美女と野獣

劇場公開日:

美女と野獣

解説

名作ディズニーアニメ「美女と野獣」を、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン主演で実写映画化。「ドリームガールズ」のビル・コンドンがメガホンをとり、呪いで野獣の姿に変えられた王子と美しく聡明なヒロインのベルが惹かれ合っていく姿を描く。魔女に呪いをかけられ、醜い野獣の姿に変えられてしまったひとりの王子。魔女が残していった1輪のバラの花びらがすべて散るまでに「真実の愛」を見つけなければ、永遠に人間に戻れなくなってしまう。希望をなくし失意の日々を送っていた野獣と城の住人たちの前に、美しい町娘ベルが現れる。自分の価値観を信じて生きるベルは、恐ろしい野獣の姿にもひるまず、彼の持つ本当の優しさに気づいていく。王子役をテレビシリーズ「ダウントン・アビー」のダン・スティーブンス、町一番のハンサム男ガストン役を「ホビット」シリーズのルーク・エバンスがそれぞれ演じるほか、燭台のルミエール役でユアン・マクレガー、時計のコグスワース役でイアン・マッケラン、ポット夫人役でエマ・トンプソンが出演。

2017年製作/130分/G/アメリカ
原題:Beauty and the Beast
配給:ディズニー
劇場公開日:2017年4月21日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第41回 日本アカデミー賞(2018年)

ノミネート

最優秀外国作品賞  

第90回 アカデミー賞(2018年)

ノミネート

美術賞  
衣装デザイン賞 ジャクリーン・デュラン
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映画レビュー

3.5これぞまさしくハリウッド・レガシー!!

2017年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

パワフルで能動的なヒロイン、ゲイ・キャラクターの登場と、新味投入の実写版は、何よりもエマ・ワトソンのミュージカル然としていない歌と他立ち居振る舞いがある意味衝撃的。決して過度に可愛く見せたくないという頑固さと、同じく過度に歌い上げないという開き直りが、徹頭徹尾、清々しいほどに貫かれているのだ。にもかかわらず、中盤以降はディズニーの力業で絢爛豪華なファンタジー・ミュージカルへとシフトしていくのを目の当たりにして、さすがに老舗の力は半端ないと実感した。同時に、最後に素顔を現すヴォイスアクターたちの顔ぶれの凄さにも。つまり、これぞまさしくハリウッド・レガシー。何度でも、如何様にも作り替えられるアーカイブがある限り、ハリウッド映画は不滅なのだと、今更ながら脱帽した次第。

コメントする 2件)
共感した! 15件)
清藤秀人

4.0立体的かつ蛇足ある良実写化

2024年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ベルの生い立ちが複雑化しつつもしっかり描かれた点は非常に良かった。
野獣がベルにとって心の棘を抜く1つのきっかけを与えたことで、ベルの中の野獣が一段と存在感を増すことになる展開は必要なシーンだったと感じる。
追加された楽曲も良く、「Evermore」はその悲哀と愛を混ぜ合わせた野獣の心情に心が揺さぶられた。
アニメから実写になったことで捨て置くことが許されていた部分を回収しているのはとても良い。
(村の英雄の死がフルシカトなど取り残されている点もあるけど…)

主人公のベルを演じるエマ・ワトソンは、その強気かつ自立精神旺盛な顔つきにベルの精神性にリンクするものを感じさせるものの、個人的には演技プランが現代的すぎると感じた。
あくまでもこの物語はラブロマンスなので、「ベル」の愛らしい魅力をもっと主張して欲しいかな、と。
歩き姿に自信が満ち溢れすぎてる…

オリジナルではかわいらしくコミカルにデザインされた一緒に呪いを受けた家臣たちは、リアライズされた結果、若干不気味さを含んだものに…
まぁ仕方ないんだけど…
ポット夫人ぇ…

「時代考証?なにそれ?これはディズニーファンタジー」
と、相変わらずの開き直ってポリコレ要素をスキあらば仕込まれているのは明確に残念なところ。

基本的に出来は良い。
美点も多い。
多少の冗長さを感じる部分もあるので、『「美女と野獣」を視聴しよう』と思い立ったなら私は迷わずオリジナルのアニメ版を視聴すると思う。

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昭和ヒヨコッコ砲

5.0名作中の名作

2024年1月1日
PCから投稿
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プライア

4.5ガストンの嫁は、そりゃ嫌だろうね。

2023年11月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 0件)
つとみ
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