ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

劇場公開日:

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

解説

日本が生んだ怪獣王ゴジラをハリウッドが映画化した「GODZILLA ゴジラ」(2014)のシリーズ第2作。前作から5年後の世界を舞台に、モスラ、ラドン、キングギドラなど続々と復活する神話時代の怪獣たちとゴジラが、世界の覇権をかけて戦いを繰り広げる。また、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようと、未確認生物特務機関「モナーク」に属する人々が奮闘する姿を描く。「X-MEN:アポカリプス」「スーパーマン リターンズ」などで原案や脚本を担当してきたマイケル・ドハティが、脚本を手がけたほか自らメガホンもとった。前作から引き続き、芹沢猪四郎博士役を演じた渡辺謙が出演するほか、カイル・チャンドラー、ベラ・ファーミガ、サリー・ホーキンス、チャン・ツィイー、大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンらが共演。

2019年製作/132分/G/アメリカ
原題または英題:Godzilla: King of the Monsters
配給:東宝
劇場公開日:2019年5月31日

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(C)2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved.

映画レビュー

0.5祭りも終わったところで、そろそろ怪獣映画嫌いのおっさんがはっきり言うよ。

2019年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

オレは、怪獣映画はストリップと同じで、出してなんぼ、怪獣バーサスモノは、AVと同じで、交わってなんぼ、としか思っていない。

こういう考えを必死に否定する人間もいるが、作り手はお金をかけて、そういうものを前提で作っているし、どんなに深遠なテーマを入れ込もうが、それは「ハダカ」ありき。そしてそれでお客をイカせないことには意味がない。

それは観る側も分かっているはずだ。イキたくて見に行くのだから。

まあ、それは怪獣映画に限ったことではないが、怪獣、モンスター
でイク趣味の人間がいる、ということだ。

そこから、どのシチュエーション、思考や嗜好でイケるか、がそれぞれの好みというわけだが、連中は歯垢塗れの口臭をゴジラのごとく、まき散らしながら語る。

それはそれでいい。俺のそばに寄らなければ一向に構わない。

そんな彼らの絶賛する、

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」







オレはこの度の「モンスターバース」いずれも全く楽しめていない。

ギャレス・エドワーズ版の「ゴジラ」はつまらないドラマを延々見せられもったいぶった怪獣の登場、登場すれば、テレビの中、真っ暗なシーンばかり。じっと握りしめながら、あの一瞬のゴジラの「口移し」で果てたのか。君たち、よくイケたな。むしろ尊敬する。

そのあとの「コング」もダメだった。今度は初っ端から見せてくれたのはいい。まぐわう相手もタコだったり、複数だったり。これこそまさにスタンダードなAV。プロモーション含め、「オタク以外お断り」ではあったし、サミュエル推しの気持ちは分かるが、人間しかいないシーンになると、緊迫感なし、間延び感ありと、凝った映像だけでは、間が持たない、というまさしく「AV」といった作品だった。

文句を言うほうがおかしい。ということだろうが、オレにとって「コング」≒第二次性徴の象徴としては、ブリー・ラーソンではイケなかっただけのことだ。タコでイケるのならそれでいい。

で本作。

さすがの推し熟女のヴェラ・ファーミガ(微妙にやらしい)もさすがにこれではイケない。もう10年まえだったらなあ。

今回の「ゴジラ」はゴミみたいなギャレス版よりかはまだ観易い。
(ローグワン含め、抜きどころをはぐらかすギャレス・エドワーズを崇めるヤツの気がしれない)

しっかり、ゴジラはまぐわってくれる。

だが、単調なのよ。相変わらず暗いし。

でも、本作で気に入らないのは、君たちがいう、「ここまでやってくれた」という「ここまで」の点。

しっかり怪獣出ました。造形も十分納得いくもの。しっかり怪獣、まぐわってます。ドラマパート、もともと怪獣映画って人間ドラマ部分こんなもんじゃね。ゴジラのテーマ!イ、イクゥ!!

