【2022年公開・配信のおすすめ邦画&洋画】映画.comスタッフが惚れこんだ“超私的”ベスト俳優

2023年1月3日 14:00


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あの人の演技がいまだに忘れられない――2022年、そんな素晴らしい俳優と映画の中で出会うことはできましたか?

本記事では、映画.com&アニメハックのスタッフが「どうしても紹介しておきたい!」と熱望した“超私的”な推し俳優を「邦画編」「洋画編」に分けて、出演作とともに一挙にご紹介(対象:2022年1月1日~2022年12月31日公開・配信作品。人名とともに記したタイトルが対象作品)。絶賛公開中の作品から、すでに配信やBD&DVDレンタルで楽しめる作品(もちろんこれからリリースするものも!)まで幅広くチョイスしました。

ここで取り上げる推し俳優の出演作は、良作、秀作、傑作ばかり!ぜひ鑑賞の参考にしてください!


<邦画編>

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大沢一菜(「こちらあみ子」)

【選出理由】

ちょっと変わった感性を持つユニークなあみ子。しかし、あみ子の“普通”で行動発言すると、悪気は全くないのに他人を傷つけたり、不快にさせてしまい、あみ子も傷つくことになって……。ある家族の悲しい物語を題材にしているけれど、それでも前しか見られないあみ子を体現した大沢さんの全身から元気をもらいました。私は大沢さんのかわいらしいすねの虫刺され跡もじっと見てしまいました。(映画.com編集部 M)

【「こちらあみ子」作品概要】

芥川賞作家・今村夏子が2010年に発表したデビュー小説を映画化。大森立嗣監督作などで助監督を務めてきた森井勇佑が長編監督デビューを果たし、主人公・あみ子役にはオーディションで選ばれた新星・大沢一菜が抜てきされた。

広島で暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりな彼女は、家族を優しく見守る父と、書道教室の先生でお腹に赤ちゃんがいる母、一緒に登下校してくれる兄、憧れの存在である同級生の男の子のり君ら、多くの人たちに囲まれて元気に過ごしていた。そんな彼女のあまりにも純粋で素直な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていく。


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岡田准一(「ヘルドッグス」)

【選出理由】

今年最も熱気を帯びた狂気的邦画で、観る者を“立ち姿”だけで噛み殺す稀有な主演俳優。注目してほしいのはその肉体。ジムのマシンではなく、実戦で作られた筋肉の鎧を着ている……こんな俳優、世界を見渡してもそういないぞ、と驚きしかなかったです。え、うそ、この映画観てないの? 観たほうがいいですよ、マジで。(映画.com編集部 尾崎秋彦)

【「ヘルドッグス」作品概要】

岡田准一が「関ヶ原」「燃えよ剣」に続き原田眞人監督と3度目のタッグを組んだクライムアクション。深町秋生の小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」を映画化。岡田は腕っぷしひとつで関東最大のヤクザ組織「東鞘会」に潜入し、のし上がる元警察官・兼高昭吾を演じている。

愛する人が殺される事件を止められなかったことから闇に落ち、復讐のみに生きてきた元警官・兼高昭吾。その獰猛さから警察組織に目をつけられた兼高は、関東最大のヤクザ「東鞘会(とうしょうかい)」への潜入という危険なミッションを強要される。兼高の任務は、組織の若きトップ・十朱が持つ秘密ファイルを奪取すること。警察はデータ分析により、兼高との相性が98%という東鞘会のサイコパスなヤクザ・室岡秀喜に白羽の矢を立て、兼高と室岡が組織内でバディとなるよう仕向ける。かくしてコンビを組むことになった2人は、猛スピードで組織を上り詰めていく。


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木竜麻生(「わたし達はおとな」)

【選出理由】

菊とギロチン」「鈴木家の嘘」の――から“「わたし達はおとな」の木竜麻生”に転じたかのようなハマり具合。木竜さんにとっての代表作になったはず。藤原季節さんとの言葉と感情の掛け合いが、本当に凄まじかった……。醸し出された緊迫の空気。こっちは窒息寸前ですよ。クライマックスは映画館から逃げたくなったほど。(映画.com編集部 岡田寛司)

