天間荘の三姉妹

劇場公開日:

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天間荘の三姉妹

解説

漫画家・高橋ツトムの代表作「スカイハイ」のスピンオフ作品「天間荘の三姉妹」を実写映画化。

天界と地上の間にある街・三ツ瀬で、老舗旅館「天間荘」を切り盛りする若女将の天間のぞみ。妹のかなえはイルカのトレーナーで、母親で大女将の恵子は逃げた夫をいまだに恨んでいる。ある日、謎の女性イズコが小川たまえという少女を連れて天間荘を訪れる。たまえはのぞみとかなえの腹違いの妹で、現世では天涯孤独の身だったが、交通事故で臨死状態に陥ったのだという。イズコはたまえに、現世へ戻って生きるか天界へ旅立つか魂の決断ができるまで天間荘で過ごすよう話す。

物語の軸となる三女たまえをのん、次女かなえを門脇麦、長女のぞみを大島優子が演じ、母親役で寺島しのぶ、父親役で永瀬正敏、イズコ役で柴咲コウが共演。「あずみ」「ドアマン」の北村龍平が監督を務めた。

2022年製作/150分/G/日本
配給:東映

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(C)2022 高橋ツトム/集英社/天間荘製作委員会

映画レビュー

3.5女優のんの復調は喜ばしいが

2022年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

NHK朝ドラ「あまちゃん」で一躍メジャー女優の仲間入りを果たした能年玲奈=のんが、やはり東日本大震災と被災者らの“心の復興”をテーマにした「天間荘の三姉妹」の主役にキャスティングされたのは、確かに理にかなっているとは思う。

かつて大手事務所から独立した際のトラブルで、本名で芸能活動ができなくなったのを皮切りに、テレビ・映画業界から半ば干されてしまい、理不尽な仕打ちを受けてきた彼女だが、映画に限って言えば、今年は監督・脚本も兼ねた「Ribbon」、まだ記憶に新しい「さかなのこ」そして本作と、なんと主演作が3本。あとは民放でドラマ主演を果たしたら、完全復活と言えるだろうか。

ただまあ、近作でキャラクターにしっかりはまっていた「さかなのこ」「私をくいとめて」に比べると、演技なのか演出なのか、彼女の持ち味と演じる人物の相性が微妙にずれているように思った。

アクション作品が多い北村龍平監督が、ファンタジー要素を含む“感動作”のメガホンをとるとは意外な気もしたが、原作の本家にあたる漫画「スカイハイ」の実写化ドラマと劇場版でも演出・監督をした縁からだろうか。この内容で2時間半は冗長で、2時間以内に収めてほしかった。

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高森 郁哉

4.0傑作までではないが間違いなく佳作な名作

2023年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

スカイハイのスピンアウトということは知っていましたが、ただただ評判の良さが気になり鑑賞。
一言にまとめれば東日本大震災犠牲者への鎮魂作。
そこに普段の彼岸を混ぜて、というか導入して本筋に流し込む作りでした。泣いたとか泣けるというSNS上の書き込みはみましたが自分にはそこまでではなかったかな。で、そこまでいかなかった原因は画像、特にCG関係がダメすぎて幼稚というか作り物過ぎるとか、興をそがれたことですかね。星空だったり津波だったり彼岸のことだったりがホントに絶望的。それ以外は素晴らしいのにもったいないなあと思いました。
天間荘のモデルに小樽市の銀鱗荘をもってきたことにはとても関心しましたし、水族館のロケ地を変えていくことで時代の流れ(変化)を表現した工夫はよく考えたなあとうなりました。役者も意外なところで意外な人を登場させたり、正直、もったいないなあとも思いましたが、やっぱ演技の上手い人がこれだけ投入できるってすごいよな、なところも見どころかなあ。
「三ツ瀬」の実態が、あの世とこの世の中間にあるところ、が単純なものではなくだんだんと実態に顕になっていくことや家族が再び家族になっていくところなど脚本も演出も素晴らしいです。上映時間が鑑賞しにくかったり回数も減ってはいますが、観られるうちに鑑賞しておくことをお勧めします。

さいごに、余計なことを。
のんさん、岩手で未だに大人気ですが、大人気の理由が分かったような気がします。単純に「あまちゃん」に出たからではなく、岩手の方言でいう「めんけぇわらし」なんです。可愛いとかそういうものではなく「めんこい」んです。めんけえわらしがあまちゃんさででた、ということかなあと思いました。自分のルーツの半分以上があまちゃんの舞台でしたのでそういう感慨をもったのかもしれません。本作でののんさんの「めんこい」こそ醍醐味でしょう。

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zem_movie_review

2.5なぜ、、、、

2023年3月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

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まさのすけ