ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃

劇場公開日:

解説

日本を襲う破壊神・ゴジラと、それを迎え撃つ3大聖獣のバトルを描く、人気怪獣映画のシリーズ第25作。監督は「クロスファイア」の金子修介。脚本は、「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」の長谷川圭一と「溺れる魚」の横谷昌宏、金子監督の共同。撮影を「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」の岸本正広が担当している。主演は、「6週間 プライヴェートモーメント」の新山千春と「かあちゃん」の宇崎竜童。

2001年製作/105分/日本
配給:東宝

ストーリー

グァム島沖で消息を絶った米原子力潜水艦の捜索に向かった防衛海軍が、海底でゴジラと思われる生物を発見した。48年前、ゴジラの上陸で家族を失った防衛軍の立花准将は、ゴジラ襲来を警戒するよう軍上層部に促すも、平和に慣れきった軍は自らの兵力を過信し、立花の言葉を黙殺する。同じ頃、日本各地で若者たちが何物かに襲撃されるという事件が起こっていた。BS放送局デジタルQのB級オカルト番組のリポーターで、立花の娘である由里は、友人でサイエンス・ライターの武田が持って来た護國聖獣傳記にあるバラゴン(婆羅護吽)、モスラ(最珠羅)、ギドラ(魏怒羅)の日本古来の怪獣が眠っている場所と事件発生現場が一致していることを掴み、調査を開始。謎の老人・伊佐山からゴジラは太平洋戦争で命を散らした人々の残留思念=怨念の集合体であること、ゴジラから大和の国を護るべく聖獣たちが永い深い眠りから覚醒するであろうことなどを聞き出すのであった。そんな矢先、ゴジラが焼津に上陸。更にバラゴンが地中から出現し、ふたつの怪獣が箱根で激突する。だがバラゴンは以前よりパワーアップしているゴジラの敵ではなく、バラゴンを倒したゴジラは東京へ移動を始めた。やがて、ゴジラは横浜に出現した。迎え撃つモスラとギドラは、壮絶なバトルを展開。しかし、ギドラもモスラの力を借りてキングギドラへと姿を変えるも、遂に力尽きてしまう。ところがその時、3聖獣が光となってゴジラを海中へと引きずり込んだ。ゴジラを撃退するには聖獣と共に戦うしかないと考え、D-03ミサイルを搭載した特殊潜航艇さつまに乗り込んでいた立花准将は、この時をチャンスとばかりさつまもろともゴジラの体内へと突っ込んで行く。そんな父親の姿に心打たれた由里は、報道へのプロ意識に目覚めゴジラとの戦いを最後まで放送することを決意し、レポートを続けた。そして、ゴジラの体内D-03を発射し、ゴジラを倒すことに成功した立花准将は、無事、生還を果たす。だが、海の底では死んだ筈のゴジラの心臓がまだ鼓動を続けていたのである。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
アニメーションスーパーバイザー
西山明宏
豊直康
特殊技術
神谷誠
脚本
長谷川圭一
横谷昌宏
金子修介
製作
富山省吾
プロデューサー
本間英行
撮影
岸本正広
美術
清水剛
音楽
大谷幸
音楽プロデューサー
北原京子
テーマ曲
伊福部昭
録音
斉藤禎一
音響効果
佐々木英世
伊藤進一
柴崎憲治
照明
粟木原毅
編集
冨田功
冨田伸子
衣裳
新井正人
川崎健二
アソシエイト・プロデューサー
鈴木律子
製作担当者
前田光治
川田尚広
金澤清美
助監督
村上正晃
スクリプター
飯塚美穂
スチール
中尾孝
工藤勝彦
特技撮影
村川聡
特技照明
斉藤薫
特技美術
三池敏夫
特技スクリプター
青木順子
特殊効果
久米政
操演
根岸泉
ビジュアルエフェクト
松本肇
デジタルエフェクト
小笹隆之
視覚効果プロデュース
小川利弘
デジタル・CGスーパーバイザー
荒木史生
泉谷修
杉木信章
田中貴志
今井輝行
塩屋智和
佐藤敦紀
特技助監督
菊地雄一
造形
品田冬樹
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映画レビュー

