッコいいアクションを多角的に見せてくれようとしたのか、カメラワークに落ち着きがありませんでした。それでも、瞬間的に映される美しいもの見たさに目が釘付けになりました。

コメントする 2件)
共感した! 6件)
Don-chan(Daisuke.Y)

5.0普通に良かった

2023年11月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

原作の今回登場したオリジナル人物を知ってる程度までと結末だけ知ってたけど、話を無茶苦茶端折ってはいるのに上手く落とし込めてたんじゃないかなと

藤原竜也の怪演熱演もよく、原作通り各キャラの個性が強すぎるって感じ(勿論良い意味で)

しかもぶっちゃ撮影スペースはメッチャ狭く限定的なんだけど退屈さは全く感じなかった

ハッピーエンドだったのは個人的に心地よく話を見終われて凄いよかった

コメントする (0件)
共感した! 0件)
洋画好き
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る