ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃

劇場公開日:

解説

日本を襲う破壊神・ゴジラと、それを迎え撃つ3大聖獣のバトルを描く、人気怪獣映画のシリーズ第25作。監督は「クロスファイア」の金子修介。脚本は、「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」の長谷川圭一と「溺れる魚」の横谷昌宏、金子監督の共同。撮影を「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」の岸本正広が担当している。主演は、「6週間 プライヴェートモーメント」の新山千春と「かあちゃん」の宇崎竜童。

2001年製作/105分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2001年12月15日

ストーリー

グァム島沖で消息を絶った米原子力潜水艦の捜索に向かった防衛海軍が、海底でゴジラと思われる生物を発見した。48年前、ゴジラの上陸で家族を失った防衛軍の立花准将は、ゴジラ襲来を警戒するよう軍上層部に促すも、平和に慣れきった軍は自らの兵力を過信し、立花の言葉を黙殺する。同じ頃、日本各地で若者たちが何物かに襲撃されるという事件が起こっていた。BS放送局デジタルQのB級オカルト番組のリポーターで、立花の娘である由里は、友人でサイエンス・ライターの武田が持って来た護國聖獣傳記にあるバラゴン(婆羅護吽)、モスラ(最珠羅)、ギドラ(魏怒羅)の日本古来の怪獣が眠っている場所と事件発生現場が一致していることを掴み、調査を開始。謎の老人・伊佐山からゴジラは太平洋戦争で命を散らした人々の残留思念=怨念の集合体であること、ゴジラから大和の国を護るべく聖獣たちが永い深い眠りから覚醒するであろうことなどを聞き出すのであった。そんな矢先、ゴジラが焼津に上陸。更にバラゴンが地中から出現し、ふたつの怪獣が箱根で激突する。だがバラゴンは以前よりパワーアップしているゴジラの敵ではなく、バラゴンを倒したゴジラは東京へ移動を始めた。やがて、ゴジラは横浜に出現した。迎え撃つモスラとギドラは、壮絶なバトルを展開。しかし、ギドラもモスラの力を借りてキングギドラへと姿を変えるも、遂に力尽きてしまう。ところがその時、3聖獣が光となってゴジラを海中へと引きずり込んだ。ゴジラを撃退するには聖獣と共に戦うしかないと考え、D-03ミサイルを搭載した特殊潜航艇さつまに乗り込んでいた立花准将は、この時をチャンスとばかりさつまもろともゴジラの体内へと突っ込んで行く。そんな父親の姿に心打たれた由里は、報道へのプロ意識に目覚めゴジラとの戦いを最後まで放送することを決意し、レポートを続けた。そして、ゴジラの体内D-03を発射し、ゴジラを倒すことに成功した立花准将は、無事、生還を果たす。だが、海の底では死んだ筈のゴジラの心臓がまだ鼓動を続けていたのである。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
アニメーションスーパーバイザー
西山明宏
豊直康
特殊技術
神谷誠
脚本
長谷川圭一
横谷昌宏
金子修介
製作
富山省吾
プロデューサー
本間英行
撮影
岸本正広
美術
清水剛
音楽
大谷幸
音楽プロデューサー
北原京子
テーマ曲
伊福部昭
録音
斉藤禎一
音響効果
佐々木英世
伊藤進一
柴崎憲治
照明
粟木原毅
編集
冨田功
冨田伸子
衣裳
新井正人
川崎健二
アソシエイト・プロデューサー
鈴木律子
製作担当者
前田光治
川田尚広
金澤清美
助監督
村上正晃
スクリプター
飯塚美穂
スチール
中尾孝
工藤勝彦
特技撮影
村川聡
特技照明
斉藤薫
特技美術
三池敏夫
特技スクリプター
青木順子
特殊効果
久米政
操演
根岸泉
ビジュアルエフェクト
松本肇
デジタルエフェクト
小笹隆之
視覚効果プロデュース
小川利弘
デジタル・CGスーパーバイザー
荒木史生
泉谷修
杉木信章
田中貴志
今井輝行
塩屋智和
佐藤敦紀
特技助監督
菊地雄一
造形
品田冬樹
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映画レビュー

3.0完全悪役なゴジラ

2024年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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はねひつじ

3.0本作の白目ゴジラは完全な悪、人を殺しまくる。あの人もあの人も犠牲に...