5.01954年の初代ゴジラの物語を更に先に推し進めた傑作です

あき240さん
2022年7月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2001年12月公開
良く似たタイトルの作品が三つあります

ひとつは
「三大怪獣 地球最大の決戦」
1964年12月公開

二つ目は
「怪獣総進撃」
1968年8月公開

三つ目は、
「ゴジラ・ミニラ・ガバラ
オール怪獣大進撃」
1969年12月公開

もちろん本作のタイトルは、この三つの作品のタイトルを踏まえて付けられたものでしょう
つまり、ゴジラシリーズの伝統を踏まえていますよというアピールです

監督は金子修介
もちろん名作と名高い平成ガメラシリーズ3部作の監督
あれを撮った監督が、東宝に乗り込んでゴジラを撮るのだ!
プロ野球で例えるなら、 万年ダメ球団の阪神タイガースを3年連続で日本一にした監督が、巨人軍の監督に就任したようなものです
その衝撃たるやすさまじいものがあります

お話は1954年の初代ゴジラに直接繋がるもの
なのでゴジラの着ぐるみも初代ゴジラのフォルムになっています

劇中に防衛省が登場しますが、現実では2007年の設立です
本作では自衛隊ではなく、防衛軍が登場します

本作では1954年のゴジラはオキシジェンデストロイヤーで駆除された事は秘密とされており、当時の防衛隊の自衛力によってゴジラを駆除したことになっています
これにより警察の延長線上にある自衛隊ではなく、軍隊としての防衛軍となっています
つまり憲法が改正されて防衛隊が軍となっている世界です
反撃ができる組織として描かれています

初代ゴジラでは防衛隊でした
というのも自衛隊が設立されたのは、初代ゴジラ公開のわずか4ヵ月前のこと
自衛隊も無かったのです
警察予備隊の時代のままの描写です

初代ゴジラは核戦争の恐怖が具象化した存在でした
圧倒的な戦力で侵略を受けた時、当時の日本は組織だったある程度の抵抗や住民の非難誘導はできても、軍事的に押し返す反撃力はなく、防衛線はひとたまりもなく崩壊していまい首都は簡単に火の海となる
核になぞらえられる夢の秘密兵器でなんとか撃退できるという物語です

本作はその先の物語です
ではその圧倒的な敵の戦力に対抗できる軍備を保有して、憲法も改正して軍隊としての体制も作ったならばそれで国民は安心して暮らせるのか?
それがテーマだったと思います

ゴジラは太平洋戦争で亡くなった無数の将兵や国民の怨念が凝り固まったものと劇中で説明されます

防衛力がなければ無力であり、なすがままに脅威の前に蹂躙されるのみです
かといって過剰な防衛力を持てば怨念が蘇るという
ならばどうすればいいのか?
それを考えて欲しいという映画だったと思います

便利良く登場する超威力の夢の秘密兵器はなく、それを保有したならばたちまち核戦争以上の戦争になるという

助けてくれる怪獣がいたとしても、その怪獣が助けてくれるとは限らないのです、現れるかも分からないのです

自分自身で長い時間をかけて、役にたちそうな兵器を開発して、多額の予算をかけて数を揃えて配備して、何年も多くの将兵を訓練して、ようやく使える装備と軍隊が準備できるのではないのか

それがあったからこそ、怪獣の助けもあって、本作では初めてゴジラを駆除できたのです
それが金子監督からのメッセージだと思います

日本の自衛力をどうするのか?
本作の時代と基本的にはなにも変わらないままに20年が過ぎ去ったのです

それでも弾道ミサイルの脅威の前に、ようやく反撃力についての論議が始まっています

そして、この夏の参院選で憲法改正勢力が国会の三分の二を超えました
ウクライナの戦争の有り様を見ての結果だと思います

新しい時代のゴジラの映画がそろそろ求められるようになってきたのかも知れません

特撮は神谷誠
もともと東宝特撮部隊の人
ゴジラvsビオランテ、ゴジラvsキングギドラ、ゴジラvsモスラ、ゴジラvsメカゴジラを川北紘一特技監督の下で助監督を務めています
その後、平成ガメラ3部作を樋口真嗣特撮監督について助監督をつとめた人物
東宝特撮部隊に本作で特技監督となって凱旋という感じです
金子本編監督に連れて来られた人事なのか、もともと東宝の人だからなのか
そこは不明です