【「わたし達はおとな」作品概要】

テレビドラマ「俺のスカート、どこ行った?」の脚本や、自身が主宰する「劇団た組」で注目を集める演出家・劇作家の加藤拓也がオリジナル脚本を基に映画監督デビューを果たし、20代の若者たちの恋愛の危うさと歯がゆさをリアリズムに徹底した演出で描き出す。木竜麻生藤原季節が初共演し、20代の“等身大の恋愛”を体現している。

大学でデザインを学んでいる優実には、知人の演劇サークルのチラシ作成をきっかけに出会った直哉という恋人がいる。ある日、優実は自分が妊娠していることに気づくが、お腹の子の父親が直哉だと確信できずにいた。悩みながらも直哉にその事実を打ち明ける優実。しかし直哉が現実を受け入れようとすればするほど、2人の思いはすれ違ってしまう。


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永野芽郁奈緒(「マイ・ブロークン・マリコ」)

【選出理由】

マリコのいない世界でひとり、裸足で走り続けるシイノの姿からは、マリコを苦しめてきた実父らにぶつける怒りと、内に秘める自身への強烈な後悔が伝わってきます。永野芽郁さんが表現する絶望は、見ている側がのみこまれてしまいそうなほど。しかし、奈緒さんの繊細ですが、確かな存在感で、ふたりの思い出は生き生きと輝きます。死後もシイノに寄り添うマリコの姿が見えるようで、シイノが救われる未来を、強く信じさせてくれるのです。

永野さんと奈緒さんは、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」(2018)でも親友を演じ、「いつかまた一緒にふたりでお芝居をしよう」という“あの日の約束”を本作で実現させたそう。そんな胸アツ過ぎる経緯と、ふたりのすさまじい熱演が、シイノとマリコの言葉では表現できない唯一無二の関係を、スクリーン上に立ち上げています。(映画.com編集部 ドーナッツかじり)

【「マイ・ブロークン・マリコ」作品概要】

平庫ワカの同名コミックを、「ふがいない僕は空を見た」のタナダユキ監督のメガホンで映画化。永野芽郁が主人公のシイノトモヨ、奈緒はシイノの亡き親友・マリコを演じている。

鬱屈した日々を送っていた会社員・シイノトモヨは、親友のイカガワマリコが亡くなったことをテレビのニュースで知る。マリコは幼い頃から、実の父親にひどい虐待を受けていた。そんなマリコの魂を救うため、シイノはマリコの父親のもとから遺骨を奪うことを決意。マリコの父親と再婚相手が暮らす家を訪れ、遺骨を強奪し逃亡する。マリコの遺骨を抱き、彼女との思い出を胸に旅に出るシイノだったが……。


のん柳楽優弥(「さかなのこ」)

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のん/選出理由】

映画「さかなのこ」でのすっギョい演技に圧倒され、その底知れぬ才能に感動しました。実在の人物でありながら、性別などを超越し、“好きな気持ち”を失わない強さと純粋さ、ユーモアを持った愛すべきキャラクターへと昇華させていました。2022年は、主演・脚本も務めた監督作「Ribbon」と、出演作「天間荘の三姉妹」も公開されましたが、「さかなのこ」での演技はコメディエンヌとしても飛び抜けており、さらなる飛躍と活躍が期待されます。(映画.comスタッフ 和田隆

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柳楽優弥/選出理由】

誰も知らない」から柳楽優弥さんの演技が上手いことは知っているはずでしたが、主人公・ミー坊の幼なじみを演じた「さかなのこ」では、改めて衝撃を受けました。特に印象的だったのは、レストランでミー坊を自分の彼女に紹介するシーン。ミー坊の夢を笑った彼女に対して、複雑な思いを表情だけで表現しているんです。あまりのすごさに、劇場で観ていて少しのけぞってしまったことをここに告白します。(映画.com編集部 佐藤レモナ)

