ディズニープラスで観てほしいおすすめの人気映画&ドラマ30選 ~編集部厳選~
2022年12月29日 18:00
ディズニープラス(Disney+)で映画やドラマを観ようと思っているあなた! 作品選びのご参考用に、映画.comが厳選に厳選を重ねた“ディズニープラスで今すぐ観られるおすすめ作品リスト”を作成しました。
ディズニープラスでは、ディズニーおなじみのアニメや映画はもちろん、映画史に残る名作やマーベル・スタジオ作品、「スター・ウォーズ」関連作品、オリジナルドラマまで、幅広く配信中。この記事では、<ディズニー作品7本><マーベル作品5本><スター・ウォーズ作品2本><スター作品16本>の、計30作品をご紹介していきます。
映画、ロマンス、青春、ミュージカル
イースト高校バスケットボール部の人気者トロイ(エフロン)と、優等生ガブリエラ(ハジェンズ)は、高校卒業を間近に控え、悩んでいた。トロイは名門バスケチームのある大学に内定をもらっていたが、ガブリエラの進学する大学と1600キロも離れていたのだ。それぞれ別の進路に進む仲間たちは、皆で一生の思い出を作るために、ミュージカルを上演することを決める。
エフロンとハジェンズをスターダムに押し上げた、大ヒットミュージカルシリーズの3作目。10代のキラキラした青春をストレートに表現していて、キャッチ―な楽曲も相まって、ミュージカルが得意でない人でも違和感なく受け入れることのできる作品といえましょう。日本とは卒業式の季節が違えど、どこの国であっても進路に悩む若者たちの姿はひたむきで美しい。小難しいことは何も考えず、無条件で若者たちを応援したくなる作品です。
映画、ロマンス、ファミリー向け、コメディ、ファンタジー、ミュージカル
2Dアニメの世界で暮らしていたプリンセスが、実写の世界へ迷い込んだことで起こる大騒動を描いたファンタジックコメディ。
おとぎの国アンダレーシアで暮らすジゼル(エイミー・アダムス)は、エドワード王子(ジェームズ・マースデン)との結婚式の日に、彼の義母であるナリッサ女王(スーザン・サランドン)に騙され、現代のニューヨークへと送り込まれてしまう。いままでいた世界の常識が通じず困り果てていた彼女は、超現実主義の離婚弁護士ロバート(パトリック・デンプシー)と出会う。
ディズニーアニメの“プリンセスあるある”に、ほかでもないディズニー自らツッコミを入れ、現代風にアップデート。ジゼルのキャラクター像は、近年のディズニーアニメのヒロインに見られる強さ、たくましさにつながっています。
映画、ヒューマンドラマ、犯罪
ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」に登場した、ファッショナブルな悪役クルエラの誕生秘話を、エマ・ストーン主演で実写映画化。クレイグ・ギレスピー(「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」)がメガホンをとった。
パンクムーブメント吹き荒れる1970年代のロンドンに、デザイナーを志す少女エステラ(ストーン)がやってくる。情熱と野心に燃える彼女は、裁縫やデザイン画の制作に打ち込み、デザイナーへの道を駆けあがるため奮闘。やがてエステラの運命は、カリスマ的ファッションデザイナー、バロネス(エマ・トンプソン)との出会いを機に大きく変わり、彼女の邪悪な一面が覚醒していく。
エステラがデザイナーとして成り上がっていくさまや、ある“復讐”を果たそうとする姿が痛快。ふたりのエマによる演技対決も見応えあります。
映画、ミステリー、スリル、アクション&アドベンチャー
ニコラス・ケイジが、歴史学者で冒険家のベン・ゲイツを演じ、ジェリー・ブラッカイマー(「パイレーツ・オブ・カリビアン」)が製作を担ったアドベンチャー。続編「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」も製作された。
代々一族に語り継がれる「テンプル騎士団」の秘宝を求めるベンはある日、宝の在りかの鍵が、アメリカ国立公文書館で厳重に保管されている独立宣言書にあることを突き止める。かつては協力者だったが、諍いにより決裂したイアン・ハウ(ショーン・ビーン)の手から独立宣言書を守るため、ベンは宣言書を盗むことを決意する。
注目は、ベンの暗号解読スキルとクレイジーな行動力で強行突破していくスタイル。歴史ロマンあふれる設定はもちろん、見えない文字で書かれた暗号、宝探しのなかで発見するキーアイテム、洞窟内でかざす松明など、冒険心をくすぐる要素に興奮必至です。
映画、ロマンス、ファミリー向け、ファンタジー、ミュージカル
ディズニーアニメ「美女と野獣」を、エマ・ワトソン主演で実写映画化。呪いで野獣の姿に変えられた王子(ダン・スティーブンス)と、美しく聡明なベル(ワトソン)が惹かれ合っていく姿を描く。