本作ではゴジラが悪役となり、「三大怪獣 地球最大の決戦」でのキングギドラの立ち位置になり、キングギドラはまさかの地球側の怪獣となっています

最後は横浜での決戦となります
1992年の「ゴジラvsモスラ」以来の横浜での戦いです

平成ガメラシリーズ的なテイストがあり、物語の展開、見せ方もおもしろく大満足です

ミレニアムゴジラシリーズのテコ入れになったと思います

気になるのは、何故樋口真嗣さん自身が特技監督に就任しなかったのでしょうか?
何故、神谷誠さんに任せたのでしょう?

本作は幼児向けアニメを併映して、子供が置いてけぼりにならないように配慮することになりました
平成ガメラシリーズのイメージのゴジラになるとの予想からの心配された事だと思います

併映は「劇場版 とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険」と決まります

監督は出崎統
この名前にピン!ときた人は相当なオタクです
日本のテレビアニメ黎明期からのそうそうたる超有名作品の多数の根幹に関わっておられます
ものすごい人です
生きている伝説のような人です

そして樋口真嗣の名前はこちらの作品の方に、CG 監督としてクレジットがあるのです

樋口真嗣さんにしたらもちろんゴジラをやりたかったはずです
それは間違いありません

しかし出崎統の要請とあればこちらを優先しなければなりません
当然です
金子本編監督も出崎監督の作品と併映なら光栄の至りと発言されたそうです
もしかしたらむしろ樋口真嗣さんの方から、こちらをやりたいと申し出られたのかも知れません

ゴジラは平成ガメラの時の助監督の神山誠を特技監督として任せて、自分はとっとこハム太郎を取ったのではないでしょうか?

痺れる選択だと思います
単にリスペクトしているからではありません
出崎統さんの伝説の演出手法に直接触れられ、その指導をうける経験は得難い貴重な経験なのです

それがその後の樋口真嗣監督の血となり肉となり「シン・ゴジラ」、「シン・ウルトラマン」に活かされているのだと思います

この時期、庵野秀明さんは1998年に「ラブ&ポップ」、2000年に「式日」と実写映画へのスタディーを始めていたのです
樋口真嗣さんもまた次の飛躍に向けて準備を進めていたのです

素晴らしい選択だったと思います
樋口真嗣監督の人生の岐路であったのかも知れません

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あき240

4.0新しいゴジラのコンセプト

2022年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

基本的には人間対ゴジラ、軍対怪獣という構図だが、ゴジラそのものは戦争で亡くなった人々の残留思念によるものという今までのゴジラにはないコンセプト。
しかしながら、劇中バタバタと亡くなっていく人間達や爆発で起きるキノコ雲を見て「原爆?」と呟くシーンなどしっかり戦争批判に繋がるシチュエーションも盛り込んでいる。
平成ガメラ三部作の金子修介監督のゴジラシリーズにおける新たな傑作。

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ヒックス伍長

3.0おはスタに山ちゃんがいた頃

ipxqiさん
2021年10月11日
iPhoneアプリから投稿

備忘録。
脇は豪華なのにメイン2人がプロ俳優じゃないという謎の配役。アイドルには(ある種の)アイドルをぶつけるんだよ!ってこと?無茶するなぁ。

宇崎竜童、「阿修羅のごとく」の石田あゆみとのコンビは大好きだったけど演技が朴訥としてて、こういうジャンルものは向いてないみたい。
第一あんなチンピラみたいな司令官おるかーい!と思ってしまう。
新山千春の弾けるようなキラキラ感がすごい。それなのに眉毛が逆エビ。なんて時代だ。。
TV番組のシーンに山寺宏一。おはスタ時代だからかな?

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ipxqi

3.0平成ガメラ監督作品と聞いて期待したがなんか評価に困る…逆説的にシン・ゴジラの完成度に気づかされた

さん
2021年8月30日
PCから投稿
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閑
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