GODZILLA 星を喰う者

劇場公開日:

GODZILLA 星を喰う者

解説

「ゴジラ」シリーズ初のアニメーション映画として製作された「GODZILLA」3部作の最終章。2万年をかけて進化した最大のゴジラ=ゴジラ・アースと、ゴジラから地球を取り戻すべく戦う人類の壮絶な戦いを描く。武装要塞都市「メカゴラシティ」を起動させてゴジラ・アースに挑んだハルオたちだったが、その過程でガルグやベルベらビサイルドたちと人間たちとの間に亀裂が生じる。また、ハルオはゴジラ・アースに勝てる唯一のチャンスを捨ててしまい、かつてない敗北感に襲われる。その一方で、エクシフの大司教メトフィエスは、ある秘めた目的のため信者を増やしていた。やがてゴジラ・アースに太刀打ちできるものがいなくなった地球に、金色の閃光をまとった「ギドラ」が降臨する。監督は、劇場版「名探偵コナン」シリーズの静野孔文と、「亜人」の瀬下寛之。脚本は「PSYCHO-PASS サイコパス」など数多くのヒット作を生み出している虚淵玄。

2018年製作/90分/G/日本
配給:東宝映像事業部
劇場公開日:2018年11月9日

スタッフ・キャスト

監督
ストーリー原案
虚淵玄
シリーズ構成
虚淵玄
村井さだゆき
脚本
虚淵玄
製作
大田圭二
エグゼクティブプロデューサー
古澤佳寛
高橋亜希人
プロデューサー
吉澤隆
絵コンテ
島津裕行
佐藤雅子
寺岡巌
安藤裕章
吉平“Tady”直弘
副監督
吉平“Tady”直弘
安藤裕章
演出
米林拓
キャラクターデザイン原案
コザキユースケ
プロダクションデザイン
田中直哉
フェルディナンド・パトゥリ
CGキャラクターデザイン
森山佑樹
造形監督
片塰満則
CGスーパーバイザー
多家正樹
コンセプトアート
川田英治
福士亮平
上航
福原茉莉子
榊田哲昌
柳澤康介
メカニックデザイン協力
出雲重機
アニメーションディレクター
島田寛志
美術監督
渋谷幸弘
色彩設計
野地弘納
色指定
野地弘納
編集
肥田文
音響監督
本山哲
音響効果
小山恭正
音楽
服部隆之
音楽プロデューサー
小林建樹
主題歌
XAI
主題歌(作曲・編曲・サウンドプロデュース)
中野雅之
アニメーション制作
ポリゴン・ピクチュアズ
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映画レビュー

3.0人類の「業(カルマ)」を断つ使徒、ゴジラ

2018年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 1件)
マユキ

2.5ゴジラでやらなくてよかったのでは?

2024年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ゴジラで客寄せして暗い未来のSFを見せられた感覚だった。
フルCGゴジラが大暴れして特撮では観られない表現を期待していたのに
哲学的SFを見せられても客層が違うと思います。

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高い坂

2.5なんというか

2024年5月26日
iPhoneアプリから投稿

正直三作通してよくわかんなかったです。ギドラはかっこいい以上。

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共感した! 0件)
STALSK12

4.0Z世代にむけた「失われた20年」の末のゴジラでした

2024年5月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

このシリーズはセリフにゴタクが多い!多すぎる!
それにもうここまで来ると軍隊の規律がグダグダで、最高責任者である指揮官の立場が軽くなりすぎ!いくらなんでも軽すぎる!一般兵が指揮官とすれ違って、敬礼も挨拶もなくスルーしちゃうとかありえんでしょ。もう何なの?

とか、ツッコミ所はいくらでもありますが…でもこれもしかして名作?

3作目まで来て何度も唸らされましたよ。
1作目2作目の布石が凄く効いてます。

おお、なるほど!そういうことか!そうだったのか!の連続でした。
新しくて独自で斬新な解釈も凄い!
思わず声が出るほどの展開がこれでもかと続きました。

いくつも目があってアゴのしゃくれたキングギドラは好みではありませんが、それでも重力属性をブラックホールになぞらえるのは秀逸。破壊神ゴジラ、救済の神モスラの取り扱いも大胆すぎるアプローチ!

こんなゴジラvsキングギドラがやりたかったのか〜。

こんなマニアックなゴジラを最後まで見ちゃうような観客へのメッセージも凄い!

怪獣好きな観客が持つ矛盾?相剋?…悪い怪獣を倒せ!という気持ち、悪い怪獣よ大暴れしろ!という気持ち。怖いもの見たさ?更にカタルシスまで求めてしまう。そこに「自主的な人類絶滅主義」まで盛り込んで、怪獣好きな観客の「業」みたいなものを作品に落とし込んでるじゃん。

そして3作目まで来てハルオとゴジラを重ねるとは…どれだけ長距離のスリーポイントシュートだよ!

破滅の象徴ゴジラを突き詰めるとそこまで行き着くんだ。

更に更に!
破滅神ゴジラが人類の希望になってしまう?優しい顔のゴジラ!?

竜のアゴを裂くのはキングコングでしょ!ゴジラの原点を究極まで追求した?そこまでオマージュする?

で、結局残ったわずかな人類は昆虫人間と混血して繁栄しちゃうの?

展開が凄すぎて…。
でもまだ作品は終わらない。

あえて負け戦さを選択?神風特攻?マイゴジと真逆のオチってこと?

まだまだ終わらない?オイカリサマ?最終的にハルオとゴジラは1つになったってこと?

日本の「失われた20年」をモチーフに、バブル景気という日本の爛熟を享受できなかった世代、つまりZ世代をターゲットにするとこんな作品になっちゃうの?

求めていたものとは違うし、好みじゃない所も多いけど、これはこれで何だか凄いモノを見たような気がする。

3作品合計でおよそ4時間半。最後の畳み掛けるような怒涛の展開は、豊富に時間をかけただけあると思います。

でもさ、スナイダーカットもそうだけど、こういうのは一般的な映画フォーマットに収まりきれてないし、ちとズルいよ。そもそもゴジラ映画でここまでチビッコを切り捨てるなんて…映画作品として商業的な成功は望み薄だし、適正な評価も受けにくいんじゃないかな。

でも個人的にはこういうゴジラも認めます。

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ケンイチ

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