【おすすめの恋愛映画人気ランキングTOP30】絶対に感動する名作
2021年10月17日 12:00
おうちで恋愛映画を観ようかな、そんなときのご参考に! 映画.com編集部が本気で選んだ、「おすすめの恋愛映画人気ランキング」をご紹介します。
ハッピーエンドだったり、ちょっとほろ苦い結末だったり。温かく泣ける感動作もあれば、切なさに胸が締め付けられたり、かと思えばキュンキュンして恋がしたくなったり。観る人を心ゆくまで満足させるような、そんな素敵なラブストーリーを選んでみました。
●30位:「わたしはロランス」(2012年)
Check-in:3182人 ☆3.9
後に「たかが世界の終わり」などで世界的監督となるグザビエ・ドランが、23歳当時に製作したラブストーリー。女性になりたい男性と、その恋人の10年にわたる愛を描いた。
カナダ・モントリオールで暮らす国語教師ロランスは、恋人フレッドに「女になりたい」と告白する。そんなロランスを非難しながらも、彼の最大の理解者になることを決意するフレッドだったが……。
ロランス役に「ぼくを葬る」のメルビル・プポー。フレッド役のスザンヌ・クレマンがカンヌ映画祭ある視点部門で最優秀女優賞に輝いた。
●29位:「ブリジット・ジョーンズの日記」(2001年)
Check-in:3355人 ☆3.5
出版社勤務の32歳独身女性ブリジット。恋と仕事に奮闘する彼女の毎日を、等身大に描く。
原作は日本をはじめ世界23カ国でベストセラーになった同名小説。原作者フィールディングが共同脚本と製作総指揮を担当し、脚本には「ノッティングヒルの恋人」のリチャード・カーティスも参加した。
ブリジット役のレニー・ゼルウィガーが、役作りのため6キロ太ったのも話題となった。
●28位:「バッファロー'66」(1998年)
Check-in:3580人 ☆3.9
ダメ男だがなぜか憎めない主人公の人生模様と、彼の全てを優しく受け止めようとする少女を描いた、オフビートなラブストーリー。
5年の刑期を終えて出所したビリーは、故郷の街バッファローへ帰ることに。両親に「婚約者を連れて行く」と嘘をついてしまった彼は、見ず知らずの少女レイラを拉致し、恋人のふりをするよう強要。レイラはビリーと一緒に過ごすうちに彼の孤独な素顔を知り、次第に好意を抱き始める。しかし、ビリーにはやり残したことがあった。
監督・脚本・音楽・主演は、俳優・ミュージシャン・画家など多彩な活動で知られるビンセント・ギャロ。レイラ役は「アダムス・ファミリー」のクリスティーナ・リッチが担った。日本では1999年7月に渋谷シネクイントのオープニング作品として初公開され、当時のミニシアターブームの中で大ヒット。34週にわたるロングランを記録した。
●27位:「心と体と」(2017年)
Check-in:3608人 ☆3.8
「鹿の夢」によって結びつけられた孤独な男女の恋を描いたラブストーリー。
ハンガリー・ブダペスト郊外の食肉処理場で働く女性マーリアは、コミュニケーションが苦手で職場になじめずにいた。片手が不自由な上司のエンドレはマーリアのことを何かと気にかけていたが、うまく噛み合わない。そんな不器用な2人が、偶然にも同じ夢を見たことから急接近していく。
長編デビュー作「私の20世紀」でカンヌ国際映画祭カメラドール(最優秀新人監督賞)を受賞したハンガリーの鬼才イルディコー・エニェディが、18年ぶりに挑んだ長編映画。第67回ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞をはじめ4部門に輝いた。
●26位:「ティファニーで朝食を」(1961年)
Check-in:3626人 ☆3.3
トルーマン・カポーティの同名小説をオードリー・ヘプバーン主演で映画化した不朽の名作ラブストーリー。
ニューヨークのアパートで猫と暮らしている娼婦ホリーは、宝石店ティファニーの前で朝食のパンを食べるのが大好き。ある日、彼女のアパートに作家志望の青年ポールが引っ越してくる。
自由奔放で不思議な魅力を持つホリーに次第にひかれていくポール。ところが、テキサスからホリーの夫が彼女を連れ戻しにやって来て……。
第34回アカデミー賞では5部門にノミネートされ、そのうち作曲賞(ドラマ/コメディ)と主題歌賞で受賞を果たした。
●25位:「ブルーバレンタイン」(2010年)
Check-in:3700人 ☆3.6
夢や希望にあふれていた過去と現在を交錯させ、2人の愛の変遷を描くラブストーリー。
仕事が芳しくないディーンと、長年の勉強の末に資格を取り、病院で忙しく働くシンディの夫婦は、娘のフランキーと3人暮らし。2人はお互いに相手に不満を抱えていたが、それを口に出せば平和な日常が崩れてしまうことを恐れていた……。