え、それでいいの?

それ「パシフィックリム」の時も言ってね?

どんだけ、マゾなのか。あ、いや、懐広いのか。

どんだけ、敏感、あ、いや、鈍感なのか。

これも明らかに君たち向け、というか、君たちにしか見ることのできない映画なのよ。実際アメリカでは当然のごとく、むしろ大コケ、という興収。

中国資本のレジェンダリーと東宝の製作で、日本のゴジラ映画まんま、作りました。ストーリーも登場人物も全く魅力も面白味もないけど、そこもオマージュしました!え、核ってこんなんじゃないの?

こんなに志が低くて、勘違いされたモノを出されて喜んでいいのか。

オレはなんか逆にバカにされたように思えたけどな。もうちょっと、文句言っていんじゃね?

というか、君らが文句言わないでどうするの。

怪獣はリスペクトされている。日本の映画人もリスペクトされている。

けど、日本をリスペクトしろ、って。

君らの力で、変えて見せる、ぐらいの怪獣愛に満ちたレビューが見れなかったのが至極残念。

まあ、この映画の監督の手腕という点に話を落とし込むとすると、怪獣の造形をきちんと見せない、明るいところで戦わせない、怪獣バトルであくびが出る。

本人は怪獣愛に満ちている、というがそれが映像面でも結果がでていないんだから、初めから話にならない、とオレは思うのだけどね。

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しんざん

4.5モンスターバース、3作目にして大化け!来年のvs. Kongも超楽しみ

2019年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

モンスターバース1作目「GODZILLA ゴジラ」は、エメリッヒ版「GODZILLA」よりオリジナルへの敬愛を感じさせたが、今一つ盛り上がれなかった。敵怪獣ムートーをデザイン的にも設定的にも好きになれなったのが一因。「キングコング 髑髏島の巨神」もまあ悪くないな、という程度の感慨だった。

だがどうだ、マイケル・ドハティ監督、自身も長編のメガホンは3本目で、しかも過去2本はホラー作品らしいが、ほとばしるほどのゴジラ愛!ゴジラを54年版の本家により近づけ、伊福部昭のテーマ曲も劇中とエンドロールで流れて胸アツ。そしてキングギドラ、モスラ、ラドンのそろい踏み!過去のゴジラ映画を観ていない人は「三大怪獣 地球最大の決戦」「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」の2本だけでも予習しておくといい。本作鑑賞後に元ネタをチェック、もありだ。来年の4作目、キングコングとの対決も期待度が上がった!!

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高森 郁哉

4.0前作(ギャレゴジ)と真逆の大放出サービス!

2019年5月31日
PCから投稿

楽しい

興奮

前作は「怪獣が現れた世界」にいろんな隠喩が込められていたが、今回は敢えて真逆に針を振り切り、怪獣対策チーム「モナーク」+四大怪獣が大騒ぎするお祭り的な展開に。いささか哲学性が減じたことは残念だが、開幕早々怪獣が登場するだけでなく、怪獣バトルがもたらすしっちゃかめっちゃかな混乱を存分に楽しめる。

ただ、前作を踏襲していないというわけではなく、ギャレス本人が自ら明かすまで誰も気づかなったであろう「銃を撃った奴は死ぬ」の法則がチラリと出てきたり、芹沢の物語を膨らませていたりするのは好印象。方向性は違えど随所に東宝シリーズへのオマージュも仕込まれていて、「ああ、大好きなヤツが作ったな!」と感じられるのも共通している。

割り切りの良さが災いして、ちょっと明快になりすぎたという印象もあるのだが、それも次作に繋げるための交通整理だと思って『ゴジラVSコング』を待ちわびようと思います。