魔女に呪いをかけられ、醜い野獣の姿に変えられた王子。魔女が残した1輪のバラの花びらが全て散るまでに、真実の愛を見つけなければ、永遠に人間に戻れなくなってしまう。希望をなくし、失意の日々を送っていた野獣と城の住人たちの前に、ある日、町娘ベルが現れる。自分の価値観を信じて生きるベルは、恐ろしい野獣の姿にも怯まず、彼の持つ本当の優しさに気付いていく。
ディズニーアニメのなかでも、名曲の数々に心を掴まれる本作は、本当の美しさとは何か、真実の愛とは何か、力強く伝えてくれます。いくつになっても、ベルと野獣の夢のようなダンスシーンにうっとりしてしまいます。
映画、ファミリー向け、ファンタジー、アクション&アドベンチャー
ティム・バートン監督(「チャーリーとチョコレート工場」)が、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をもとに、アリスの新たな冒険を描くファンタジー。「チャーリーとチョコレート工場」「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」など、さまざまな作品でバートン監督とタッグを組むジョニー・デップが、マッドハッターを演じた。続編「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」も製作された。
幼い頃に地下世界を冒険したことを忘れ、19歳に成長したアリス(ミア・ワシコウスカ)。だがある日、洋服を着た白うさぎを追いかけて穴に落ち、再び地下世界へ。アリスはそこで、マッドハッター、白の女王(アン・ハサウェイ)、赤の女王(ヘレナ・ボナム・カーター)ら摩訶不思議な人々と出会う。やがてアリスは、赤の女王との戦いに巻き込まれていく。
不思議の国の風変わりなキャラクターたちが、抜群のキャスティングと濃過ぎる演技で、見事に実写化されています。奇妙な出来事に翻ろうされ続けていたアリスが後半、戦うことを決意するオリジナルの展開も胸アツです。
空から靴が降ってきたことで、靴泥棒の犯人に仕立て上げられ、青少年犯罪者の矯正キャンプに送られるスタンリー。彼を待っていたのは、広大な砂漠での穴掘り作業。環境は劣悪で、脱走しても生き残る見込みのない過酷な環境だった。施設を運営するのは、冷酷な所長(シガニー・ウィーバー)、ミスター・サー(ジョン・ボイト)、ドクター・ペンダンスキー(ティム・ブレイク・ネルソン)の3人。穴掘りの裏には、所長のある野望があった。
少年たちが1日1個大きな穴を掘るという「不条理劇か?」と思うような設定の先には、過去と現在が複雑に交錯する展開が。少年たちの絆が描かれるジュブナイル要素や、過去のある悲恋をめぐるラブストーリー要素などがてんこ盛り、思わぬ“掘り出し物”の良作です。
映画、サイエンスフィクション、スーパーヒーロー、アクション&アドベンチャー
ロバート・ダウニー・Jr.が、マーベルコミックのヒーロー、アイアンマン(トニー・スターク)を演じたシリーズ第1弾。ジョン・ファブロー監督(「ザスーラ」)がメガホンをとり、運転手ハッピー役として出演もしている。
巨大軍事企業の社長スターク(ダウニー・Jr.)はアフガニスタンでテロ組織に捕われ、新兵器の開発を強制される。しかし、敵の目を盗んで戦闘用パワードスーツを開発し、敵地から脱出。さらに改良を加えたパワードスーツを装着し、スタークはアイアンマンとなって、テロ撲滅のために戦うことを決意する。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を語るうえで、その第1作といっていい作品が、この「アイアンマン」です。どの作品から見ようか悩んでいる人は、まずはこの作品を! お金持ちで性格は曲がっている彼が、どうしてヒーローになったのか。スタークの魅力にきっとハマるはず。
映画、サイエンスフィクション、ファンタジー、スーパーヒーロー、アクション&アドベンチャー
MCUの中核となるシリーズで、各ヒーロー映画のキャラクターたちが豪華共演するメガヒット作「アベンジャーズ」シリーズの第4弾。数々のMCU作品を成功に導いてきたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟がメガホンをとった。
前作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で、宇宙最強の敵サノス(ジョシュ・ブローリン)に立ち向かうも、ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られてしまうという敗北を喫したアベンジャーズ。残されたメンバーは再結集し、サノスを倒して世界や仲間を救うため、史上最大の戦いに挑む。
生涯No.1と言えるほどの、“息が止まるくらいの感動”を味わうことができます。すさまじい映画体験、尋常じゃない興奮。劇場で味わったあの感覚を、もう一度堪能してみませんか?
