ゴジラ-0.0

劇場公開日:2026年11月3日

解説・あらすじ

第96回アカデミー賞でアジア映画として初の視覚効果賞を受賞するなど、世界的に大きな話題を集めた「ゴジラ-1.0」の続編。山崎貴が引き続き監督・脚本・VFXを担い、前作から2年後の世界を舞台に、再び姿を現したゴジラとの新たな戦いを描き出す。

戦争によって「無(ゼロ)」となった日本を、ゴジラが「負(マイナス)」に叩き落としてから2年。もがき苦しみながらも復興を遂げ、ようやく取り戻したはずの日常に、再びゴジラが襲いかかる。人々はこの戦いを終わらせるべく、総力を結集して新たな作戦に乗り出す。

キャストは、前作でゴジラと壮絶な死闘を繰り広げた主人公・敷島浩一役の神木隆之介、ゴジラに襲われながらも奇跡的に一命をとりとめたヒロイン・敷島典子役の浜辺美波をはじめ、山田裕貴、佐々木蔵之介、安藤サクラ、吉岡秀隆ら前作の顔ぶれが再集結。さらに新たなメンバーとして、気象台から大型災害対策事務局に出向した天才気象予報官・青山真琴役で長澤まさみ、戦争で心に深い傷を負った生物学者・村上寛治役で田中泯、医師・緒方役で國村隼が出演。

2026年製作/135分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2026年11月3日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

3.0 「あの方」の狂気の演技に圧倒

2026年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

山崎監督いわく、今回は最初から世界をめざして製作したとのこと。実際に、作品には世界で(というのは東宝の定義ではアメリカで)響きそうな題材・舞台がこれでもかと盛り込まれています。

今回新しく登場するアレ(熱心な人はすでに何が出るか知っているのかもしれませんが一応伏せます)と息を呑む戦闘をくりひろげる人間側のあの武器、アレが蹴散らすもの、どれもアメリカ人が「これこれ!」と大喜びしそうなものを配置していて、その圧巻のVFXスペクタクルは文句なく世界レベルですね。

NYでのプレミア上映後には、アカデミー賞のVFX部門だけでなく「作品賞」ですら行けるのではないかという声が出たとか。残念ながら大半の演技は前作同様、いつもの東宝の薄っぺらすぎる朝ドラ風演技で、映画などというものでは到底ないですが、ただひとり、「あの方」の狂気の演技に圧倒されるのです。日本人がくぐりぬけてきた戦災・天災、数々の苦しみ、「あの方」が向かっているのは究極的にはそうしたものへの復讐なのではないか。そういう感情の複雑な多層構造、そして街を吹き払う熱線の〈下〉の人々への生々しい視線は、ハリウッドの災害映画ではおそらく絶対に出てこない。このあたりが「作品賞」という声まで出てきた理由だと思います。

御覧になると分かりますが、これを寄りによってニューヨークで、アメリカ人たちと一緒に見るのはなかなかの体験です。それでも世界最速上映となったニューヨークの会場では、アレが登場したら大喝采、あのテーマが流れたら大歓声という調子で、エンドクレジットでも誰も席を立たずゴジラのテーマをきいて、最後に山崎監督の名前が出たらふたたび大拍手。本当にアメリカのゴジラファンにとっても待ちに待った作品なんだ、と思い知らされる上映でした。

コメントする (0件)
共感した! (0件)
milou

「ゴジラ」シリーズ関連作品

「ゴジラ-1.0」シリーズ関連作品