こちらあみ子

劇場公開日:

こちらあみ子

解説

芥川賞作家・今村夏子が2010年に発表したデビュー小説を映画化。広島で暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりな彼女は、家族を優しく見守る父と、書道教室の先生でお腹に赤ちゃんがいる母、一緒に登下校してくれる兄、憧れの存在である同級生の男の子のり君ら、多くの人たちに囲まれて元気に過ごしていた。そんな彼女のあまりにも純粋で素直な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていく。大森立嗣監督作などで助監督を務めてきた森井勇佑が長編監督デビューを果たし、あみ子の無垢な視線から見える世界をオリジナルシーンを盛り込みながら鮮やかに描き出す。主人公・あみ子役にはオーディションで選ばれた新星・大沢一菜が抜てきされ、井浦新と尾野真千子があみ子の両親を演じる。

2022年製作/104分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2022年7月8日

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(C)2022「こちらあみ子」フィルムパートナーズ

映画レビュー

3.0側転のシーンはまるで奇跡。

2022年7月30日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 4件)
村山章

3.0大沢一菜の演技力!

2024年3月28日
iPhoneアプリから投稿

発達障害のあみ子自身に変化はないが、環境と周囲の態度が変化していく。あみ子にはそれがわからない。
あみ子のことを純粋ととり、周囲が温かく見ていく必要がある。これが社会の模範解答ではあるが、現実は容赦ない。

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共感した! 0件)
こんにょ

4.0この映画を言葉で説明するのは簡単じゃない。 この小説を読んだり、 この映画を見たりしてほしいと思う。

2024年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

動画配信で映画「こちらあみ子」を見た。

2022年製作/104分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2022年7月8日

大沢一菜
井浦新
尾野真千子
奥村天晴
大関悠士
橘高亨牧
幡田美保
黒木詔子
一木良彦

映画「星の子」を見て原作者、今村夏子の别の作品も見たくなった。
見てみるとこれは「星の子」とはまったく違う映画だなと感じた。

しかし、よく考えてみると子供が主人公で、
舞台は学校と家庭という点は同じだなと思った。

広島県に住むあみ子は変わった子どもだった。
自分の感情にまっすぐで、
他人の気持ちを気にしない。

あみ子の同級生であるのり君が、
お母さんから「孝太君の妹は変な子じゃけどいじめたりしちゃいけんよって。なんか変なことしようとしたら注意してあげるんよ」と言われている。

父親と母親(井浦新、尾野真千子)とお兄ちゃんはあみ子に優しい。

あみ子の日常を淡々と描く。

ある時お兄ちゃんが唐突に不良化した。
タバコを吸う。
暴走族に入る。
家に帰らなくなる。
父親は全く注意しない。
母親も注意しない。

あみ子は小学校でも中学校でも変わらず同じような生活を続けていた。

ある日保健室で事件が起こる。

大好きなのり君に殴られてあみ子は鼻を骨折する大怪我を追う。

自宅に帰ると父親に言われる。
「あみ子、引っ越ししようか」
父親と一緒に祖母の家に引っ越しした。

数日たった日、父親に言われる、
「お父さんは家に帰らなければいけんのよ」
あみ子は祖母の家に置き去りにされた。

これは障害を持った子供の話だった。

あみ子の同級生の坊主頭(橘高亨牧)が毒舌ながらもあみ子に優しかったのは印象的だった。

この映画を言葉で説明するのは簡単じゃない。
この小説を読んだり、
この映画を見たりしてほしいと思う。

満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.0当たり前とピュア

2024年3月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ピュアすぎるあみ子。
大人になりつつある兄、大人な父と継母。
大人の当たり前とズレていく想い。
ピュア過ぎるその感性は、なかなか今の世の中では生きづらいのかもしれない。

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上みちる
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