シリーズ、ロマンス、ヒューマンドラマ、サイエンスフィクション、ファンタジー、スーパーヒーロー
マーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズ。「アベンジャーズ」シリーズに登場したスカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ/エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)を主役に、マーベル映画と古典的なシットコムを融合させた物語を紡ぐ。
舞台は、「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界。長い恋愛の末に晴れて結婚したワンダとヴィジョンは、郊外のある町で幸せな日々を過ごし、双子の子どもも授かるなど、夢のような理想の結婚生活を送っていた。しかし、死んだはずのヴィジョンがなぜ幸せそうに暮らしているのか。隠された謎が、徐々に明らかになっていく。
「シットコムってことはコメディかな」と気軽に見始めましたが、次第に、少しずつ挟み込まれるホラーテイストのトリコに。面白くて、怖くて、切なくて……。完走後にはワンダが大好きになっていました。
シリーズ、サイエンスフィクション、スーパーヒーロー、アクション&アドベンチャー、バディもの
舞台は、「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界。ファルコンとウィンターソルジャーはタッグを組んで世界中を飛び回り、能力や忍耐力が試される出来事に遭遇する。
「アベンジャーズ エンドゲーム」以降、アベンジャーズを、キャプテンアメリカを失った世界は一体どうなってしまうのか。そのアンサーとして作られたドラマシリーズです。現代の問題に立ち向かうことができるヒーローとはどういうものなのか、考えさせてくれる作品になっています。
ドラマ、サイエンスフィクション、コメディ、スーパーヒーロー、アクション&アドベンチャー
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(GOG)の個性的なキャラクターたちが、クリスマスを舞台に繰り広げる騒動を描く。同シリーズの監督・脚本を全て務めてきたジェームズ・ガンがメガホンをとった。
両思いだったガモーラ(ゾーイ・サルダナ)を失ったことで、失意に沈むピーター・クイル(クリス・プラット)。彼を励ます最高のクリスマスプレゼントを贈ろうと考えたマンティス(ポム・クレメンティエフ)とドラックス(デイブ・バウティスタ)は、ピーターの生まれ故郷である地球に向かう。そこで完璧な贈り物を探そうと意気込むふたりは、ピーターにとってのヒーローである、俳優のケビン・ベーコン(ベーコン本人)をプレゼントしようと思いつく。
クリスマスっていつでもワクワクしますよね! そこに愉快なGOGの面々が合わさったらどうなるか。それはもうハチャメチャ楽しい、問題だらけのホリデーになります! 今回は待望(?)のベーコンも参戦。クリスマスじゃなくたって、この作品を見ればいつでも最高な気分になれちゃいます!
