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映画「心が叫びたがってるんだ。(2015)」 心が叫びたがってるんだ。(2015)
劇場公開日:2015年9月19日
解説
人気アニメ「あの花」こと「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の監督:長井龍雪×脚本:岡田磨里×キャラクターデザイン:田中将賀が再結集したオリジナル劇場用アニメーション。「あの花」同様の埼玉県秩父市を舞台とした青春群像劇で、少年少女の心の傷や葛藤、切なさを描く。あることをうっかり話してしまったため家族がバラバラになり、突然現れた玉子の妖精に「二度と人を傷つけないように」とおしゃべりを封印されてしまった少女・成瀬順。もともとは元気な女の子だったが、その事件がトラウマとなり、ずっと目立たないように静かに生きてきた。そんな順が「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、ミュージカルの主役にも選ばれてしまい……。
2015年製作/119分/G/日本
配給:アニプレックス
スタッフ・キャスト
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2022年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
「声が出ないなら病院に行け」という一般論はいったん置いておいて、アニメーションの質が高く、絵だけでも見続けられる。
登場人物それぞれにツーショット場面があり、4人の微妙な関係性の変化が楽しい。ヒロインの応援それ自体が各キャラの成長につながり、見てる側の心にも響く。時折、口を開くヒロインが効果的で物語のいいアクセントになっている。
2022年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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青春もの、成長もの、ファンタジーもの。
言葉が人を傷つけるから、言葉を奪われる(精神的に無意識に自ら奪う)という着目点が良かった。
実写のほうが入り込めたかも。
実写映画化もしてるんですね。
現実主義者としては、主人公が変な子ポジションの割にはいじめられてないし(いいことだけど)、病院に通っているエピソードも見られないし(普通は治療を試みるよね)、一旦喋りだせばスラスラ喋るし(声がかすれるとか、どう話していいか慣れてないので思考と口がシンクロしないで口ごもるとか、そういう演出はなし)、なんかへんなストーリーでした。
子供がおしゃべりで困るっていうのはたまに聞く話だけど、まず多動症を疑ってほしい、とか。
子供のおしゃべりを受け止めてきた母親なら告げ口もうまく受け止めて子供のせいにせずに済んだだろうし、親の未熟さをもっと深掘りして描いてほしかった、とか。
まー、キャラクターや環境に異常性がなければドラマにならないんで、現実離れしたおかしなストーリーのほうが多いだろうけどね。
2022年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
比較しちゃいけないけど、劇場版「あの花」と違って、劇場版1作ものだから入り込み方が違う。主人公に感情移入してしまうからラストに向かう展開は良いね。
主人公だけでなく周りの仲間たちも苦しみ悩みもがく。主人公を通して成長し、「タマゴ」の殻を破る。青春の葛藤と、信頼できる仲間たち、この歳になって羨ましい感じも。
恵まれた家庭と生来の能天気で、大きな悩みも葛藤もなく平々凡々の青春時代。親友と呼べるほどの友達も今はどうしているのかなあ? こう考えると、高校時代の主人公たちとはちょいと違う人生だったから、わかるという感覚はないな。
2021年12月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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手元に残してある半券を見てたら1番古くからあったのがこの作品でした。
なぜかすごく好きで、たぶん30回くらい見てます。秩父にも2回行きました。
それは置いといて
正直この作品は登場人物にイライラします。
メイン4人のうち野球部の子を除いた3人にイライラします。何回も見たのでもうイライラしませんが
戦犯は火を見るより明らかですが、チアの女ですね。
4人それぞれが主人公として、劇中で成長しますが、チアだけは成長したとは思えなかったです。
成瀬順は自分を苦しめていたのは父ではなく自分であると気付き心の声を出すことも出来るようになった。
田崎は自分の傲慢な態度を改め、今の自分に出来ることを模索し不器用ながらに協力するようになった。
坂上拓実は順の努力に当てられて、以下割愛
チアは分かりやすい悪女役だったのかな?と今でも思います。