主演はライアン・ゴズリングと、本作で第83回米アカデミー主演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズ。
●24位:「ジョゼと虎と魚たち(2003)」
Check-in:3869人 ☆3.7
妻夫木聡と池脇千鶴が共演し、足の不自由な少女と平凡な大学生の切ない恋の行方を描く。
ごく普通の大学生・恒夫がアルバイトする麻雀店では、近所に出没する謎の老婆の噂が話題となっていた。その老婆は決まって明け方に現れ、乳母車を押しているのだという。
明け方、恒夫は坂道を下ってくる乳母車に遭遇。近寄って中を覗くと、そこには包丁を振り回すひとりの少女がいた。ジョゼと名乗るその少女は足が不自由で、祖母に乳母車を押してもらい散歩していたのだ。不思議な魅力を持つジョゼに惹かれた恒夫は、彼女の家をたびたび訪れるようになる。
●23位:「愛のむきだし」(2008年)
Check-in:4076人 ☆3.9
「冷たい熱帯魚」「ヒミズ」などの鬼才・園子温が237分の長尺で描く奇想天外なラブストーリー。
敬虔なクリスチャン一家で育ったユウは、神父の父に毎日懺悔を強要される日々を送っている。“罪作り”のため女性の股間ばかり狙う盗撮を繰り返すユウは、ある日、ヨーコという少女に出会い一目で恋に落ちるが……。
主演は映画初出演で主演を飾る「AAA」(トリプル・エー)のボーカル西島隆弘、ヒロインを満島ひかりが演じたほか、共演に安藤サクラ、渡部篤郎らが名を連ねている。
●22位:「ノッティングヒルの恋人」(1999年)
Check-in:4269人 ☆3.9
ハリウッドの人気女優と冴えない書店主の恋の行方を、ジュリア・ロバーツ&ヒュー・グラント共演で描いたロマンティックコメディ。
ロンドン西部のノッティングヒルで小さな書店を営む男性ウィリアム。ある日彼の店に、ハリウッド女優のアナが訪れる。その後、ウィリアムは街角で偶然アナとぶつかってジュースをかけてしまい、自宅で彼女の服を乾かすことに。アナは不器用だが誠実な彼に惹かれ、恋に落ちるが……。
脚本は後に「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」などを手がけるリチャード・カーティス。エルビス・コステロがシャルル・アズナブールの名曲をカバーした主題歌「She」も大ヒットを記録した。
●21位:「ローマの休日」(1953年)
Check-in:4737人 ☆4.1
アメリカ映画初出演となるオードリー・ヘプバーンと名優グレゴリー・ペック共演による、不朽のロマンティックコメディ。
ヨーロッパを周遊中の某小国の王女アンは、常に侍従がつきまとう生活に嫌気が差し、滞在中のローマで大使館を脱出。偶然出会ったアメリカ人新聞記者ジョとたった1日のラブストーリーを繰り広げる。
監督は巨匠ウィリアム・ワイラー。アカデミー賞では主演女優賞、脚本賞、衣装デザイン賞を受賞した。
●20位:「エターナル・サンシャイン」(2004年)
Check-in:5089人 ☆3.6
互いの存在を忘れるために記憶除去手術を受けたカップルの恋の行方を、巧みな構成と独創的な映像表現で描き、第77回アカデミー賞で脚本賞を受賞した。
バレンタイン直前にケンカ別れしたジョエルとクレメンタイン。ある日ジョエルは、クレメンタインが自分についての記憶をすべて消したという手紙を受け取る。ジョエルは手紙の差出人ラクーナ社を訪れ、自らも彼女についての記憶を消すことを決意する。
ジョエルを「トゥルーマン・ショー」のジム・キャリー、クレメンタインを「タイタニック」のケイト・ウィンスレットが演じ、「スパイダーマン」シリーズのキルステン・ダンスト、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、「アベンジャーズ」のマーク・ラファロが共演。
●19位:「アデル、ブルーは熱い色」(2013年)
Check-in:5245人 ☆3.7
フランスの人気コミックを原作に、青い髪の美大生エマと出会い、運命的な恋に落ちた女性アデルの情熱的な人生を、大胆な性愛描写とともに描いた。
文学を愛する高校生アデルは、青い髪をした美大生エマと運命的な出会いを果たし、2人は激しく愛し合うようになる。しかし、時の流れとともに2人の気持ちは次第にすれ違っていき……。
第66回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。アデル役はアデル・エグザルコプロス、エマ役は「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」などのレア・セドゥーが演じた。
●18位:「クレイジー・リッチ!」(2018年)
Check-in:5324人 ☆3.6
シンガポールを舞台に、不動産王の御曹司である恋人と、彼の裕福な一族との間で揺れながら本当の幸せを探す独身女性の葛藤を、アジア系キャストをメインに描いたハリウッド製ラブコメディ。