映画、サイエンスフィクション、アクション&アドベンチャー
SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ作品第1弾という位置づけで製作され、「エピソード3 シスの復讐」と「エピソード4 新たなる希望」をつなぐ、これまで語られることのなかった物語。
「新たなる希望」でレイア姫がR2-D2に託した帝国軍の最終兵器「デス・スター」の設計図は、いかにして反乱軍の手にもたらされたのか。その裏には、一匹狼のジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)が、反乱軍の仲間とともに帝国軍と戦った、決死のミッションの存在があった。
「新たなる希望」の冒頭で、レイア姫が乗る宇宙船が帝国軍に襲撃される10分前が描かれていると聞いたときには、とにかく観たくてソワソワしたものです。今作をおすすめしたいのは、フォースの力を持たない、何者でもない人々が命がけで任務にあたる姿にどこまでも穢れがなく、それが観る者の心に刹那的に響くからだと断言することができます。
シリーズ、サイエンスフィクション、アクション&アドベンチャー
「スター・ウォーズ」シリーズの「エピソード6 ジェダイの帰還」のその後を描くドラマシリーズ。現在、シーズン2まで配信中(シーズン3は23年3月1日から配信開始)。
帝国崩壊後、孤独な賞金稼ぎのマンダロリアン(マンドー、ディン・ジャリン/ペドロ・パスカル)と、フォースの力を秘めた子ども、グローグー(ザ・チャイルド)は、危険な冒険の旅に出る。
グローグーと親子のような絆を育むマンダロリアン同様、かわいすぎるグローグーに、母性が芽生えること間違いなし! 「スター・ウォーズ」でこんなに胸キュンできるとは……。本編ではあまり描かれない、賞金稼ぎの生き様をとくとご覧あれ。
シリーズ、ミステリー、ヒューマンドラマ、コメディ、犯罪
ドラマ界のアカデミー賞と言われる第74回エミー賞で、新作ドラマとしては最多となる17部門のノミネートを果たしたミステリーコメディ。現在、シーズン2まで配信中。
実録犯罪番組マニアという共通点から意気投合したチャールズ(スティーブ・マーティン)とオリバー(マーティン・ショート)、そして孫ほど年の離れた女性メイベル(セレーナ・ゴメス)。同じ高級マンションに住む3人のご近所さんが、マンション内で突如起こった殺人事件の謎に迫る。3人は、事件についてのポッドキャスト番組をスタートさせ、真相を追うなかで、互いの嘘や悩みに向き合いながら、絆を深めていく。
自分の周りで事件が起こると、不謹慎だけどちょっとワクワクしちゃう。そんな思いを隠せない3人による謎解きポッドキャストは、いつの間にか傍観者から当事者へと3人を追い込んでいく! シーズン1で謎が解けたかと思いきや、シーズン2でも思わぬ展開、そして衝撃のラストが待っています。シーズン3が待ち遠しいです!
映画、サイエンスフィクション、スリル、アクション&アドベンチャー
第1作が87年に公開され、クロスオーバー作品も含め全6作が製作されてきたSFアクション「プレデター」シリーズに連なる1作。舞台は300年前、ネイティブアメリカン最強の部族であるコマンチ族の世界で、全編がコマンチ語で吹き替えられた最初の作品としても話題を呼んだ。
コマンチ族として生まれ育った、誇り高き戦士ナル(アンバー・ミッドサンダー)。彼女は仲間を守るため、宇宙から飛来した高度な科学技術を有する危険な戦士プレデターを相手に、壮絶な戦いを繰り広げる。
「とにかくヤバい映画が観たい」なら、ぜひこの作品に。ディズニープラス(スター)で、こんな残虐描写が観られていいのか!?と驚く映像の数々。ですが、観れば新たな扉が開かれそうな刺激がぶっささり、1年のストレスがぶっ飛ぶ、かも!
リミテッドシリーズ(全10話)、ヒューマンドラマ、コメディ
物語は、売れない役者・松戸諭(仲野)が、自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾うところから始まる。諭は個性豊かな人々との縁が紡ぐ予測不能な出来事に遭遇し、運命の女性・比嘉結(伊藤沙莉)と出会い、つつましくも幸せに暮らしていた。そんなある日、諭は電話で、アメリカに渡ったきり音信不通だった兄・武志(草なぎ剛)が倒れたと知る。やがて諭は兄を迎えに行くため、アメリカへと旅立つ。
