映画ドラえもん のび太の宇宙漂流記
劇場公開日:1999年3月6日
解説
ドラえもんやのび太たちが、宇宙人の侵略から地球を守る為に繰り広げる大冒険を描いたジュブナイル・アニメーションのシリーズ第20作。監督は「ドラえもん のび太の南海大冒険」の芝山努。藤子・F・不二雄による原作キャラクターを基に、「ドラえもん のび太の南海大冒険」の岸間信明が脚本を執筆。撮影を「映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」の梅田俊之が担当している。声の出演は、「ザ★ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?」の大山のぶ代と「のび太の結婚前夜」の小原乃梨子ら。映画テレビ20周年記念作品。
1999年製作/93分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1999年3月6日
ストーリー
ほんものの宇宙を舞台にした・スター・クラッシュ・というゲームで遊んでいたのび太たち。ところが、ジャイアンとスネ夫がゲームの中で迷子になってしまった。しかも、ふたりが入ったゲームを謎のUFOが持ち去ってしまったから、さあ大変。焦ったドラえもんは、のび太が裏山で見つけた不思議な石を頼りに、・宇宙救命ボート・でUFOを追跡することになる。なんとかUFOに追いつき、ジャイアンとスネ夫に再会するドラえもんたち。彼らはそこで「宇宙少年騎士団」と名乗るUFOの乗組員のリアンたちと出会う。300年前、環境破壊によって住むことの出来なくなった星を捨て、居住可能な惑星を探す旅に出た「銀河漂流船団」の新世代であるリアンたちは、太陽系の調査を終え、銀河漂流船団の母船に帰艦するところだった。ドラえもんたちは、そんな宇宙少年騎士団と冒険かたがた彼らの母船まで同行することになるが、彼らを乗せたUFOは次々に原因不明の故障やトラブルに見舞われていく。巨大なクモの怪物に襲われたり、幻覚を見せる星に不時着したり、ブラックホールに飲み込まれそうになったり、宇宙船の墓場に迷い込んだり…。その度に、ドラえもんの活躍で難を逃れることに成功するのび太やリアンたち。だが、突如出現した遂に謎の船団にはどうすることも出来ず、拉致・連行されてしまうのであった。彼らが連れて行かれたのは、銀河漂流団の独立軍の前線基地だった。そこでは、アンゴルモアというノストラダムスの予言に出てくる怪しげな男が、リアンの父で司令官のリーベントをマインドコントロールして武力による地球侵略を企んでいた。それを知ったドラえもんたちは、アンゴルモアの計画を阻止すべく、リアンらと共に宇宙要塞を脱出。母船に帰り装備を調え、アンゴルモアに戦いを挑んでいった。スター・クラッシュの戦闘機に乗り込みリアンを援護するドラえもんたち。彼らは、リーベルトをマインドコントロールから解放sすると、実は軟体生物だったアンゴルモアの撃退し、見事、地球を侵略の危機から救うことに成功するのであった。