ニューヨークで働くレイチェルは、親友の結婚式に出席する恋人ニックとともにシンガポールへと向かった。レイチェルが出発当日の空港で案内されたのは、なんとファーストクラス。ニックはシンガポールの超有名一族の御曹司で、社交界の女性たちから熱い注目を集める人気の独身男だったのだ。
ほぼオールアジア系キャストにも関わらず、アメリカで異例のヒットを記録した“歴史的一作”。第76回ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞と最優秀主演女優賞(ともにコメディ/ミュージカル)にノミネートされた。
●17位:「アメリ」(2001年)
Check-in:5463人 ☆3.8
「デリカテッセン」「ロスト・チルドレン」のジュネ=ピーエル・ジュネ&マルク・キャロのジュネ単独の初長編。第74回アカデミー賞で5部門にノミネートされた。
神経質な両親の元で育ち、空想の中で遊ぶのとこっそり悪戯するのが得意になったアメリ。22歳になり、モンマルトルのカフェで働く彼女は、青年ニノに出会って心ときめくが、どうしたらいいか分からず悪戯を仕掛ける。
日本では渋谷シネマライズを中心にミニシアターでロングランヒットを記録。主演オドレイ・トトゥの出世作にもなった。
●16位:「モテキ」(2011年)
Check-in:5896人 ☆3.5
三十路前のモテない男・藤本幸世が、ある日突然、モテはじめたことから起こる騒動を描き、2010年にはTVドラマ化もされた人気コミックを実写映画化。
派遣社員を卒業し、ニュースサイトのライターとして正社員になった幸世に、ある日突然「第2のモテキ」が到来。新たに目の前に現れた女性たちと過去の女性たちとの間で揺れ動く幸世は……。
主演はドラマ版に続き森山未來。新たなヒロインたちを演じるのは長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子。ドラマ版の演出も手がけた大根仁が監督を務めている。
●15位:「ビール・ストリートの恋人たち」(2018年)
Check-in:6111人 ☆3.5
「ムーンライト」でアカデミー作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス監督が、1970年代ニューヨークのハーレムに生きる若い2人の愛と信念を描いたドラマ。
妊娠中の黒人女性が、身に覚えのない罪で逮捕された婚約者の無実を晴らそうと奔走する……。
オーディションで抜てきされた新人女優キキ・レインと、「栄光のランナー 1936ベルリン」のステファン・ジェームスが主人公カップルを演じ、主人公を支える母親役で出演したレジーナ・キングが第91回アカデミー賞で助演女優賞に輝いた。
●14位:「ラブ・アクチュアリー」(2003年)
Check-in:6287人 ☆3.8
「ブリジット・ジョーンズの日記」「ノッティング・ヒルの恋人」「ビーン」の脚本家兼製作者リチャード・カーティスの監督デビュー作。
クリスマス間近のロンドンを舞台に、英国首相からプータローまで、老人から11歳の少年まで、さまざまな職業と年齢の男女19人が織りなす群像ラブ・ストーリー。
米国大統領役のビリー・ボブ・ソーントン、老いた元ロックスター役のビル・ナイ、店員役のローワン・アトキンソンなど個性派俳優も共演。第61回ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)と最優秀脚本賞にノミネートされた。
●13位:「ウォールフラワー」(2012年)
Check-in:6499人 ☆3.8
1999年にアメリカで出版され、「ライ麦畑でつかまえて」の再来とも言われたベストセラー青春小説を、原作者のスティーブン・チョボウスキーが自らのメガホンで映画化。
小説家を志望する16歳の少年チャーリーは、高校入学初日にスクールカースト最下層に。誰からも話しかけられず「壁の花(Wallflower)」のようにひっそり毎日をやり過ごすことに注力していたが、陽気なパトリックと、その妹で美しく奔放なサムに出会い、生活が一変する……。
「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」のローガン・ラーマン、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン、「ファンタスティック・ビースト」シリーズのエズラ・ミラーが共演。
●12位:「シザーハンズ」(1990年)
Check-in:6603人 ☆3.8
鬼才ティム・バートン監督が描く切ないファンタジー。