“拾い”“拾われる”ことで人生を切り開く。偶然か、必然か。これが“ほぼ実話”だというのだから最高に面白い。原作となった自伝風エッセイも一気読みしちゃうほど。仲野さん&伊藤さん(実は初共演!)が演じる最愛のカップル、いや、もはやバディとも言えるふたりの姿に泣き笑い必至です。
リミテッドシリーズ(全12話)、ヒューマンドラマ、犯罪捜査
高額な弁護士費用を払えない依頼人から、わずか1000ウォン(約100円)で仕事を引き受ける弁護士チョン・ジフン(ナムグン・ミン)。派手なスーツにサングラスという出で立ちで、一見風変わりだが、型破りな方法で鮮やかに問題を解決する弱者の“ヒーロー”だった。一方、検事試補(司法研修院生)のペク・マリ(キム・ジウン)は、常にふざけた態度のジフンに嫌悪感を抱いていた。しかしその後、マリは大手法務法人の代表を務める祖父の指示で、2カ月だけジフンの事務所で働くことに。マリはしぶしぶ承諾するが、ジフンと過ごすうちに絆を深めていく。
法廷ものはヘビーなので、第1話の再生ボタンを押すのに少し覚悟がいるもの。でも本作はコメディタッチでテンポがよく、ナムグン・ミンの絶妙な演技も相まってサクサク進みます。最強バディが誕生する第3話は必見です。
映画、スリル
デイジー・エドガー=ジョーンズ、セバスチャン・スタンが共演したスリラー。
ノア(エドガー=ジョーンズ)は食料品店で、魅力的な男性スティーブ(スタン)に出会う。出会い系アプリでの恋愛に不満を感じていた彼女は、運に任せて、彼に電話番号を教えることに。ノアは最初のデートでスティーブに心奪われ、彼からロマンティックな週末旅行に招待されるが、やがて彼の異常な趣味をめぐる、想像を超えた展開に巻き込まれていく。
「運命の出会い」にもご注意を……と言わざるを得ない衝撃の展開。胸高鳴るロマンス×激ヤバサイコホラーが“マッチング”したポップな怪作です。尋常ならざる趣味をお持ちになっている男を演じたスタンの変態紳士ぶりに震撼するでしょう。こんな男、絶対に会いたくない……。
リミテッドシリーズ(全6話)、ホラー、サイエンスフィクション、スリル
どんな大怪我でもすぐに治す特殊能力を持つハ・ドンス(チョン・ヘイン)は、幼い頃から周囲の人々にモンスター扱いされ、常に孤独を感じて生きていた。そんなある日、ドンスは突然、臓器売買組織に誘拐され、眼を奪われる。その眼は、ソウルの住民を恐怖に陥れていた連続殺人犯オ・ジンソプ(コ・ギョンピョ)に使われ、ドンスはその殺人犯の視覚を持つようになる。失われた眼を取り戻すため、ドンスはあらゆる手を使って殺人鬼を追い続ける。
不死身、猟奇殺人鬼、奪われた眼、死体アート。映画好きの“中2心”を絶妙にくすぐる設定と不穏な映像がいい。全6話という見やすさもありがたいです。
▽1.「ワンス・アポン・ア・タイム」
シリーズ、ソープオペラ/メロドラマ、ファンタジー、アクション&アドベンチャー
誰もが知るおとぎ話のキャラクターたちが、魔法の呪いをかけられ、姿を変えて現代に生きているという設定の異色ファンタジー。全7シーズン配信中。
10年前に別れた息子ヘンリー(ジャレッド・ギルモア)と再会し、メイン州ストーリーブルックに突然連れられてきたエマ・スワン(ジェニファー・モリソン)。ヘンリーは、エマこそが、呪いを解くことができる唯一の希望だと説得する。エマは半信半疑だったが、彼女の登場で、止まっていた町の時間が少しずつ動き始める。やがてエマは、ヘンリーが持つ絵本に導かれ、町の謎を解いていく。
ディズニー版異世界転生! おとぎ話のキャラクターが現代世界に来ると聞くと、「魔法にかけられて」を思い浮かべるかもしれませんが、この作品では、おとぎ話の国から、街ができる人数丸ごとやってきます! 白雪姫に、シンデレラはもちろん、アラジンやアナとエルサまで! ディズニーキャラクターファンは必見です。
シリーズ、ヒューマンドラマ、刑事・捜査、ソープオペラ/メロドラマ、犯罪捜査
多様な事故や事件が頻発するロサンゼルスを舞台に、救命オペレーターが受ける通報を軸に、その最前線で奮闘する人々の姿を描くヒューマンドラマ。全5シーズン配信中。
“第一応答者”と呼ばれる警察官、消防士、交換手。恐怖、衝撃、命の危険に晒される極度のプレッシャーのなか、人々の命を救うために奔走する。
消防、救急、警察。最前線の現場で街を守る彼らの緊迫した仕事ぶりは、手に汗握ることばかりで毎回ハラハラと楽しめます。さらに本作の魅力は、登場人物の関係性。危険な現場に携わる彼らだからこその絆や、休憩中のちょっと笑ってしまうようなやりとりに気付いたら、彼らの虜です。シーズン4では、コロナ禍の世界が描かれており、現実の私たちにもリンクするようなストーリーもあるので、おすすめです。
