ゴジラ×メカゴジラ

主役の釈由美子が頑張って凛々しい隊員を演じ、
目を潤ましながらキツい表情で相手を見据える顔がよく似合っている。

ゴジラに共鳴して暴走すると言う欠点を抱えた機龍は前後に流行のエヴァンゲリオンの影響が色濃く、強い女性パイロットを主役に据えるのも時代を感じる。
だが、ゴジラを撃退する活躍を見せた機龍がその後の作品では対ゴジラの一線に起用されないのは勿体ない。
やはりゴジラの一部を使っている為の暴走リスクからか？
アブソリュートゼロは歴代ゴジラ兵器の中では上位に位置する必殺武器と思うので、アブソリュートゼロだけ撃ち出せる兵器を作る方が良かったかも？

おや、Amazonプライムにあるじゃないですか！

子供が5歳の時だから、彼には「観た」という記憶しかほぼ残らないのに、俺が観たいという理由が8割くらいで新宿まではるばる観に行ったなあ。当時は「釈さん(由美子)、かっけ〜」とゾッコンだった記憶があるが、あらためて観ると、なんだか力みばかり感じられちゃった。でもかっけ〜けど。

釈さんと並んで、メカゴジラ、いや機龍の造形も好き。メカゴジラは昭和をはじめ各時代に登場してるが、この機龍は好き。俺は基本的には恐竜型怪獣が大好きなのだけれど、少年時代にガイガンを見た時にはあっという間に惚れた。それと同じくらい、この機龍は好きだなあ。

ただ、今現在(2025年)のCG全盛時代にいる俺には「人形が飛んでるなあ」という思いは否めない。
しかし、メカゴジラ(機龍)が闘う間もちゃんと金属感、つまりラテックスで作った着ぐるみだよという感じがしないということだけでも、すごいと思わなければいけないよね。機龍のメーサー、ゴジラの放射能の輝き加減の見事さだってそうだ。反省。

おや、「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ　東京SOS」と二部作だったのか。当時、ちゃんと気づいていたんだろうか。こっちは観なかったな。よし、また配信で観よっと。

追伸
観てないわけがわかった。主人公が吉岡さん(美帆)に交代したんだね。

2024年11月10日
映画 #ゴジラ×メカゴジラ (2002年)鑑賞

1954年芹沢博士が開発した特殊兵器オキシジェン・デストロイヤーでゴジラを撃退

1999年再びゴジラ出現。機龍“メカゴジラ”を開発する

主演が #釈由美子 で、相手役が #宅麻伸
3番手が #高杉亘

時代を感じる組み合わせだな

釈由美子さん、大好きな女優の一人です。彼女が出てるってだけで、良い映画だと感じてしまう単純なオヤジです。
まして、大好きなゴジラ映画ですからね。このツートップなら、文句無しです。

ミレニアム以降のゴジラシリーズについては、殆どが1954年版ゴジラの続きになってます。
その後、巨大生物の襲来が相次ぐということで、モスラやサンダの映像が流れたのには、オヤジ大興奮でした。
今までの怪獣たちは退ける事ができたが、ゴジラに対してはどうだろうか？前回は退治できたけど今回は？で、ストーリーが展開します。

本作品では、前回退治したゴジラの骨を使って、生体ロボットで対抗しようって感じかな。
機龍と命名されたメカゴジラがメチャクチャカッコいい！自分の中では一番好きなメカゴジラです。

そのメカゴジラとコジラのガチの対戦。1対1ってところが、また熱くなります。
ただ、贅沢を言えばもうちょっとガッツリした肉弾戦ってのも見たかったような・・・
殆どが、熱線とミサイルの応酬でしたから。

ちょっと余談になりますが、「ゴジラ/−1.0」の山崎監督で、続編の製作が決まったようです。
自分は、怪獣バトルを期待しちゃうんですが、日本で製作すると、何故か子供向けになっちゃうんだよな。そこを上手くやってくれないかな？
それとも、今までとは全く違う「ゴジラ-1.0」の続きで、Ｇ細胞の感染をメインとして、ゴジラが出てこないとか・・・
そんなこたぁ無いか。