丘の上の屋敷に住む発明家に作られた、人造人間のエドワード。未完成のまま主人に先立たれたエドワードは、ハサミの手を持っていた。セールスでやってきたペグに連れられ、町に出ることになったエドワードだが……。
エドワードをジョニー・デップ、彼が恋をするキムをウィノナ・ライダーが演じている。第63回アカデミー賞ではメイクアップ賞にノミネートされた。
●11位:「ブルックリン」(2015年)
Check-in:6914人 ☆3.8
1950年代、アイルランドからニューヨーク・ブルックリンにやってきた移民の少女の、青春や揺れ動く心を描く。
大人しく目立たない性格の少女エイリシュは、姉の勧めでニューヨークへと。大都会での生活に戸惑いながらも、イタリア系移民の青年トミーとの恋をきっかけに大きく変わっていく……。
「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」「レディ・バード」のシアーシャ・ローナンが主演し、第88回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートされた。
●10位:「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」(2017年)
「これは、記憶の旅の物語――」
Check-in:7630人 ☆3.4
幽霊となった男が、残された妻を見守る切ない姿を描いたファンタジードラマ。
田舎町の一軒家で若い夫婦が幸せに暮らしていたが、ある日夫が交通事故に遭い、突然の死を迎える。病院で夫の死体を確認した妻は、遺体にシーツを被せて病院をあとにする。しかし、死んだはずの夫はシーツを被った状態の幽霊となり、妻が待つ自宅へと戻ってきてしまう――。
#泣ける
#おしゃれ
#考えさせられるストーリー
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレックがシーツ姿の幽霊(夫)、「キャロル」のルーニー・マーラがその妻を演じる。
●9位:「(500)日のサマー」(2009年)
「サマーに恋をした、最低で最高の500日」
Check-in:8179人 ユーザー評価:☆3.7
トムとサマーの500日の出来事を軽快に描く、ビター・スウィートなラブコメディ。
建築家を夢見つつもグリーティング・カード会社で働くトムは、社長秘書として入社してきたサマーに一目ぼれをする。運命の恋を信じるトムは果敢にアタックし、遂に一夜を共にするのだが、サマーにとってトムは運命の人ではなく、ただの「友だち」でしかなかった……。
#切ない
#テンション上がる
#超おしゃれ
#予想外のストーリー
主演は「インセプション」などのジョセフ・ゴードン=レビットと、「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のズーイー・デシャネル、監督は映像センス抜群のマーク・ウェブ(「アメイジング・スパイダーマン」など)。
●8位:「きっと、星のせいじゃない。」(2014年)
「運命がくれた、今日が愛しい。」
Check-in:9347人 ☆3.8
不治の病にかかった若い男女の恋を描いたベストセラー小説を映画化し、全米で大ヒットした青春映画。
末期のガン患者で酸素ボンベが手放せない少女ヘイゼルは、両親に言われて嫌々ながら参加したガン患者の集会で、片脚を切断して骨肉腫を克服した青年ガスと出会う。ガスは独自の感性をもったヘイゼルに恋をするが、ヘイゼルは相手を傷つけることを恐れて距離を置こうとする。しかし、大好きな作家の話題がきっかけで2人は距離を縮めていき、その作家に会うためオランダへ旅立つ。そして旅の最終日、ガスはヘイゼルに重大な事実を打ち明ける――。
#超泣ける
#しんみりする
#胸キュン
#予想外のストーリー
主演は「ファミリー・ツリー」のシャイリーン・ウッドリーで、共演に「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴート。
●7位:「her 世界でひとつの彼女」(2013年)
「声だけの君と出会って、世界が輝いた」
Check-in:1万31人 ☆3.6
近未来のロサンゼルスを舞台に、携帯電話の音声アシスタントに恋心を抱いた男を描いたラブストーリー。
他人の代わりに思いを伝える手紙を書く代筆ライターのセオドアは、長年連れ添った妻と別れ、傷心の日々を送っていた。そんな時、コンピューターや携帯電話から発せられる人工知能OS「サマンサ」の個性的で魅力的な声にひかれ、次第に“彼女”と過ごす時間に幸せを感じるようになる。
#切ない
#超おしゃれ
#予想外のストーリー
「マルコヴィッチの穴」の奇才スパイク・ジョーンズ監督が手がけ、第86回アカデミー賞で脚本賞を受賞。主人公セオドア役は「ザ・マスター」のホアキン・フェニックス、サマンサの声をスカーレット・ヨハンソンが担当した。