【「さかなのこ」作品概要】

魚類に関する豊富な知識でタレントや学者としても活躍するさかなクンの半生を、沖田修一監督がのんを主演に迎えて映画化。「横道世之介」でも組んだ沖田監督と前田司郎がともに脚本を手がけ、さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!」をもとに、フィクションを織り交ぜながらユーモアたっぷりに描く。主人公のミー坊をのんが演じ、幼なじみの不良ヒヨを柳楽優弥が演じている。

小学生のミー坊は魚が大好きで、寝ても覚めても魚のことばかり考えている。父親は周囲の子どもとは少し違うことを心配するが、母親はそんなミー坊を温かく見守り、背中を押し続けた。高校生になっても魚に夢中なミー坊は、町の不良たちとも何故か仲が良い。やがてひとり暮らしを始めたミー坊は、多くの出会いや再会を経験しながら、ミー坊だけが進むことのできる道へ飛び込んでいく。


松坂桃李横浜流星(「流浪の月」)

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松坂桃李/選出理由】

孤狼の血 LEVEL2」のインタビューで対峙した際、「流浪の月」クランクイン直前だった。私の目の前にいたのは松坂桃李でも、「孤狼の血」の日岡秀一でもなく、「流浪の月」の佐伯文だった。それほどまでに身を削り、役と寄り添った松坂を置いて、誰の名を挙げられようか。広瀬すずと共に作品の持つポテンシャルをグッと押し上げた献身的演技を、自信を持って推したい。(映画.com副編集長 大塚史貴)

何かが乗り移ったかのような静かで鬼気せまる存在感に、劇場で震えるような思いをしたのが忘れられません。しばらくは他の映画やテレビCMでお姿を見ても、この作品の鮮烈なイメージが離れないぐらいの衝撃でした。(アニメハック編集部 五所光太郎)

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横浜流星/選出理由】

2022年は「嘘喰い」「流浪の月」「アキラとあきら」「線は、僕を描く」とこれまで以上に幅広い役どころに挑んだ横浜流星さん。中でも、歪んだ愛情から恋人に暴力を振るってしまう難役を演じ切った「流浪の月」は、間違いなく役者人生のターニングポイントになる作品! ストイックに役に向き合う横浜さんが、23年公開の「ヴィレッジ」と「春に散る」という骨太の作品でどんな新しい姿を見せてくれるのかワクワクが止まりません!(映画.com編集部 MOMO)

【「流浪の月」作品概要】

2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説を、「怒り」の李相日監督が映画化。主人公の家内更紗を広瀬すず、ある事件の加害者とされた佐伯文を松坂桃李、更紗の現在の恋人・中瀬亮を横浜流星が演じた。

ある日の夕方、雨の公園でびしょ濡れになっていた10歳の少女・家内更紗に、19歳の大学生・佐伯文が傘をさしかける。伯母に引き取られて暮らす更紗は家に帰りたがらず、文は彼女を自宅に連れて帰る。更紗はそのまま2カ月を文の部屋で過ごし、やがて文は更紗を誘拐した罪で逮捕される。“被害女児”とその“加害者”という烙印を背負って生きることとなった更紗と文は、事件から15年後に再会するが……。


<洋画編>

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アナマリア・バルトロメイ(「あのこと」)

【選出理由】

中絶が違法である世界で、誰にも助けを求めず、たったひとりで戦う大学生アンヌ。中絶をすれば、手を貸した医者もろとも逮捕される可能性があり、出産すれば、労働者階級の彼女は夢を諦めなければならないのです。

アンヌを演じたのは、当時10歳にしてタイトルロールに抜てきされた「ヴィオレッタ」のアナマリア・バルトロメイさん。彼女の涼やかな瞳から、八方塞がりの状況に立ち向かう聡明なアンヌの意志の強さを感じられます。そして理不尽な社会や、無責任な周囲の人々から全てを背負わされたアンヌの“痛み”を、文字通り全身で表現。見る者は彼女を通して、壮絶なプロセスを体験することになるのです。(映画.com編集部 ドーナッツかじり)

