LOGAN ローガン

劇場公開日:

LOGAN ローガン

解説

「X-MEN」シリーズを代表するキャラクターで、ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリン/ローガンを主役に描く「ウルヴァリン」シリーズ第3作。不死身の治癒能力が失われつつあるウルヴァリンことローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの希望となる少女を守るため、命をかけた壮絶な最後の戦いに身を投じる様を描く。ミュータントの大半が死滅した2029年。長年の激闘で疲弊し、生きる目的も失ったローガンは、アメリカとメキシコの国境付近で雇われリムジン運転手として働き、老衰したプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを匿いながら、ひっそりと暮らしていた。そんなある日、ローガンの前にガブリエラと名乗る女性が現れ、ローラという謎めいた少女をノースダコタまで連れて行ってほしいと頼む。組織に追われているローラを図らずも保護することになったローガンは、チャールズを伴い3人で逃避行を繰り広げることになるのだが……。監督は、シリーズ前作「ウルヴァリン:SAMURAI」も手がけたジェームズ・マンゴールド。プロフェッサーX役のパトリック・スチュワート、物語の鍵を握る少女ローラ役の新星ダフネ・キーンが共演。

2017年製作/138分/R15+/アメリカ
原題:Logan
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2017年6月1日

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(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

映画レビュー

3.0次世代のミュータント

2024年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

難しい

ディズニープラスで鑑賞。
前2作と比べて、血飛沫が派手に飛ぶといった過激なアクションが強調されていました。

今回は次世代のミュータントにスポットが当たっており、その力を悪用する組織との対立や未来を支える役割を担って行動する描写が現代の若者とリンクしていました。ここから、今を生きる若い世代が重要なポジションに立たされていることを実感させられました。

その一人であるローラは、おっとりとした一面の他にも、長い爪で相手に襲いかかる凶暴さを持ち備えたマーベルらしいキャラでした。老衰したウルヴァリンも、体力が衰えても豪快に戦う姿は健在で、最後まで彼女を見守っていた点が好印象でした。

最後は悲しい結末を迎えましたが、ミュータントの存在価値について考えさせられたウルヴァリンの完結編になっていました。

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Ken@

4.5疑似家族のドラマを、さらに先へ進めた印象

2017年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

アベンジャーズ、ジャスティスリーグに比べて、X-MENシリーズの特徴は「多世代」であること。連作の中で時代が移り変わり、ときには遡ったりもするので、チームには必然的に年齢の幅が生じる。そんな歳の違う仲間に、きょうだいや親子に似た関係性が生まれるのも当然。それが疑似家族のドラマとなり、スーパーヒーローたちの話なのに身近に感じられるポイントになっていた。

そして本作。過去のシリーズでは副次的だった疑似家族というテーマを、かなり前面に押し出してきた印象だ。ローガンとローラが父娘の関係を思わせるのはもちろん、ボケかかったプロフェッサーXの面倒をみるローガンの疲弊ぶりなどほとんど老老介護!

とまあ、ほぼアクションには関係ないレビューになったが、ヒュー・ジャックマンには大成しながら長々とアメコミヒーロー物につきあってくれたことに感謝。そして、ローラ役のダフネ・キーンのシリーズ続投を切に望む。

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高森 郁哉

4.5とんでもなく美しいラストカット。

2017年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

興奮

レビューで他の方も書いていらっしゃるし、大勢のひとが同じ気持ちだと思うが、あのラストは「オイ、反則だろ!」って叫びたいくらいにグッとくる。

「X-MEN」シリーズにカウントされるのかどうか、とにかく男の哀愁ロードムービーという独自路線に振り切った本作では、X-MENという存在はほぼ過去の遺物のように扱われている。シリーズにはいろいろ紆余曲折もあったし、中には駄作と呼ぶしかないようなものも含まれていて、むしろ今回はシリーズからはみ出す「異端」であることが魅力に繋がっていた。

しかし、だ。最後の最後、あの一文字によって、シリーズがたどって来た過去のすべてを肯定してしまった。それだけの度量と愛情があのラストには込められていた。シリーズの大ファンではなかったが、結果的に全作を観てきたことが報われたと心から感謝したくなった。まあシリーズは形を変えて続くでしょうが、それはまた別の話ってことで。

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村山章

2.5X

2024年7月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

X-メン、ウルヴァリンシリーズ最終作。

マーベル作品はMCU・スパイダーマン系全鑑賞、X-メンシリーズはウルヴァリン系のみ未鑑賞。

ウルヴァリン役といったらヒュー・ジャックマン以外考えられないくらいハマり役だと思う。
これはウルヴァリンを17年演じてきた集大成の作品…
だとは思うけど、個人的にはイマイチ感情移入しにくかった。

X-メンはフューチャー&パストがなかなかのハッピーエンドだったから以降の作品はあまり乗り切れなかったし今作も同様。
というか時系列通りのものなのか、別の世界線なのかもよく分からず…
今までのキャラは全て亡くなり、生存キャラは年老いて弱り切ってる…
なんて作品をX-メンのファンは見たかったのだろうか…
チャールズの最期もそれで良かったのだろうか…
ローラも終始騒いでたという印象ばかり残り感情移入出来なかったから、
この子を守って逝ってしまうウルヴァリン、という流れにあまり納得出来なかった…

R指定作品なのでバイオレンスなアクションシーンは満足だったけどストーリーが少しモヤったかな…
最後の「X」は良かったとおもう。

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シンジマン