ホビット 思いがけない冒険

劇場公開日:

ホビット 思いがけない冒険

解説

「ロード・オブ・ザ・リング」の前章となるJ・R・R・トールキン著「ホビットの冒険」を映画化した3部作の第1部。「ロード・オブ・ザ・リング」より60年前の中つ国(ミドル・アース)を舞台に、指輪の前所有者であるホビット族のビルボ・バギンズが繰り広げる冒険を描く。ドラゴンに支配されたエレボールのドワーフ王国の再建をかけ、旅へ出ることになったビルボは、戦士トーリン・オーケンシールドら13人のドワーフとともに、ゴブリン、オーク、巨大なクモなど危険が待ち受ける荒野を進む。やがて旅の途中でゴラムと出会ったビルボは、中つ国の運命と深く結びついた指輪を手に入れ……。若きビルボを演じるのは、英国の新鋭マーティン・フリーマン。ガンダルフ役のイアン・マッケラン、ゴラム役のアンディ・サーキスら「ロード・オブ・ザ・リング」でもおなじみのキャストが再登場。監督も「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のピーター・ジャクソンが務める。

2012年製作/170分/G/アメリカ
原題:The Hobbit: An Unexpected Journey
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2012年12月14日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第85回 アカデミー賞(2013年)

ノミネート

プロダクションデザイン賞  
視覚効果賞  
メイクアップ&ヘアスタイリング賞  
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映画評論

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(C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.

映画レビュー

3.0主役のハマりっぷり。それにしても長すぎる

2023年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この映画ほどキャラクターの色付けを強く意識された作品も珍しいと思う。というのも、それぞれの種族ごとに特徴があり、なおかつその中でもそれぞれに個性があるのだから、当然だろう。

同じ種族でも、酒が飲めないのもいれば、大酒を喰らうのもいて、行動様式も変わってくるようだ。その描き分けが、素晴らしく際立っていて、私のようなシリーズ初心者にもわかりやすく入り込めるように作ってある。

中でも、ビルボ・バギンズと、ガンドルフ、ガラドリエルのキャラクターは誰が見てもストーリーを動かしているのがハッキリと分かるとっつきやすさ。ゴラムもやや若返っていて、『指輪物語』から時間をさかのぼっているんだな、ということを実感させてくれる。

もしも、この映画を見ないまま、あらすじを読んだとしても、何が書かれているのかさっぱりわからないこと請け合いだ。知らない登場人物が旅に誘われようが、足手まといになろうが、頭に入ってこない。

それにしても、マーティン・フリーマンのはまり役っぷりは素晴らしいと思う。彼ほど、困った顔が似合う俳優も他にいないと思う。そして、気が変わったことを観客がすんなりと理解できるのも、彼の演技の力に他ならない。

総じて楽しめる内容なのだが、いかんせん長すぎる。シリーズ化を前提に製作されたのなら、もう少しボリュームを落とせなかったのか、疑問に思う。

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うそつきカモメ

4.5大好きなお話『指輪物語』前日譚。物語の舞台は、「中つ国(Middl...

2023年9月25日
iPhoneアプリから投稿

大好きなお話『指輪物語』前日譚。物語の舞台は、「中つ国(Middle-earth)」と呼ばれる世界。

古代ギリシャの伝説の島「アトランティス」が崩壊した後にあたる時代だとされている。

トールキン氏は、物語の世界観を細部にわたり練り、『指輪物語』執筆後は整合性のためにも、たびたび改訂している程です。「中つ国」においても登場人物や色彩の使い分けにも非常に丁寧な設定があり民族背景などを含む完成度の高い神話体系を作り上げていて、ワクワクがとまりません。

最初のドワーフたちが、ガヤガヤと押しかけてくるところが楽しい🎵

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大粒 まろん

4.0ドアーフの闘い

2023年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

『ロード・オブ・ザ・リング』の前哨戦となる『ホビットの冒険』3部作シリーズの第1作目。あのサウロンとの壮絶な闘いへの序章となる、60年前の中つ国を舞台に、ホビット族のビルボ・バギンズを主人公に、ドアーフ族と共に繰り広げる、ロールプレイング・アドベンチャー・ムービー。

莫大な金鉱脈によって、豊かで、幸せな暮らしをしていたエレボールのドアーフ王国の前に、突如として現れた恐怖のドラゴン。ドラゴンの凄まじい破壊力と火炎の前に、成すすべもなく、全てを焼き尽くされ、ドラゴンに支配されてしまう。そのドラゴンを倒すために、生き残りの13人のドアーフ戦士達と灰色のガンダルフが手を組み、バギンズを連れて、ドアーフ王国の再建の為に、冒険の旅に出るストーリー。

その度の途中には、当然のことながら小悪魔ゴブリンやアゾグ率いるオークの群れとの、命がけの闘いを繰り広げていく。CDを駆使した迫力ある戦闘シーンは、次から次へと続く、危機また危機のジェットコースター・ムービーとしても面白さもある。

そんな闘いの中で、『ロード・オブ・ザ・リング』でもキーパーソンとなった、ゴラムと出会ったバギンズ。そこで、ゴラムが持っていたあのリングを拾って、リングのパワーを手に入れてしまう。それが、その後のリング争奪のプロローグとなっていく。

キャストは、当時、イギリスで新進気鋭の俳優だったマーティン・フリーマンが、主役のバギンズに抜擢された。その他には、イアン・マッケランがガンダルフを、エルフ族としては、ケイト・ブラッシエットやヒューゴ・ウィービングが、サルマン役には、クリストファー・リーと、『ロード・オブ・ザ・リング』から馴染み深い俳優がそのまま担当している。そして、監督は、もちろんピーター・ジャクソンが務めている。

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bunmei21

3.0新三部作

2022年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

登場人物はほぼ同じ、映像の進化は感じられるものの、スタッフは何に情熱をかけたのだろう。
今回はドラゴンに奪われた黄金を取り返すべく、ドワーフ一行にガンダルフとビルボが加わる。
ドラマが淡白なので、この後に期待か。

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いやよセブン