2024年7月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

本作の白目ゴジラは完全な悪、人を殺しまくる。あの人もあの人も犠牲に(笑)
いろんな人がたくさん出演してますが、メインが宇崎竜童に新山千春…ちょっとなあ。この人間パートがあんまり面白くなかったかな。
BS12

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はむひろみ

4.5今までのゴジラとは違う!大怪獣決戦!

2024年4月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

怖い

興奮

ミレニアム以降のゴジラシリーズは、どれもが第1作の続編みたいな感じで作られている独立した作品ですが、これはまた思い切り異色作品ではないでしょうか?

ゴジラが悪役というのは、もうこの頃の作品の定番だったのですが、本作品ではなんか霊的な存在になっていて、護国三聖獣なんて神話の世界まで交えた話になっている。
実はこの設定大好きです。おまけに今までと全く違う白眼ゴジラ!公開時には、怖い、強いという意味で最高って感じてたんですが、今回、改めて見直したら・・・
えっ、こんなズングリだった?いや~、あの白眼のせいで記憶が勝手に補完されていたようです。

とは言うものの、小さな怪獣バラゴンとのアンバランスな対決、空飛ぶモスラへの攻撃、三つ首ギドラとの噛みつき合戦と、バラエティに溢れたバトルシーンを見せてくれて、さすが、金子修介監督! 楽しませてもらいました。

今回改めて見直したら、ドラマパートもかなり精神世界を描いたような作りになってたんですね。ちょっと驚きました。
ただ、自分は宇崎さんのお芝居がどうも苦手で(声とか歌は大好きなんですけどね~。あくまで好みの問題です。ファンの人すみません。)本来、メチャクチャカッコいいだろう、あのシーンも、それほどの感動はありませんでした。

余談ですが、タイトルにバラゴンがないのが不憫です。あんなに頑張ったのにね~。やっぱり、それほどメジャーじゃないからかな?

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ratien

2.0人間パートが……

2023年12月13日
iPhoneアプリから投稿

単純

「他の誰かなら良かったのか?」

ゴジラが見境なく大暴れするタイプの作品。白目剥いて破壊の限りを尽くす。でもなんか…全然怖くないんだよなぁ……。なんか質感がフニャッとしてるのがすげー気になった。

今作のゴジラは「戦争被害者の英霊」みたいな一丁前な設定があるんだけど、それが話の進行上ひとつも役に立ってない。ただあるだけ、言ってみただけの死に設定。馬鹿にしてんのか?

ゴジラ復活の原因が、馬鹿な若者が祠かなんかに罰当たりを働いたって理由なんだけど、これが悪い意味でテンプレくさすぎる上に作劇上まったく上手く使えてなくて全然良くない。洒落怖か、ボケ。

怪獣がいっぱい出てくる割にはプロレスもショボい。護国怪獣(笑)がゴジラに敵わなさすぎる。正直言って勝負になってない。見てて楽しくない。

そして人間パートが正真正銘のクソ。微塵もいらない。怪獣映画ではもはやテンプレみたいな文句だけど、今作の人間パートは特に酷い。マジでクソほども必要性を感じないし登場人物が軒並み鬱陶しくてイライラする。特に主人公。ずっとウザいだけのキャラだった。やってることが所謂「マスゴミ」でしかなかった。ギドラ戦中に橋から落ちる落ちないみたいなことしてんのが物凄いムカついた。今そのくだり必要か?馬鹿野郎。終始話の邪魔。

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つめけん

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