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村山章

4.0怪獣王がハッキリと描かれた作品

2025年1月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

まず初めに、主観的な感想だけを述べるのであれば、本作は本当に素晴らしい作品でした。

この約60年間、ほぼ肩書きだけだった「怪獣の王」という存在を、しっかりと描写してくださったことに深く感動しました。

特に最後のシーン、怪獣たちがゴジラにひれ伏し、その中、まるで「私が王だ」と言わんばかりに咆哮する姿は、本当に格好良かったです。
「王たる所以」を丁寧に描いてくださったことに感謝します。
本当に最高の作品です。

それでは、具体的な内容について触れていきたいと思います。

前々作であるモンスターヴァースシリーズの「GODZILLA ゴジラ」の続編として描かれていることに驚きました。

軽く設定を引き継ぐ程度だろうと予想していたのですが、しっかりと続編として作られていた事に驚きました。
そのため、前作を観ていることが前提となっており、観ていない場合は内容に違和感を覚える部分が多々ありました。

私自身、ゴジラシリーズは昔から観ていたものの、モンスターヴァース作品は本作が初めてだったため、少し違和感を覚えました。
その上、前々作の内容に関する説明がほぼない点は減点ポイントだと感じました。

次に、人間ドラマについてですが、粗があるものの、許容範囲内だと思います。
しかしながら、母親のキャラクターが自己中心的で、頭が痛くなるほどでした。

つまりは「タイタン、怪獣たちに、人間が破壊した自然を元に戻してもらうんや!あ、でも自分の子供は大切だから殺さんといてな!」という自己中心的な姿勢が強く感じられました。

これはあくまでも私の主観ではありますが、自己中心的であるという点は間違っていないように思います。

続いて、モンスターヴァースの最大の見どころである怪獣描写についてお話しします。
私自身、この描写を楽しみにしていたと言っても過言ではありません。

結論から申し上げますと、タイタンの描写は非常に素晴らしかったです。

まずCGが非常に美しく、ゴジラやギドラ等タイタンの鱗や毛、目などが丁寧に描かれていました。
さらに、スピーディーで迫力ある戦闘描写が圧巻でした。
展開が一転二転する中で、高画質での迫力ある映像が非常に印象的で、強く引き込まれました。

また、その戦闘シーンを彩るBGMも素晴らしかったです。
ゴジラのメインテーマがアレンジされており、通常は絶望感の強い曲ですが、今回は安心感のあるアレンジが施されていました。
アニメの良いシーンでオープニングテーマが流れるような雰囲気で、まるで勝ち確BGMのようなBGMが非常に効果的でした。
コーラスも相まって、作品の雰囲気をさらに盛り上げていました。

ここからは、私の感想です。
「王たる所以」を描いた作品。怪獣王、キング・オブ・モンスターズ。
敵でも味方でもない、善悪を超越し、外敵を、偽りの王を討つまでを描いた流れが非常に印象的でした。

そして、本作全体の映像はやや暗い印象を受け、怪獣たちもほとんどがシルエットとして描写されております。この点については「見づらい」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はその描写を非常に高く評価しております。

シルエットとして描くことで、怪獣の恐ろしさや壮大さ、さらには神々しさを見事に表現できていると感じました。

ただし、減点ポイントとして、以下の点が挙げられます

続編として作られているが故に、観ていることが前提となっており、説明が少ない点。

難解な内容であるうえに専門用語が多く、一度の鑑賞では内容を理解しきれない上、購入したパンフレットで補完する必要がある部分が多い点。

人間ドラマの粗さや共感しにくいキャラクター設定。

とはいえ、CGの作り込み、迫力あるスピーディーな戦闘描写、そしてBGMは非常に素晴らしかったです。

総評として、人間ドラマは粗が目立ち、専門用語が多いため新規の視聴者には優しくない作りではありますが、戦闘シーンの完成度の高さからカジュアルな観客や前々作を観ているファンには高評価を得られる作品だと思います。

個人的な評価としては星3.5〜4が妥当と思われます。

ちなみに私のおすすめシーンは、モスラが羽化して神々しく羽を広げるシーンと、王と成ったゴジラが咆哮するシーンです。

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あると

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