リミテッドシリーズ(全4話)、リアリティ番組
韓国芸能界を代表する“リア友”のパク・ソジュン、Peakboy、チェ・ウシク、パク・ヒョンシク、Vの5人。互いに家族以上の関係を結ぶ彼らが、江原道の高城へ、3泊4日の旅行に出かける姿を追う。
スターたちの素の姿が見られるだけでなく、ずっと優しい時間が流れている最強の癒しコンテンツです。おいしそうな料理をさっと作ってしまうパク・ソジュンさんに沼落ちしました。
映画、サイエンスフィクション、コメディ、アクション&アドベンチャー
ライアン・レイノルズとショーン・レビ監督(「ナイト ミュージアム」)がタッグを組み、何でもありのゲームの世界を舞台に、平凡なモブキャラが世界の危機を救うべく戦う姿を描いたアドベンチャーアクション。
ルール無用のオンライン参加型アクションゲーム「フリー・シティ」。銀行の窓口係として強盗に襲われる毎日を繰り返していたガイ(レイノルズ)は、謎の女性モロトフ・ガール(ジョディ・カマー)との出会いをきっかけに、退屈な日常に疑問を抱き始める。ついに強盗に反撃した彼は、この世界はビデオゲームのなかで、自分はそのモブキャラだと気付く。新しい自分に生まれ変わることを決意したガイは、ゲーム内のプログラムや設定を無視して、勝手に平和を守り始める。
ゲーム好き、映画好きは、劇中にちりばめられた小ネタの数々にニヤニヤすること請け合い! 楽しいだけのエンタメ映画で終わらず、“愛”や“人生”についても考えさせられるステキな映画です。
映画、ヒューマンドラマ、コメディ
大学4年生の塩野陽平(本木)は、ロックバンドでリードボーカルを務めるなど、日々をエンジョイしていた。しかし、彼には寺の跡取りという宿命があった。恋人の赤石真朱(鈴木保奈美)を残して、弟・郁生(大沢健)とともにド田舎の禅寺・明軽寺に入った陽平を待っていたのは、辛く厳しい修行の毎日だった。
シンプルに、“楽で面白いことしかしたくない大学4年生(しかもバブル期の学生)”が、“地獄みたいに厳しい寺の修行を経験する”物語がユニーク。お酒なんか飲みながら気軽に観られて、素晴らしい映画体験ができる逸品です。
映画、ヒューマンドラマ、コメディ
コメディアン志望の青年ルパート(デ・ニーロ)は、有名コメディアンのジェリー(ジェリー・ルイス)に接触し自分を売り込もうとするが、全く相手にされない。そこでルパートは、ジェリーの熱狂的ファンである女性マーシャ(サンドラ・バーンハード)と手を組んで彼を誘拐し、自らのテレビ出演を要求する。
罪を犯してまで有名になりたかったルパートの狂気に、我々観客も翻ろうされます。19年のヒット作「ジョーカー」には、本作へのオマージュシーンがあるので、あわせてチェックしてみてください。
映画、スポーツ、ヒューマンドラマ、伝記、歴史もの
マット・デイモンとクリスチャン・ベールが初共演を果たし、66年のル・マン24時間耐久レースで、絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いたドラマ。ジェームズ・マンゴールド監督(「LOGAN ローガン」)がメガホンをとった。
ル・マンでの勝利を目指すフォード・モーター社から依頼を受けた、元レーサーのカーデザイナー、キャロル・シェルビー(デイモン)は、常勝チームのフェラーリ社に勝つため、フェラーリを超える新しい車の開発と、優秀なドライバーの獲得を必要としていた。シェルビーは、破天荒なイギリス人レーサーのケン・マイルズ(ベール)に目をつけ、一部上層部からの反発を受けながらも、彼をチームに引き入れる。限られた資金と時間のなか、ふたりは力を合わせ、数々の困難を乗り越えていく。
無謀とも思える挑戦に情熱を燃やすストーリーは、「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」など池井戸潤作品に通じる面白さ! 臨場感あふれるレースシーンと胸アツな人間ドラマが堪能できます。
映画、ロマンス、コメディ
キャメロン・ディアス扮する太陽のように明るい美女メリーをめぐり、男たちが繰り広げる騒動を、ブラックジョーク&下ネタ満載で描いたロマンティックコメディ。後に「グリーンブック」を手がけるピーター・ファレリー、「2番目のキス」のボビー・ファレリーが兄弟で監督を務めた。
