キング・コング

劇場公開日:

解説

「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のピーター・ジャクソン監督が、映画監督をめざす契機となった1933年の「キング・コング」をリメイク。オリジナル作と同じ30年代を舞台に、美女と野獣の感動ドラマを最新映像技術で映像化。スタッフは「ロード・オブ・ザ・リング」と共通。「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツ、「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックらが共演。

2005年製作/188分/アメリカ
原題:King Kong
配給:UIP

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第78回 アカデミー賞(2006年)

受賞

視覚効果賞  
音響編集賞  
音響録音賞  

ノミネート

美術賞  
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映画レビュー

4.0コングさんに感情移入

なおさん
2022年8月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

劇場公開時鑑賞。オリジナルも最近のも観てないが。
完全にラブストーリー。
愛を知り愛を求めるコングさん…。ピー(ター・ジャクソン)ちゃんが自己投影されているのかな、と思ったが、この頃激痩せして男前になってたし、違うかな。

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なお

3.5文句なしの娯楽作品

琥珀糖さん
2022年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2004年。監督ピーター・ジャクソン。
…………………出演は、ナオミ・ワッッツ、エイドリアン・ブロディ、
………………………………ジャック・ブラック。

人間の女性とキング・コングに芽生える愛を縦糸に、
髑髏島で生息していたキングコングと猛獣たちの眠りを覚ましてしまう
人間のエゴが描かれます。
しかし堂々のアクション・アドベンチャー作品。
キングコングどころか、恐竜やグロテスクな生き物がてんこ盛りで、
文句なしに楽しめました。
髑髏島・・・と聞くだけで、興奮します。
なぜなら2017年作の『キングコング:髑髏島の巨神』がまた、
とても面白かったから。
でも本作は、《空前のスケール》と紹介されている通り、
大満足と興奮の188分。
全く長いとは思いませんでした。
それにしてもナオミ・ワッツがキングコングを見つめる眼差し。
「美しい・・・美しい・・・」
ウットリと慈しみと愛を込めて、つぶやきますが(やや、疑問?)
映画監督カール(ジャック・ブラック)の野望により、島で生け捕りされ
見せ物にされたキングコングは、劇場で鎖を切り、ニューヨーク市街で、
大暴れをします。
髑髏島で愛に目覚めたコングは、愛するアン(ナオミ・ワッツ)を求めているのです。
コングのモーション・キャプチャーは今では第一人者のアンディ・サーキス。
コングの愛と哀しみを、そのつぶらな瞳の中に表現しています。
人間の女性と猛獣の異種間恋愛が、違和感なく涙を誘うのは、
人間界では生きられないコングの宿命に共感するからでしょうか……。

エンパイア・ステイトビルのテッペンに昇り、鬨の声を上げ、胸を叩く
キングコングのポーズ。
けれども周囲の空には多くのコングを狙う飛行機からの銃弾。

俯瞰からの高層ビル郡の美しい光景が悲しく映りました。

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琥珀糖

4.0リメイクは越えられない

越後屋さん
2022年7月8日
PCから投稿

悪くないです。なかなか面白いです。
ただしリメイクはオリジナルが凄いから再作するのであって、オリジナルを知ってる者にとってはどんなに素晴らしい出来栄えであっても、所詮リメイクでしょ、まあ見てあげるけど、ってのが基本的な態度です。
難をいえば、島の戦いが長すぎて少し飽きます。更に、CGが案外雑です。アメリカのCGってこの程度?というのが正直な印象。
そこそこ娯楽作としては良いですが、普通に面白い程度です。とにかくオリジナルが凄すぎるからね。

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越後屋

2.0想像以上に悲惨な出来栄えだった。 映像のリアルさとか、迫力などを強...

2022年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

想像以上に悲惨な出来栄えだった。

映像のリアルさとか、迫力などを強調して見せたいのだろうが、リアルさにこだわればこだわるほど、細部のウソが強調されて目立ってしまう。

肝心なのは美女と野獣が心を通わせ、摩天楼のてっぺんで叶わない恋心を打ち砕かれるクライマックスの悲しさ。そのおとぎ話をどれだけシンプルに成立できるかだけなのに、なぜこんなに大仰な長ったらしいお話になってしまうのか。

もう15年も昔の作品だと思えば納得も行く。それほどの年月に、当時最新鋭の技術の粋を集めた映像すら、細部のアラが目立つ。映像の進化は目覚ましい。どれほどの巨費がこの映画につぎ込まれたか知らないが、聞くところによれば、ピーター・ジャクソン監督は私財をなげうってまで、この映画の完成に心血を注いだという触れ込みだった。しかし映像や音響の評価はともかく、興行的にも作品の評価は芳しくなかったと記憶している。監督もしばらく立ち直れないダメージを被ったのではなかろうか。

どこら辺がウソっぽく見えたか、書き留めておく。

・嵐の中大波に揺られる調査船の映像。ほとんどCGで作られた映像なのだろうと思われる。ありえないアングルから俯瞰される映像は色味や波しぶき、船の挙動に至るまでいちいちウソくさい。

・コングの色。これほど大きな動物であれば、周囲の光源や気象、色調の影響を大きく受けると思われるのに、全編にわたってほとんど同じ色味で登場する。彼によって破壊される建物や乗り物、木や水の動きも重量感に乏しい。

・女優の演技は素晴らしいと思う。しかし、雪が積もるほどの都会で、裸に近いドレス姿で連れまわされれば、まず何よりも寒さに耐えることが前面に表現されるべきだろう。当然、温暖な気候で育ったであろうコングも、寒さから逃れることが最優先の行動基準になるはずだ。それなのに凍結した湖面で、まるでスケートを楽しむかのようなコミカルな映像がインサートされたり、現実離れも甚だしい。

・おそらくオリジナルの『キングコング』に忠実に作られたのだとは思うが、もちろんちゃんと見たことは無い。ほとんどの人がそうではなかろうか?リスペクトは大切だが、原作の改編も、必要に応じてやるべきだろう。具体的には、複葉機から銃弾を撃ち込まれて、高層ビルから転落するクライマックスだ。生き物が生存本能に則って行動したら、絶対にビルに登って戦闘機と闘う結論にはならないだろう。美女を守るためにやむを得ず登るとかだったらギリであり得るかもしれないが、出来るだけ生き残る確率が高い行動をとるはず。つまり、逃げるのが自然だ。美女が、劣勢のコングを守ろうとして高い梯子を必死で登る行動も不自然だ。あれだけの長梯子を、女性の細腕で一気に登り切ることはまず不可能。鍛え上げられたアスリートでもどうかと思う。

当時、あのピーター・ジャクソンがこだわりぬいた映像美は必見!みたいな売り文句だったと思うが、残念ながら一つも興を惹かなかった。不評かどうか見た人の感想にも興味が無かった。まず「いまどきキングコングかよ…」みたいな先入観が強かった。オリジナルが公開された当時は、本物の象すら見たことが無い人だってたくさんいたことだろう。映画で知的好奇心を満たす行動原理は今と変わらないにしても、巨大なサルが都会で美女をさらって大暴れする映像を、誰が見たいと思うだろうか。

2020.10.7

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うそつきカモメ
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