第39回日本アカデミー賞、受賞作発表!「海街diary」が最多12部門受賞
2016年1月18日 15:02

[映画.com ニュース] 第39回日本アカデミー賞は1月18日、正賞15部門各優秀賞および新人俳優賞を含む正賞外賞を、東京・グランドプリンスホテル新高輪で発表した。12部門で受賞した「海街diary」が最多となり、11部門で受賞した山田洋次監督作「母と暮せば」と原田眞人監督作「日本のいちばん長い日」が追走する。「海街diary」は、広瀬すずの新人俳優賞を含めると13の受賞となった。
優秀作品賞には、「海街diary」「海難1890」「日本のいちばん長い日」「母と暮せば」「百円の恋」の5作品が選出。日本アカデミー賞協会の岡田裕介会長は、「10分くらいで話がつくくらい、今回はすんなり決まっております。順当な5本ではないかと思っています」と選考風景と講評を明かした。
さらに新人俳優賞では、2015年に大ブレイクを果たした注目俳優・女優陣がズラリ。有村架純(「映画 ビリギャル」)、土屋太鳳(「orange オレンジ」)、広瀬すず(「海街diary」)、藤野涼子(「ソロモンの偽証 前篇・事件」「ソロモンの偽証 後篇・裁判」)、篠原篤(「恋人たち」)、野田洋次郎(「トイレのピエタ」)、山崎賢人(「orange オレンジ」「ヒロイン失格」)、山田涼介(「映画 暗殺教室」)らが顔をそろえた。
また授賞式の総合司会には、おなじみの西田敏行と、昨年「紙の月」で最優秀主演女優賞に輝いた宮沢りえ。西田は今年で3年目となるだけに、「今年も素晴らしいお相手を選んでいただきました。楽しい司会進行に努めたいと思っています」とほほ笑む。一方、約12年ぶりに司会を務める宮沢は、「最優秀女優賞という素晴らしい賞を頂くと、司会という大役がもれなくついてくるという現実に、背筋が伸びる思いです」と気を引き締めつつも、「いつもはとてもクールな吉田大八監督が、(昨年の)受賞の瞬間にガッツポーズをしていました。撮影中にも見たことがなかったので、日本アカデミー賞の価値や意味をとても感じました。そんな瞬間に立ち会うことができて、とても嬉しく思います」と喜びを語った。
第39回日本アカデミー賞授賞式は、3月4日にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われる。主な優秀賞受賞リストは、以下の通り。
仲代達矢
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