さえない高校生テッド(ベン・スティラー)は、学園のマドンナ的存在であるメリーから卒業パーティに誘われるが、大失態を犯し、彼女とはそれきりになってしまう。13年後、いまだにメリーのことが忘れられないテッドは、友人に紹介された探偵ヒーリー(マット・ディロン)を雇い、彼女の近況を調査。しかし、メリーに一目ぼれしたヒーリーは、テッドに嘘の報告をした挙げ句、あらゆる手段で彼女の心を掴もうとする。ヒーリーの嘘に気付いたテッドも、メリーのもとへ向かう。
今作は、とにかくディアスの底抜けに明るいキャラクターが見どころで、彼女のその後の人気を不動のものとしました。スティラー、ディロンら芸達者な面々との丁々発止のやり取りは、笑いが絶えません。少々お下品な描写もありますが、それも含めて元気のないときにはうってつけの作品といえます。
映画、ヒューマンドラマ
若き証券セールスマン、バド・フォックス(チャーリー・シーン)は、巨万の富を築いた成功者ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)をいつか追い抜くという野望に燃えていた。バドは、ブルースター航空で技師として働く労働者階級の父(マーティン・シーン)から、会社の経営状況に関する情報を入手し、ゲッコーに流す。その出来事を機に、ゲッコーはバドをすっかり気に入り、バドの証券会社を通して取引するようになる。
日本のバブル時代の話ですが、いま見てもこの映画のテーマは不変でしょう。美術収集家の顔も持つゲッコーが所有する名画やアートとお金のエピソードも見もの。資本主義体制における市場経済の光と闇を勉強できます。
映画、ホラー、スリル
面接のため、デトロイトに来た若い女性テス(キャンベル)が深夜、予約した宿泊先に到着すると、手違いなのか、既に見知らぬ男キース(スカルスガルド)が泊まっていた。不本意ながらも、そこで夜を過ごすことに決めたテスを、ある恐ろしい出来事が待ち受けていた。
真夜中、引き返せぬ状況下、見知らぬ男と「借り家」でふたりきり。その緊迫感に主題があるかと思いきや、唐突に誘われる地獄への道(誇張ではありません)。まさに予測不能! 男と女、視点の違いも示唆に富んでいます。可能な限り、知識ゼロで「借り家」を訪れてみてください。
フォトギャラリー
PR
©2024 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ラスト5分、確実に泣く“珠玉の傑作” NEW
いじめで退学になった少年。6年後、何をしてる――? 2024年の最後を、優しい涙で包む感動作
提供:キノフィルムズ
映画料金が500円になる裏ワザ NEW
【12月“観たい”映画が公開しすぎ問題】破産確定→ヤバい安くなる裏ワザ、こっそり教えます
提供:KDDI
【推しの子】 The Final Act
【社会現象、進行中】知ってるけど、ハマってない人へ…今が鑑賞の絶好機!最後まで一気に観よう!
提供:東映
モアナと伝説の海2
【「モアナの音楽が歴代No.1」の“私”が観たら…】最高を更新する“神曲”ぞろいで超刺さった!
提供:ディズニー
熱狂的ファン急増中の超過激ホラー
【どれくらいヤバいか観てみたら…】「超楽しい」「なんやコレ」感想真っ二つだった話
提供:エクストリームフィルム
【衝撃作】ハマり過ぎて睡眠不足に注意
ショッキングな展開に沼落ち確定…映画.comユーザーに熱烈にオススメしたい圧巻作
提供:hulu
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
文豪・田山花袋が明治40年に発表した代表作で、日本の私小説の出発点とも言われる「蒲団」を原案に描いた人間ドラマ。物語の舞台を明治から現代の令和に、主人公を小説家から脚本家に置き換えて映画化した。 仕事への情熱を失い、妻のまどかとの関係も冷え切っていた脚本家の竹中時雄は、彼の作品のファンで脚本家を目指しているという若い女性・横山芳美に弟子入りを懇願され、彼女と師弟関係を結ぶ。一緒に仕事をするうちに芳美に物書きとしてのセンスを認め、同時に彼女に対して恋愛感情を抱くようになる時雄。芳美とともにいることで自身も納得する文章が書けるようになり、公私ともに充実していくが、芳美の恋人が上京してくるという話を聞き、嫉妬心と焦燥感に駆られる。 監督は「テイクオーバーゾーン」の山嵜晋平、脚本は「戦争と一人の女」「花腐し」などで共同脚本を手がけた中野太。主人公の時雄役を斉藤陽一郎が務め、芳子役は「ベイビーわるきゅーれ」の秋谷百音、まどか役は片岡礼子がそれぞれ演じた。