俺たちに明日はない
劇場公開日:1968年2月24日
解説
大恐慌時代のアメリカに実在した強盗カップル、ボニーとクライドの破滅的な青春を描き、アメリカン・ニューシネマの原点となった傑作犯罪映画。1930年代のテキサス。退屈な日常に飽き飽きしていたウェイトレスのボニーは、刑務所帰りの青年クライドに興味を抱き、彼が食品店を強盗する姿にすっかりほれ込んでしまう。それ以来行動をともにするようになった2人は、盗んだ車で各地を移動しながら銀行強盗を繰り返していく。やがてガソリンスタンドの店員C・Wやクライドの兄バックとその妻ブランチも加わり、5人組強盗団として世間から注目を浴びる存在となるが……。壮絶なラストは映画史に残る名シーンとして知られ、主演のウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイを一躍スターの座に押し上げた。第40回アカデミー賞で助演女優賞(エステル・パーソンズ)と撮影賞を受賞。
1967年製作/112分/アメリカ
原題:Bonnie and Clyde
配給:ワーナー・ブラザース・セブン・アーツ
スタッフ・キャスト
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2023年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
この作品について、現実味がない、だとか共感できない、だとか違和感あるだとか色々言っておられる方いますが、いいんです。この映画はスリルと迫力とお色気とユーモアと哀愁とバイオレンスと全てを満載した最高のエンターテイメント作品なんです。実在の話を元に・・・とか深く考えんでいいんです。
圧巻なのがキャスティング。よくもこんな個性的な俳優を集めてきてその魅力を存分に引き出したものです。
有名どころの3人は言うまでもないけれどエステル・パーソンズとマイケル・J・ポラードの存在感、ハンパないっ。
エステル・パーソンズは助演女優賞を受賞。私の親愛なるマイケル・J・フォックスの”J”は敬意をこめてマイケル・J・ポラードからお借りしたんですよね。にもかかわらずほかの映画で見たことない、二人とも。この映画でのインパクト強すぎ。
うん、やっぱりフェイ・ダナウェイには言及しとこう。ただのお色気姉さんではない。表情一つ一つが印象的。ダイナーで「髪下ろしてみたら」って言われてちょっととまどいながら応じるシーン。カワイーです。
一つだけ残念なのが邦題の「俺たちに・・・」これ要らんです。この映画は「Bonnie and Clyde」なんですっ。言ってもしゃーないですね。その当時商業的に必要やったんですね、この陳腐なタイトル。どーでもえーです。とにかくサイコーです。
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自業自得だろう。
最後の銃撃シーンは目にしていたが、
ストーリーは想像していたものとは違っていた。
いくらアメリカの不景気時代とはいえ、
主役二人だけでなく兄夫婦やC•W•モスも
倫理観•道徳感無さ過ぎ。
不釣り合いなあの軽快な音楽が時折流れる。
彼らのしている事楽しんでいるかのような曲♪
世間からヒーロー扱いもされていたのか?
真に受けて調子に乗る常識の無さ!
あの弾の撃ち過ぎは、警察官達の心の表れ❗️
(余談)
クライド役が、ウォーレン•ビューティだったとは⁉️
『天国から来たチャンピオン』良かったのに。
2022年9月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
アメリカンニューシネマと言われる映画の中で、好きな映画に入る。
理由はフェイ・ダナウェイの美しさに惹かれながらも、最後の無惨な姿にギャップを感じて、ショックを受けてしまったことだと思う。中学生になってから見たと思うが、ゴッドファーザーのソニーの無惨な姿と合わせて、僕のある意味トラウマになったと思う。
今見ると、刑務所帰りの田舎者とただのウェトレスに過ぎない田舎者には見えないくらい美男、美女で、共演の不細工な三人がそれを引き立てていると分かる。なんか、姑息な演出(キャスティング)だとは思う。
また『フォギー・マウンテン・ブレイクダウン』がドタバタなコメディ仕立てな効果を出しており、悲惨な最後へギャップを作っている。今見ても、フェイ・ダナウェイの姿だけはショックを受ける。ウォーレンビューティは『ざまーみろ』だが。
追伸
ジーン・ハックマンのリアルな最後も凄い
追追伸
フェイ・ダナウェイは最後に瀬戸物の人形を女のコにあげたのか?僕はその行為が『彼女は子供が欲しかった』のでは。と感じた。もう少しその点を強調して、演出があっても良かったのでは。と思う。
2022年6月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
過信がエスカレートして無敵と勘違いしてしまう主人公。
凄絶なラストシーンが印象的です。