男はつらいよ 寅次郎の告白

劇場公開日:

解説

甥っこの恋の手ほどきに奮闘する寅さんの奮闘を描くシリーズ第44作。原作・脚本・監督は「息子(1991)」の山田洋次。共同脚本は同作の朝間義隆。撮影は同作の高羽哲夫と「おあずけ」の花田三史が共同でそれぞれ担当。

1991年製作/日本
配給:松竹
劇場公開日:1991年12月23日

ストーリー

寅次郎の甥・満男が想いを寄せる泉が東京の大手楽器店に就職のための面接に再び上京。それと同時に寅次郎も、柴又へ帰って来た。久しぶりに皆で楽しい一時を送る泉。翌日、泉の会社訪問に付き添う満男だったが、結局、就職はうまくいかないまま泉は静岡に帰ってしまう。また寅次郎も再び旅に出、日本海沿岸の鳥取へと向かった。ところがそこで偶然泉と再会する寅次郎。母親の再婚を素直に喜べない泉は、その寂しさを紛らすために鳥取まで来たのだった。一方、そのことを彼女からの絵葉書で知った満男も鳥取へと向かい、泉と再会。寅次郎はふたりと共に、かつて恋したことのある聖子が営む旅館へと案内する。そしてそこで聖子の亭主が死んでしまっていたことを知る寅次郎。四人で楽しい日々を過ごすが、ようやく母親の再婚を祝福する決心がついた泉は、満男と共に静岡へと戻る。寅次郎も結局、聖子に想いを告白出来ないまま、鳥取を後にするのだった。

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映画レビュー

3.0手を握るのがやっとなシャイな男たちのラブストーリー。 新幹線のデザ...

2024年1月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

手を握るのがやっとなシャイな男たちのラブストーリー。
新幹線のデザインなど、今となってはノスタルジー。

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Don-chan(Daisuke.Y)

3.5もはや満男と泉が主役

2022年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

全体的に盛り上がりに欠ける作品だと思いました。
柴又の常連メンバーも老化が顕著で、もう柴又へマドンナを招き入れての団欒風景も無くなってしまった。団欒はひろしの家の食卓がメインに。タコ社長と寅さんの喧嘩(している風)のシーンは音と声だけ。第一話のような取っ組み合いの喧嘩シーンはもう望めないのでしょう。
マドンナの吉田日出子さんは、後半の短い時間での出演でしたが、すごくよい雰囲気を出していました。寅さんとは昔ひと悶着あったという設定ですが、寅さんまた逃げてしまいましたね。
泉はなんで鳥取に行ったのでしたっけ?寅さんとの再会シーンは無理筋すぎてちょっと引いちゃいました。

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ふーてんふーてん

3.5寂しい寅さん

2022年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泉ちゃんが家出、絵葉書から鳥取に向かう満男。
ところが鳥取では泉ちゃんと寅さんがばったり出会う。
三人で寅さんが昔フラれた旅館の女将(吉田日出子)を訪ねる。
これでも逃げるのか、寅次郎。

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いやよセブン

このシリーズで、主人公を笑った事は一度も無い。恋愛を無様と思った事も一度も無い。

2022年8月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館
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マサシ
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