映画ドラえもん のび太とブリキの迷宮

劇場公開日:

解説

ブリキで出来ているブキリン島を舞台にのび太やドラえもんたちの活躍を描くアニメ。藤子・F・不二雄原作の同名漫画の映画化第十三作で、藤子・F自身が脚色、「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」の芝山努が監督。

1993年製作/100分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1993年3月6日

ストーリー

のび太のパパのところに不思議なトランクが届いた。開けると門が現れ、その先は一年中海水浴やスキーが楽しめ、ブリキのおもちゃだけが住むブリキン島。のび太とドラえもんはその島のブリキンホテルで大歓迎された。スキーで遊ぶうちにドラえもんとはぐれたのび太は、いったん戻ってからジャイアン、スネ夫、しずか達とホテルへ行くが、突然ブリキの飛行機の大群による爆撃を受けてしまう。ドラえもんは彼らに捕まっていた。びっくりするのび太達の前にサピオという少年が現れ、実はブリキン島はチャモチャ星人の宇宙船であることを告げる。島の地下の大迷宮には、ロボットから人間を救えるフロッピーが隠されていたのだった。フロッピーを狙うロボット皇帝ナポギストラーの軍隊からドラえもんを助けたのび太たちはサピオに協力して大迷宮に隠されていいるフロッピーを使ってチャモチャ星人達を救うのだった。

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映画レビュー

2.5迷路要る??

2024年10月28日
iPhoneアプリから投稿

やりたいことが散逸している印象が強い一作だった。ドラえもん不在の中、のび太たちだけで冒険を進めていくといういくらでも面白く脚色できそうなプロットにもかかわらず印象が薄い。

ブリキ仕掛けのブリキンホテルの雰囲気は見事なもので、底抜けの爽やかな青空と周囲の無人ぶりが不穏な先行きをありありと予感させる。

中盤でのび太たちが迷い込む攻略不可能の地下迷路・ラビリンスも仰々しく登場する割に結局どういう意味があったのかわからない。ロボット軍の侵攻からガリオン侯爵が自身の研究を保護したかったというのはわかるが、だからといってこんな難しい迷路を用意する必要があるのか…結局破壊されるし…

スペアポケットを逆流することで行方不明になっていたドラえもんを発見するという逆転の発想には膝を打ったものの、じゃあ最初からやれよ…と言いたくもなってしまう。しかしまあミニドラが可愛かったからいいか。

ロボット兵に扮しながら孤軍奮闘を繰り広げるジャイアンとスネ夫が本作のMVPではないだろうか。

作品全体のメッセージとしては「機械に頼りすぎるな」ということなんだろうけど、ロボット軍の侵攻というモチーフは『鉄人兵団』がきわめて高いレベルで実現してしまったし、ドラえもんの故障=不在というトピックも前作『雲の王国』で散々見ているので満足感は少ない。

というか『雲の王国』において天上世界で半分故障したドラえもんを介護するかのように雲の王国まで導こうとするのび太の慈愛を目の当たりにして、今更「機械(=ドラえもん)に頼りすぎてはいけない」などと宣言されたところでインパクトがない。

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因果

3.0ほとんど宇宙小戦争

2024年10月4日
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怖い

敵キャラはメッセージ性があり面白い。出だしも不気味で面白い。

過去作に見られるパターンが増えネタ切れ感が感じられます。
結局迷宮は何だったのか…ホテルは何だったのか。謎のまま。

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yuu000

5.0普段子供向けアニメなのに劇場版になるとガラッと変わる

2024年4月21日
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楽しい

怖い

興奮

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ぽん

3.5めっちゃ好きな映画

2024年3月14日
スマートフォンから投稿

今までのドラえもん映画とはひと味違う雰囲気のストーリー展開だった。ドラえもん映画ベスト5には入ってるくらい好きだけど3.5

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RRR👑《共感:650》

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