ロード・オブ・ザ・リング 劇場公開日 2022年
解説 世界的ベストセラーであるJ・R・R・トールキンの「指輪物語」を映画化した傑作ファンタジー3部作の第1部。監督は「乙女の祈り」のピーター・ジャクソン。ホビット族が平和に暮らすホビット庄の青年フロド・バギンズは、111歳の誕生日を機に旅立つ養父ビルボが残していった、ひとつの指輪を手に入れる。しかし、その指輪こそ、かつて冥王サウロンが作り出した、世界を滅ぼす魔力を秘めた禁断の指輪だった。遥か昔に肉体を滅ぼされたサウロンは、指輪に封じ込めた力を解放し、再び中つ国を支配しようと徐々に魔力を強め、世界には暗雲が漂っていた。指輪を破壊するには、遥か彼方にある滅びの山の火口に投げ捨てるしかなく、フロドは人間やエルフ、ドワーフの各種族から集まった旅の仲間とともに幾多の危険が待ち受ける旅に出る。後に劇場公開版ではカットされた約30分を追加したスペシャル・エクステンデッド・エディションも発表されている。2022年には、日本公開20周年を記念し、4Kリマスターされた3部作(劇場公開版)がIMAXで初公開。
2001年製作/178分/アメリカ 原題:The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring 配給:ワーナー・ブラザース映画 日本初公開:2002年3月2日
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2022年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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2002年頃、まだ自分が子供だった頃見たものを見直してみた。映画館で見たのか、父親がビデオを見せてくれたのかは覚えていない。 感想を一言で言うと面白かった。没入感があるため、映画を見ながらその手法について自分なりの批評をする気もなかった。 キャラクタとしてはガンダルフが一番好印象がある。時々冗談をいうお茶目さもあるが、力を持ちながらも指輪に誘惑されない数少ない登場人物で、主人公フロドを最後までバックアップしてくれていた(最近の創作物ではおしなべて彼のような立ち位置に老賢者はいない。いたとしても、『老』とはラベルがあるだけで見た目は美少女・美男子ばかりだ。この作品を見るにつけ、ガンダルフのようなキャラクタが欲しいなと思い起こした)。ビルボやボロミアは指輪の誘惑に負け人間の弱さを見せるが二人共その本質を憎むことはできない。森の奥方ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)については子供の頃彼女を見た時その美しさに驚いたし、今回も驚いた。 フロドが指輪の誘惑に苛まれているときの青白い顔で視点がぼやけて見える表情は見ていて辛くなるところがあった。これは子供の頃見たときも今回見たときも同じだった。普段の彼はほほが朱色に染まっていて個人的にダビデ像の様子を彷彿とさせる美男子なのだが。 この創作物の表すところを象徴的に我田引水した意味として表現するならば、フロドの苦悩と目的への邁進はすべての人がもつ人生での苦悩、目的につながるところがあると思う。だから、このような作品を見ることはファンタジーではるが皆に勇気を与えるという意味で意義あることだと思う。 日本の漫画・アニメ・ゲーム文化のファンタジー界隈に与えた影響はハリーポッターシリーズに続き大きなものがあるだろう。ファンタジーはこの映像作品が出る前からあって、その原型は皆の心にあったが、この作品が見せたガンダルフ=魔法使い=賢人始めそれぞれのシンボルの見事な映像表現は皆の心のなかにより洗練されたシンボルを作り出すことに成功し、創作界隈だけでなく人々の豊かな想像する心に育みを与えただろうと思う。
2021年10月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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映画が好きじゃない人でもタイトルは誰もが聞いたこと あるであろう作品。シリーズもの、ファンタジーものと 相性は悪いが知識として持っておくために鑑賞。 鑑賞前は3時間という長編であることからも不安だったが、 なかなか楽しめた。 ただやはり長く、鑑賞後の疲労は凄まじかった。 なぜファンタジー作品の長編はこんなにスタミナが奪われる のだろう笑 人物像を丁寧に描かれていて一見複雑そうに見えるが、 終着点は意外にもシンプルで、世界の均衡を破った1つの 指輪を悪の手から守り、葬ること。 多くの登場人物がいるが、それぞれキャラクターがしっかり しているので、頭の整理もしやすい。 ただ、個人的には中盤から尻すぼみだったのが少々残念。 3部作の1作目であることからも仕方ないのだろうが。 サムとの友人関係はとても良かった。 今後どうなるのか期待が高まる。
2021年8月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
もし観始めて、つまらないと思っても 1時間は我慢して下さい。 だんだんハマります。 3部まで観てしまうと思います。 劇場で観て以来、何十年ぶりに観たら 今でも、やっぱりファンタジー映画では最高の映画ではないでしょうか。 ハリポタはハマらなかった、、 異論はあるかと思いますが 観て損はしません。 ただ大作、名作にありがちな、映画館で観たら もっともっと面白かった 映画 ベスト5に入りますね。 タイタニック然り、プライベートライアン然り。 簡単に映画を自宅で観れるけど、 やっぱり映画館、必要ですね( ๑•̀ㅂ•́)و✧
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