ゴジラvsコング
劇場公開日:2021年7月2日
解説
ハリウッド版「ゴジラ」シリーズの「GODZILLA ゴジラ」(2014)、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(19)と、「キングコング:髑髏島の巨神」(17)をクロスオーバーして描く「モンスターバース」シリーズの第4作で、ゴジラとキングコングという日米の2大怪獣が激突する。モンスターの戦いで壊滅的な被害を受けた地球。人類は各地で再建を計り、特務機関モナークは未知の土地で危険な任務にあたりながら、巨大怪獣のルーツの手がかりを掴もうとしていた。そんななか、ゴジラが深海の暗闇から再び姿を現し、世界を危機へ陥れる。人類は対抗措置として、コングを髑髏島(スカルアイランド)から連れ出す。人類の生き残りをかけた戦いは、やがてゴジラ対コングという未曽有の対決を引き起こす。監督は「サプライズ」やNetflix実写版「Death Note デスノート」などを手がけたアダム・ウィンガード。出演はアレクサンダー・スカルスガルド、レベッカ・ホール、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」から引き続き登場するミリー・ボビー・ブラウン、カイル・チャンドラーほか。また、「GODZILLA ゴジラ」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮役で小栗旬が出演し、ハリウッドデビューを飾った。
2021年製作/114分/G/アメリカ
原題:Godzilla vs. Kong
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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いよいよ“モンスターバース”シリーズも第4作目となり最終段階へと向かいます。
「王座の椅子は1つだけ」のため、太古より続くという“破壊神”ゴジラと“守護神”キングコングとのガチバトルが実現へ。
最新鋭の映像技術の粋を結集し、ゴジラとキングコングという❝特撮映画の黎明期から支持を得てきた2大怪獣・モンスター❞による、誰もが見たかった期待に相応しいガチバトルが展開されます!
もうこれだけで十分意味がある映画と言えるでしょう。
“モンスターバース”シリーズは第4作目で終結という構想だったので、まとめとして過去のシリーズで登場してきた怪獣・モンスターらの背景が示されます。
その答えとして“地球空洞”【キングコングなど怪獣・モンスターらの故郷と思われる場所】という概念が登場しますが、この仕組みは「映画の設定」としてアリだと思います。
本作で気になるのは「ストーリー展開」で、割と「偶然」が続くような展開となります。
これは、作品をテンポ良く進めるには重要な事ですが、「必然性」を省き過ぎるとリアリティーの欠如が生まれます。
つまり、作品の路線として「テンポ」を取るか、「リアリティー」を取るか、というバランス論になりますが、本作は明らかにスピード重視で「テンポ」を取っています。
もしミステリー作品であれば減点材料と言えますが、本作は「いかに魅力的な怪獣バトルを見せるのかが最重要!」なので私は今回の疾走感を重視したバランスを「是」とします。
(欲を言えば、もう少し「必然性」のある洗練された脚本であると、なお良かったです)
“モンスターバース”シリーズは4作すべてで監督が違うため、作風も随分と幅がありました。
ただ、どの作品もゴジラ、キングコングなどへの「作品愛」やリスペクトが強く感じられます。
このベースさえしっかりしていれば、噂されている、さらなるシリーズ化も楽しみに待ちたいと思います。
2021年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
公開延期が続いているため、ネタバレは一切記述するつもりはないが、こういうハリウッドど真ん中!の作品を大スクリーンで見たくてウズウズしている人は多いはず。この作品は、やはり問答無用で大スクリーンが似合う。ゴジラもコングも、やりたい放題に破壊行為を続けるが、とにかく爽快感を味わわせてくれる。渡辺謙がかつて演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮役で出演している小栗旬も非常に興味深い役どころを嬉々とした表情で演じており、語学力のスキルアップも目覚ましい。今一度、劇場で観直したくなるハリウッドの王道娯楽作品だ。
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1時間くらい経ってからのコングとゴジラのバトルシーンの映像技術がすごくて、さすがハリウッドだなーと思った
ストーリーは?なとこが多かったけど最終的には面白かった
芹沢の息子があんなよくわからない役で死んで(意識失っただけ?)いいの?
怪獣映画と言うには正直要らない要素もある。対立構造は少なくしてくれないと、場面の飛び方がタルすぎる。
群像劇を見たいわけじゃないのよ。
でも怪獣プロレスはド派手で良かった。
ただなあ、シン・ゴジラや初代のゴジラのほうがやっぱり格好良いし強い印象がある。
何より怖かったし。
一方こちらは恐怖感がない。
寧ろヒーロー感出してきてて、イヤそうじゃない、守護者になるのは良いがヒーローとは違うやろと。
あと放射能光線?なんか最初に戦艦貫いたのは好きだけど、その後は単なる飛び道具みたいでちょっとしょっぱい。
とはいえ、続編の作りとしては大衆向けで良かったんじゃないでしょうか。
いわゆる特撮怪獣映画感は一切無いけど、そんな所に口出すのは自分みたいなオタクくらいのもんだろうし。