●6位:「キャロル」(2015年)
「あなたが私を変えた。」
Check-in:1万1370人 ☆3.6
1950年代ニューヨークを舞台に、女同士の美しい恋を描いた恋愛ドラマ。
ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズは、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはリチャードという恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。
ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われてしまう。それ以来、2人は会うようになり、テレーズはキャロルが夫と離婚訴訟中であることを知る。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するテレーズは、キャロルから車での小旅行に誘われ、ともに旅立つが……。
#切ない
#しんみりする
#超おしゃれ
#予想外のストーリー
「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェットと「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラが共演。マーラは第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。
●5位:「プラダを着た悪魔」(2006年)
「こんな最高の職場なら、死んでもいい!」「こんな最悪の上司の下で、死にたくない!」
Check-in:1万3214人 ☆4.0
働く女性たちの共感を集め、高い人気を誇るお仕事×恋×ファッションの名作。
オシャレに無関心なジャーナリスト志望のアンドレアは、ニューヨークの一流ファッション誌編集部でカリスマ編集長ミランダのアシスタントとして働くことになる。一見、誰もが憧れる夢のような仕事、しかしそれはミランダの理不尽な要求に振り回される過酷なものだった。
#テンション上がる
#おしゃれ
#胸キュン
#超元気がもらえるストーリー
TVシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」のデビッド・フランケルが監督、主人公アンドレア役でアン・ハサウェイ、鬼上司ミランダ役でメリル・ストリープが出演。
●4位:「博士と彼女のセオリー」(2014年)
「生きる希望をつないだのは、無限の愛。」
Check-in:1万3854人 ☆3.7
ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を抱えながらも最先端の研究に励み、現代の宇宙論に多大な影響を与える車椅子の天才科学者スティーブン・ホーキング博士の半生と、博士を支え続ける妻ジェーンとの愛情を描いたヒューマンドラマ。
物理学の天才として将来を期待される青年スティーブン・ホーキングは、ケンブリッジ大学在学中、詩を学ぶ女性ジェーンと出会い、恋に落ちる。しかし、直後にスティーブンはALSを発症。余命2年の宣告を受けてしまう。それでもジェーンはスティーブンと共に生きることを決め、2人は力を合わせて難病に立ち向かっていく。
#泣ける
#おしゃれ
#超考えさせられるストーリー
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のエディ・レッドメインがホーキング役で主演し、第87回アカデミー賞で主演男優賞を受賞。ジェーン役には「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のフェリシティ・ジョーンズ。
●3位:「アバウト・タイム 愛おしい時間について」(2013年)
「今日を生きることが好きになる。」
Check-in:1万5334人 ☆4.1
タイムトラベルを繰り返す青年が、本当の愛や幸せとは何かに気づく姿を描いたロマンティックコメディ。
イギリス南西部に住む青年ティムは自分に自信がなく、ずっと恋人ができずにいた。21歳の誕生日に、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父親から知らされたティムは、恋人を得るためタイムトラベルを繰り返すようになり、やがて魅力的な女性メアリーと出会う。しかし、タイムトラベルが引き起こした不運によって、その出会いがなかったことになってしまい、再び時間をやり直したティムはなんとか彼女の愛を勝ち取るが……。
#泣ける
#テンション上がる
#元気がもらえるストーリー
