男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇

劇場公開日:

解説

渥美清の死去により終了した「男はつらいよ」シリーズ全48作の中から、シリーズの大半を演出した山田洋次が特に好きな一編という第25作「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」を、コンピュータ・グラフィックの導入、ドルビー・ステレオ・システムで録音し直すなど、最新技術を駆使してリニューアルさせた特別篇。冒頭部分には、寅次郎の甥の満男にふんする吉岡秀隆の登場シーンを新たに追加して、満男が寅さんの想い出を回想するという形に仕上げている。

1997年製作/106分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1997年11月22日

ストーリー

セールスマンとして日本各地を飛び回っている満男は、最近、同じ旅の空の下にいる伯父の寅次郎のことをよく思い出していた。満男は特に印象深かったリリーの夢を見る。かつて寅が想いを寄せたキャバレー歌手のリリーが沖縄で倒れた。それを手紙で知った寅は、大嫌いな飛行機に乗って、リリーのいる沖縄の病院へと急ぐ。寅の献身的な看病でリリーの体はみるみる回復し、彼女が退院した後、寅はリリーの療養のために間借りをして同棲生活を始めた。だが、カタギの生活に慣れないふたりは、お互いを好きでいながら、些細なことが原因で喧嘩別れをしてしまう。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

評価に値しない。無駄なシーンの挿入。

2024年11月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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When I am 75♥️

4.0寅さんよ永遠に

2023年9月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

マラソンを完走した気分はこういうものだろうか 49作全て鑑賞 寅さんシリーズを通じて見どころは色々 定番であるとらやの茶の間で繰り広げる騒動 永遠のマンネリは鉄板の笑いだ 色々な当時のトップ女優を起用し、複数回登場した女優は好評だったのだろう。 ファンの中では推し女優が誰だとかで盛り上がるのもこの作品の醍醐味だ。 結局リリー扮する浅丘ルリ子がトリを務めた。 私がこの作品見続けて興味深かったのは、昭和の日本の発展が徐々に変化していく様だ。 シリーズ当初、どこへいくにも蒸気機関車。 昭和40年代なんて私の生まれた年代。 そうだったのか?と目を疑う日本の光景が映し出される。 それが電車になり新幹線に変わっていく。 なんともおもしろい。 とらやのメニューの値段も徐々に上がっている。 今じゃコンプライアンスだの法令違反だのとシビアな時代。 映画の中ではこんな事が許されるのか!と違和感を持つのもおもしろい。 なんせ寅さん自体、納税はしていないだろう。 国民の義務を公然と果たさないこんな生き方が罷り通る。 とは言え、人の心に寄り添い、損得抜きに生きる寅さんは爽快だ。 古い作品だが、いつまでも持ち続けたい日本人の心の原形を大事にしたい、そう痛感するのだ。 ありがとう。 寅さんよ永遠に😊

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零式五二型

4.0リアルなコメディ

2022年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

渥美清が亡くなり、監督が一番好きな作品をCGも加えて再編集したもの。 リリー(浅丘ルリ子)が沖縄で入院したとの報せで、沖縄に向かう寅さん。 飛行機のギャグは面白いが、同棲が始まってからはとてもリアル。 寅さんに結婚は無理だと思わせてくれた作品。

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いやよセブン

4.5続きが観れないなんて…

2022年4月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

リリーがサイコーでした。最後の偶然の再会は感動ものでした。とても良かったです。 もう観れないのは残念です。

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tuna

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