ドクター・スリープ

劇場公開日:

ドクター・スリープ

解説

スタンリー・キューブリック監督がスティーブン・キングの小説を原作に描いた傑作ホラー「シャイニング」の40年後を描いた続編。雪山のホテルでの惨劇を生き残り大人へと成長したダニーを主人公に、新たな恐怖を描く。40年前、狂った父親に殺されかけるという壮絶な体験を生き延びたダニーは、トラウマを抱え、大人になったいまも人を避けるように孤独に生きていた。そんな彼の周囲で児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が発生し、あわせて不思議な力をもった謎の少女アブラが現れる。その力で事件を目撃してしまったというアブラとともに、ダニーは事件を追うが、その中で40年前の惨劇が起きたホテルへとたどり着く。大人になったダニーを演じるのはユアン・マクレガー。監督・脚本は「オキュラス 怨霊鏡」「ソムニア 悪夢の少年」やキング原作のNetflix映画「ジェラルドのゲーム」といった作品を手がけてきたマイク・フラナガン。

2019年製作/152分/PG12/アメリカ
原題:Doctor Sleep
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2019年11月29日

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(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

映画レビュー

4.0「シャイニング」の原作と映画の違いを知ると、本作の苦労がよくわかる

2019年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

怖い

興奮

キューブリックの映画「シャイニング」を、原作者スティーヴン・キングが毛嫌いしたのは有名な話。いろいろ理由を並べたてて批判を繰り返したが、自身を投影した作家志望のジャックが、小説だと最後は家族を守るために戦う“ヒーロー”だったのに、映画ではまるで逆になってしまったことが大きかったはず。父と息子の関係性もまるで異なる。

当然、キングが書いた続編「ドクター・スリープ」は、映画「シャイニング」が改変した要素を無視している。監督・脚本のマイク・フラナガンが、原作のストーリーを尊重しつつ前作映画の改変要素を引き継いで、なおかつキングを満足させるという難業をやってのけた。

ただまあ、キューブリックの世界観が再現されて懐かしさはあるが、シャイニングを持つ2人対真結族の超能力バトルはエンタメ系アクションホラーの趣で、残念ながらキューブリックの格調高い傑作には及ばず。娯楽映画としてなら十分健闘している。

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高森 郁哉

3.5あの雪山のホテルへと向かう恍惚のカウントダウンが再び

2019年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

かつて、あの雪山のホテルから母親と共に命からがら逃げ出した少年、ダニーは、今もトラウマを抱えて荒んだ生活をしていた。。。。。そこから始まる映画は、ニューハンプシャーの老人ホームで働き、人を苦しませずに死なせる力を持つことから、"ドクター・スリープ"と呼ばれているダニーが、またも、あの忌まわしい過去へと引きずられていくプロセスを描く。彼をそうさせるのは、シャイニン グ=超能力のある子供たちから生気を吸い取り、生き長らえようとする半不死の一族"ザ・トゥルー・ノット"との対決を余儀無くされるからだ。プロットを書くとそうなる。ファン待望の続編は、鬼才キューブリックが観客に想像を促してイメージの中で怖がらせる前作とは全く異なり、終始、目で魅せる娯楽ホラー映画の乗り。往々にしてその場合、恐怖の沸点が点在して次第に飽きてくるものだが、さにあらず。ホラー界の新星、マイク・フラナガンは巨匠のレガシーを元手に、全編見せ場のハイテンションを見事にキープしている。レガシーの最たるものは、前作と同じ電子音楽が鳴り響く中、ダニーが雪の山道を魔のホテルへと向かう場面。それは、「シャイニング」を知る、知らないに関わらず、全ての観客にクライマックスが訪れたことを知らしめる、恍惚のカウントダウンなのだ。

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清藤秀人

4.0思ってたのとは違ったけど

2024年1月13日
スマートフォンから投稿

楽しい

怖い

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おいもぷりんちゃん

4.0呪われたホテルが目を覚ます!

2023年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

『ドクター・スリープ』の原作は未見ままで、映画『シャイニング』の続編という事で、あえて予備知識を入れずに鑑賞しましたが、予想を反するストーリーでした。(ドクター・スリープという名前も劇中で納得した)

まさかまさかの正義と悪の"超能力対決決戦"という展開になろうとは!前作の重苦しい精神的にくるホラーから、完全に娯楽要素を含んだ、ホラーというよりサスペンス映画ともいえるような出来栄えです。

悪役側は永遠の命を持ち、超能力者(シャイニング=輝く者)の魂をむさぼるグループ。永遠の命という設定と人間の血ではないのですが、苦痛や死の瞬間に出す能力者から出る煙をむさぼって生きるという姿は、完全にバンパイアと重なりました。そして、ボスであるローズ役のレベッカ・ファーガソンが余りにも美人でカッコイイので、美しき吸血鬼をイメージしました。

対するは、前作から成人になったダニーと少女能力者のアブラーのコンビです。一見は、さえないおじさんと子供の凸凹コンビなので、完全に悪役側の方が強そうなのですが、二人の力は超能力というすさまじく強い武器があるから面白いんです!二人の人間味があるやり取りもとても魅力的に感じました。

中盤以降は、終始善悪の戦いや駆け引き、超能力で頭の中に入りあいとなりますので、完全に娯楽映画に変わっていきます。思わず「あれ?今シャイニングの続編みているんだっけね?」って自問自答してしまいました。でもね、その戦いにチープさが無いためか、全く興ざめせずに楽しませてくれました。それもやっぱり大げさなCGに頼り過ぎていないからだと思います。

さてさて、お待ちかねの前作の場所である、幽霊が住むホテルは最後の決着の場でしたね。いつになったら、ホテルに行くんだろうっともどかしく映画を観ていましたが、後半ようやく、ようやく登場です!

そしてあのテーマ曲が!もう思わずにやけちゃいます!前作ファンは全てにニヤニヤさせてくれこと間違いなしです。お馴染みの絨毯に雪で覆われた迷路、血の海、双子、裸の老婆等々、そしてそして!ダニーの父親が母親を襲う時に斧で空けたドアの穴から覗くシーンは、子供のダニーが覗くという。くぅ~、なんと素晴らしいサービスカットでしょう!

ホテルシーンは、新旧映画の素晴らしいコラボと感じました。マイク・フラナガン監督が慎重に慎重に新旧の物語を繋ぎ合わせてきた結果、最後の最後で一つの作品として見事に融合させたのです。いや~、素晴らしいです!

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だいふく
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