主人公ティム役は「ハリー・ポッターと死の秘宝」「アンナ・カレーニナ」のドーナル・グリーソン、ヒロインのメアリー役に「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムス、ティムの父親役にビル・ナイ。「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティスが監督している。
●2位:「君の名前で僕を呼んで」(2017年)
「何ひとつ忘れない。」
Check-in:1万5951人 ☆3.7
1980年代のイタリアを舞台に、17歳と24歳の青年が織りなすひと夏の情熱的な恋の行方を、美しい風景とともに描いたラブストーリー。
83年、夏。家族に連れられて北イタリアの避暑地にやって来た17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に泳いだり、自転車で街を散策したり、本を読んだり音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオはオリヴァーに特別な思いを抱くようになっていく。ふたりはやがて激しい恋に落ちるが、夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいてきて……。
#泣ける
#おしゃれ
#胸キュン
#予想外のストーリー
#考えさせられるストーリー
「インターステラー」「レディ・バード」のティモシー・シャラメと「コードネーム U.N.C.L.E.」「ソーシャル・ネットワーク」のアーミー・ハマーが主人公カップル役で共演。
●1位:「ラ・ラ・ランド」(2016年)
「観る者全てが恋に落ちる、極上のミュージカル・エンターテイメント」
Check-in:4万4054人 ☆3.8
売れない女優とジャズピアニストの恋を、往年の名作ミュージカル映画を彷彿させるゴージャスでロマンチックな歌とダンスで描く。
オーディションに落ちて意気消沈していた女優志望のミアは、ピアノの音色に誘われて入ったジャズバーで、ピアニストのセバスチャンと最悪な出会いをする。そして後日、ミアは、あるパーティ会場のプールサイドで不機嫌そうに80年代ポップスを演奏するセバスチャンと再会。初めての会話でぶつかりあう2人だったが、互いの才能と夢に惹かれ合ううちに恋に落ちていく。
#切ない
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「セッション」で一躍注目を集めたデイミアン・チャゼル監督、ライアン・ゴズリング&エマ・ストーン主演。第89回アカデミー賞では史上最多タイとなる14ノミネートを果たし、計6部門で受賞を果たした“傑作”。
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ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化。取材のため東京拘置所でヤクザの死刑囚・須藤と面会した雑誌ジャーナリストの藤井は、須藤が死刑判決を受けた事件のほかに、3つの殺人に関与しており、そのすべてに「先生」と呼ばれる首謀者がいるという告白を受ける。須藤は「先生」がのうのうと生きていることが許せず、藤井に「先生」の存在を記事にして世に暴くよう依頼。藤井が調査を進めると、やがて恐るべき凶悪事件の真相が明らかになっていく。ジャーナリストとしての使命感と狂気の間で揺れ動く藤井役を山田孝之、死刑囚・須藤をピエール瀧が演じ、「先生」役でリリー・フランキーが初の悪役に挑む。故・若松孝二監督に師事した白石和彌がメガホンをとった。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
ハングルを作り出したことで知られる世宗大王と、彼に仕えた科学者チョン・ヨンシルの身分を超えた熱い絆を描いた韓国の歴史ロマン。「ベルリンファイル」のハン・ソッキュが世宗大王、「悪いやつら」のチェ・ミンシクがチャン・ヨンシルを演じ、2人にとっては「シュリ」以来20年ぶりの共演作となった。朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗は、奴婢の身分ながら科学者として才能にあふれたチャン・ヨンシルを武官に任命し、ヨンシルは、豊富な科学知識と高い技術力で水時計や天体観測機器を次々と発明し、庶民の生活に大いに貢献する。また、朝鮮の自立を成し遂げたい世宗は、朝鮮独自の文字であるハングルを作ろうと考えていた。2人は身分の差を超え、特別な絆を結んでいくが、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、秘密裏に2人を引き離そうとする。監督は「四月の雪」「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」のホ・ジノ。