映画ドラえもん のび太と翼の勇者たち
劇場公開日:2001年3月10日
解説
おなじみドラえもんとのび太が、仲間と一緒に鳥人間の世界で冒険を繰り広げる長篇アニメーションのシリーズ第22作。監督は「ドラえもん のび太の太陽王伝説」の芝山努。藤子・F・不二雄による原作キャラクターを基に、「~のび太の太陽王伝説」の岸間信明が脚本を執筆。撮影監督に「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル」の梅田俊之があたっている。声の出演に「がんばれ!ジャイアン!!」の大山のぶ代、小原乃梨子、「新メイプルタウン物語 パームタウン編」の頓宮恭子ら。
2001年製作/91分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2001年3月10日
ストーリー
夏休みの課題で、しずかちゃんたちと渡り鳥の研究をしていたのび太は、裏山で鳥人間・グースケと出会い、彼の住む鳥人間の世界“バードピア“に迷い込んでしまう。そこは、人間世界で傷ついた鳥たちが羽根を休めに来る鳥と鳥人間のパラダイスだった。さて、ドラえもんの“バードキャップ“で鳥人間の仲間になったのび太たちは、“渡り鳥パトロール隊“の入隊テスト“イカロスレース“に出場することになる。果たして、過酷なレースを制したのはグースケとライヴァルのツバクロウ。ところが、幼い頃に空から落ちた記憶がトラウマとなり、自分の翼で飛べず人力飛行機・スノーグース号で参加していたグースケは、カラス警備隊長官・ジーグリードによって失格にされる。ショックのあまり、落ち込むグースケ。だがそんな矢先、ララアト山の竜の谷に眠る強大な力“フェニキア“の研究をしていたホウ博士が、ジーグリードによって誘拐されてしまった。かつて心ない人間に撃たれ人間を恨むようになったジーグリードは、フェニキアのパワーを使ってバードピアと人間世界を我が物にしようと企んでいたのだ。その悪巧みを知ったドラえもんたちは、グースケの案内で今は監獄島に閉じこもっている伝説の鳥人・イカロスの助けを借りることに。そして、ジーグリードを追って竜の谷へやって来た彼らは、鳥人間が23世紀の科学者・鳥野博士によって作り出されたことを知るが、その時、ジーグリードが怪獣・フェニキアを蘇らせてしまった。大暴れするフェニキアを退治すべく、奮闘するドラえもんたち。壮絶な戦いの末、彼らはまだ誰も登ったことのない“とまり木“の頂上にある鳥野博士のタイムマシンでフェニキアを別の世界へ送ることに成功する。そして、この冒険の中で自分の力で飛べるようになったグースケと再会を約束したドラえもんたちは、自分たちの世界へ帰って行くのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 芝山努
- 演出
- 善聡一郎
- パクキョンスン
- 脚本
- 岸間信明
- 原作
- 藤子・F・不二雄
- 原作原画
- 藤子プロ
- プロデューサー
- 小倉久美
- 大澤正享
- 岩本太郎
- チーフプロデューサー
- 山田俊秀
- 木村純一
- 作画監督
- 富永貞義
- 作画監督補
- 若松孝思
- 渡辺歩
- 基本設定
- 川本征平
- 撮影監督
- 梅田俊之
- 美術監督
- 森元茂
- 美術設定
- 沼井信朗
- 音楽
- 堀井勝美
- 主題歌
- 山野さと子
- 知念里奈
- 録音監督
- 浦上靖夫
- チーフミキサー
- 内山敬章
- 効果
- 庄司雅弘
- 編集
- 岡安肇
- 小島俊彦
- 中葉由美子
- 村井秀明
- 川崎晃洋
- 三宅圭
- 制作デスク
- 馬渕吉喜
- 大金修一
- 特殊効果
- 橋爪朋二
- 色彩設計
- 松谷早苗
- 稲村智子
- オープニングコンテ/演出/作画監督
- 木上基治
- アシスタントミキサー
- 大城久典