【「あのこと」作品概要】

2022年度のノーベル文学賞を受賞した仏作家アニー・エルノーが自らの体験を基にした小説を映画化し、第78回ベネチア国際映画祭の金獅子賞に輝いた作品。アナマリア・バルトロメイは、望まぬ妊娠をした大学生のアンヌを演じ、本作でセザール賞を受賞した。

舞台は、法律で中絶が禁止されていた1960年代フランス。労働者階級に生まれたアンヌは、貧しいながらも持ち前の知性と努力で大学に進学。未来を掴むための学位にも手が届こうとしていたが、大切な試験を前に自分が妊娠していることに気づく。中絶が違法とされる中、解決策を見いだすべく奔走するアンヌだったが……。


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ウッディ・ノーマン(「カモン カモン」)

【選出理由】

2009年生まれのウッディ・ノーマンさん。映画のポスターを見たときは「とにかく愛くるしい!」と目を奪われましたが、実際に本作を見てみると、繊細な役柄を“演じている”というより、本人そのものにしか見えない演技力でそこに存在していました。あのホアキン・フェニックスも、彼の演技力には本当に驚いたそうです。(映画.com編集部 佐藤レモナ)

【「カモン カモン」作品概要】

20センチュリー・ウーマン」「人生はビギナーズ」のマイク・ミルズ監督が、突然始まった主人公と甥の共同生活の日々を、美しいモノクロームの映像とともに描いたヒューマンドラマ。ホアキン・フェニックスが子どもに振り回される役どころを軽やかに演じ、甥のジェシー役を新星ウッディ・ノーマンが好演。

ニューヨークでひとり暮らしをしていたラジオジャーナリストのジョニー(ホアキン・フェニックス)は、妹から頼まれて9歳の甥ジェシー(ウッディ・ノーマン)の面倒を数日間みることになる。LAの妹の家で共同生活を始めた2人だが、好奇心旺盛なジェシーは疑問に思うことを次々とストレートに投げかけてジョニーを困らせる。その一方で、ジョニーの仕事や録音機材にも興味を示し、それをきっかけに2人は次第に距離を縮めていく。


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ウド・キア(「スワンソング」)

【選出理由】

人間誰しもが自分らしく生きられることが理想ですが、社会のルールや偏見のために己を偽ったり抑圧している人は多いはず。今よりもっと息苦しかった時代に、異端であることを恐れず、自分の生き方にプライドを持って生き抜いた主人公を、まるでこれまでの人生経験がここで花開いたかのようにのびのびと演じたウド・キアの姿がエレガントで美しかったです。(映画.com編集部 M)

【「スワンソング」作品概要】

実在の人物をモデルに、引退したヘアメイクドレッサーが亡き親友の最後のメイクを施す旅を描いたゴージャスでハートフルなロードムービー。ウド・キアは、人生最後の仕事に逡巡する主人公パットを強烈な個性で熱演した。

かつてヘアメイクドレッサーとして活躍した「ミスター・パット」ことパトリック・ピッツェンバーガー(ウド・キア)。現役生活をとうの昔に退き、老人ホームでひっそりと暮らす彼のもとに思わぬ依頼が届く。かつての顧客で親友でもあったリタが、「死化粧を施してほしい」と遺言を残していたという。ゲイとして生き、最愛のパートナーであるデビッドを早くにエイズで失っていたパットは、リタの遺言によってさまざまな思い出が去来する。


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N・T・ラーマ・ラオ・Jr.(「RRR」)

【選出理由】

甘いマスクのラーム・チャランも甲乙つけ難いほど素敵ですが、個人的にはN・T・ラーマ・ラオ・Jr.(NTR Jr.)に軍配を上げたい! 全編見どころしかない本作ですが、NTR Jr.扮するビームが松明を手に猛獣とトラックから飛び降りてくるシーン(https://youtu.be/MagBWh5TLqw)はもう圧巻! 久々に映画を見て脳天を撃ち抜かれるほどの衝撃を受けました……。虎や豹にも引けをとらない獰猛な野獣と化したNTR Jr.に、完堕ちです。(映画.com編集部 MOMO)

