男はつらいよ
劇場公開日:1969年8月27日
解説
渥美清主演による国民的喜劇シリーズ「男はつらいよ」の第1作。1968~69年にフジテレビで放送された連続ドラマの結末に抗議が殺到したことから、テレビ版の脚本を手がけた山田洋次のメガホンで映画化された。中学生の時に父親と大ゲンカをして家を飛び出した車寅次郎は、20年ぶりに故郷・葛飾柴又に帰ってくる。美しく成長した妹・さくらと再会を喜びあう寅次郎だったが、さくらの見合いの席で大失態を犯し、縁談をぶち壊してしまう。再び旅に出た寅次郎は、奈良で偶然にも柴又帝釈天の御前様と娘の冬子に会う。冬子に恋をした寅次郎は、彼らに同行するかたちで柴又に戻ってくるが……。マドンナ役は本作が映画初出演となる新派のトップ女優・光本幸子。名優・志村喬が、さくらに思いを寄せる青年・博の父親役で出演している。
1969年製作/91分/G/日本
配給:松竹
スタッフ・キャスト
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清張の小説と漫画のサザエさんを読んで寅さんを観れば、昭和という時代がよくわかります。今更内容の評価は不要。不滅の名作だから。
ただ、改めて観るとマドンナって皆な鈍感なのかデリカシーがないのか、寅が自分に気があるってことぐらいわかりそうなもんですけど。
多分今撮ったら、その辺はもう少し脚本を工夫するんでしょうね。
2022年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
BSで毎週男はつらいよを過去から順を追って放送してもらっており、それを見直していますが、毎回いつも良い作品だな、と思っています。その記念すべき第一作のこの作品は、どの作品以上にストーリーが作りこまれている気がするし、出てくる役者さん皆さんの熱情が凄い。特に中盤のとらやでのおいちゃんとの喧嘩シーンなどは秀逸。
寅さんのやくざぶりはどの作品よりも飛びぬけており、今こんな人がいたらやっかいなおじさんで片づけられてしまうだろうな、と思うけれど、シリーズを見続けてから原点回帰すると、これが寅さんの原点なんだなあ、と思います。
アマゾンプライムで見れる貴重な回ですが、他の回も見られるようになるとうれしいです。
2022年6月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
とても面白かった。
僕も年取ったって事なのかな?
別に寅さんみたいになりたいわけじゃないけれど、
どこか憧れと懐かしさを持って面白く見れました。
令和では生まれないキャラだと思う、
コンプライアンス?馬鹿言ってんじゃないよ!と
寅さんは言うだろうけど、
今となっては新鮮なキャラに見えました。
暴言を撒き散らして、人を貶し問題を起こす、
なのに愛らしく嫌いになれない。
惚れた女にはとことん弱く、
振られて子どものように凹む。
見てるだけで笑って元気になれました。
これは寅さんが幸せを掴むまで見続けないといけません
ね。
2022年5月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
が、目茶苦茶可愛い
そして、子供の頃は面白いと思えなかったが、今になって見ると面白い。