ジョニー・デップ
米ケンタッキー州に生まれ、フロリダ州で育つ。高校卒業後ロサンゼルスへ移り、友人のニコラス・ケイジの勧めで俳優を目指し「エルム街の悪夢」(84)で映画デビュー。1990年、「クライ・ベイビー」で映画初主演を務め、長年の名コンビとなるティム・バートン監督の「シザーハンズ」の主演で人気を確立した。「ギルバート・グレイプ」(93)、「エド・ウッド」(94)などを経て、海賊ジャック・スパロウを演じたディズニーの娯楽大作「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」(03)が世界的な大ヒットとなり、アカデミー主演男優賞の候補にもなった。人気実力ともにNo.1の映画スターに上りつめ、バートン監督作「チャーリーとチョコレート工場」(05)、「アリス・イン・ワンダーランド」(10)などで活躍。近年の出演作に「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(16)、製作と主演を兼ねた「MINAMATA ミナマタ」(20)などがある。98年から12年までパートナー関係にあったバネッサ・パラディとの間に子ども2人をもうけ、モデル・女優となった長女リリー=ローズ・デップとも「コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団」(17)で共演している。