【「RRR」作品概要】

「バーフバリ」シリーズのS・S・ラージャマウリ監督が、英国植民地時代のインドを舞台に、2人の男の友情と使命がぶつかり合う様を豪快に描いたアクションエンタテインメント。N・T・ラーマ・ラオ・Jr.は、歴史上人物をラージャマウリ監督が大胆にアレンジしたゴーンド族の守護者コムラム・ビームを演じた。

1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた幼い少女を救うため立ち上がったビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr.)と、大義のため英国政府の警察となったラーマ(ラーム・チャラン)。それぞれに熱い思いを胸に秘めた2人は敵対する立場にあったが、運命に導かれるように出会い、互いの素性を知らないまま無二の親友となる。しかし、ある事件をきっかけに、2人は友情か使命かの選択を迫られることになる。


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キム・ソニョンムン・ソリチャン・ユンジュ(「三姉妹」)

【選出理由】

大丈夫なふり。完璧なふり。酔ってないふり。そんな三姉妹を演じた御三方の芝居は、もはや甲乙つけがたし。キム・ソニョンさんの“薄幸ぶり”が痛ましく、ムン・ソリさんの“仮面”が剥がれ落ちていく過程に引き込まれ、チャン・ユンジュさんの“酔い&感情爆破”にのけぞる。みんな違って、みんな良い(というか素晴らしい)。(映画.com編集部 岡田寛司)

【「三姉妹」作品概要】

第42回青龍映画祭をはじめとする韓国の主要映画祭で多数の女優賞を受賞した人間ドラマ。「愛の不時着」のキム・ソニョン、「オアシス」のムン・ソリ、「ベテラン」のチャン・ユンジュ三姉妹を演じた。

ソウルに暮らす三姉妹。花屋を営みながら元夫の借金を返済している長女ヒスク(キム・ソニョン)は、娘に疎まれながらも大丈夫なふりをして毎日をやり過ごしている。高級マンションで家族と暮らす次女ミヨン(ムン・ソリ)は、模範的な信徒として熱心に教会に通い、聖歌隊の指揮者も務めている。そんな彼女の完璧な日常が、次第にほころびを見せはじめる。劇作家の三女ミオク(チャン・ユンジュ)はスランプに陥って自暴自棄になり、酒浸りの日々を送っている。父の誕生日を祝うため久々に集まった三姉妹は、そこで幼少期の心の傷と向き合うことになり、それぞれもがき苦しみながらも希望を見いだしていく。


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ソン・ソック(「犯罪都市 THE ROUNDUP」)

【選出理由】

クライムアクション「犯罪都市 THE ROUNDUP」の韓国での大ヒットで、ブレイクを決定的なものにしたソン・ソック。主演のマ・ドンソクを相手に、冷酷非道な“最狂”の悪男(ワル)を演じたその存在感に痺れます。また、それ以前に彼の魅力が発揮されたのが、ドラマ「私の解放日誌」です。ぶっきらぼうで影のある謎の男を好演。無為な日常を達観したかのように、田舎の空を眺める、悲しげな目が強い印象を残します。多くを語らずとも、その目と身体で心情を表現できる俳優が久しぶりに現れました。(映画.comスタッフ 和田隆

【「犯罪都市 THE ROUNDUP」作品概要】

2017年に韓国で公開された「犯罪都市」の続編。マ・ドンソクが型破りな刑事に扮し、犯罪組織を相手に壮絶な戦いを繰り広げるクライムアクション。ソン・ソックは極悪非道な凶悪犯カン・ヘサン役を怪演した。

クムチョン署の強行犯係に所属する怪物刑事マ・ソクト(マ・ドンソク)らは、国外逃亡した容疑者を引き取るためベトナムへ行くよう命じられる。ソクトとチョン・イルマン班長(チェ・グィファ)は容疑者から怪しい気配を感じ取り、秘密裏に捜査に乗り出す。やがて、残忍な凶悪犯罪を重ねるカン・ヘサン(ソン・ソック)の存在が浮上。ソクトらは韓国とベトナムを行き来しながらヘサンを追い詰めていく。


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ジャレッド・レト(「ハウス・オブ・グッチ」)

【選出理由】

ファッションブランド「GUCCI」の創業者一族の崩壊を描いた今作で、どうしたってレディー・ガガ扮するパトリツィアに目が行きがちですが、パオロ・グッチに扮したレトには唸らされた。グッチ家の異端児とも呼ばれたパオロに成り切り、撮影中にはアル・パチーノですら気づけなかったとか。もっともっと評価されて良いはずの鬼才を忘れぬためにも1票。(映画.com副編集長 大塚史貴)

【「ハウス・オブ・グッチ」作品概要】

巨匠リドリー・スコット監督がレディー・ガガを主演に迎え、ファッション・ハイブランド“GUCCI”の創業者一族の崩壊を描いたサスペンスドラマ。サラ・ゲイ・フォーデンのノンフィクション小説「ハウス・オブ・グッチ」を原作に、グッチ一族の確執と3代目社長マウリツィオ・グッチ暗殺事件を描く。ジャレッド・レトはマウリツィオの従兄弟パオロ役で出演。本人の風貌に近づけるため、ヘアスタイリングと特殊メイクに約6時間かけて役に臨んだ。

1995年3月27日、GUCCI創業者グッチオ・グッチの孫にあたる3代目社長マウリツィオ(アダム・ドライバー)が、ミラノの街で銃弾に倒れた。犯人の特定が難航する中、犯行を指示した驚きの黒幕が明かされる。


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トム・クルーズ(「トップガン マーヴェリック」)

【選出理由】

圧巻のドッグファイトはもちろんのこと、元ガールフレンドの自宅の2階から抜け出すシーンのような日常の場面も本当に良くて、全編彼の魅力にあふれていました。特別映像で崖からのバイクジャンプを見せてくれた「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」(2023年7月21日公開)も今から楽しみです。(アニメハック編集部 五所光太郎)

【「トップガン マーヴェリック」作品概要】

1986年公開のトム・クルーズ主演の大ヒット映画「トップガン」の続編。主人公マーヴェリックをクルーズが再び演じ、「セッション」のマイルズ・テラー、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー、「アポロ13」のエド・ハリスらが共演。さらに、前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じたバル・キルマーも再出演した。

アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリック(トム・クルーズ)が教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グース(アンソニー・エドワーズ)の息子ルースター(マイルズ・テラー)の姿もあった。


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トム・ホランド(「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」「アンチャーテッド」)

【選出理由】

トムホってマジで友だちにほしいタイプですよね。「スパイダーマン」ももちろんすごかったけど、個人的には「アンチャーテッド」のトムホがお気に入り。ただでさえ高い身体能力が150%増しだし、25歳のバーテンダー兼トレジャーハンターの役なのでちょっと大人な感じもふんだんに。「スパイダーマン」が“キュート”なら、「アンチャーテッド」は“クール”!(映画.com編集部 尾崎秋彦)

【「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」作品概要】

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に属する「スパイダーマン」シリーズの第3弾。「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」以来、MCUでピーター・パーカー/スパイダーマン役として活躍してきたトム・ホランドの集大成となった。

スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」でホログラム技術を武器に操るミステリオを倒したピーター(トム・ホランド)。しかし、ミステリオが残した映像をタブロイド紙の「デイリー・ビューグル」が世界に公開したことでミステリオ殺害の容疑がかけられてしまったうえ、正体も暴かれてしまう。マスコミに騒ぎ立てられ、身近な大切な人にも危険が及ぶことを恐れたピーターは、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に助力を求める。

【「アンチャーテッド」作品概要】

人気アクションアドベンチャーゲームを、トム・ホランドマーク・ウォールバーグの共演で実写映画化。ホランドは高い身体能力を活かしたアクションで、若きトレジャーハンターのネイトを熱演した。

NYでバーテンダーとして働くネイト(トム・ホランド) は、器用な手さばきを見込まれ、トレジャーハンターのサリー(マーク・ウォールバーグ) から、50億ドルの財宝を一緒に探さないかとスカウトされる。サリーが消息を絶った兄サムの事を知っていたことから、トレジャーハンターになることを決意したネイト。しかしその財宝は、他の組織からも狙われていた。

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