起終点駅 ターミナル

劇場公開日:2015年11月7日

起終点駅 ターミナル

解説・あらすじ

北海道出身・在住の直木賞作家・桜木紫乃が釧路を舞台に描いた小説を、佐藤浩市と本田翼の初共演で映画化。愛した女性を死に追いやった過去のある完治は、それから25年間、釧路の地で誰とも関わることなく、己を罰するように静かに暮らしていた。国選弁護人をしている完治はある時、椎名敦子という若い女性の弁護を担当するが、それをきっかけに敦子が自宅を訪ねてくる。敦子は完治にある人を探してほしいと依頼し、最初はその頼みを聞くつもりのなかった完治だったが、家族に見放され、誰にも頼ることなく生きてきた敦子の存在が、完治の止まっていた心を少しずつ動かしていく。監督は「はつ恋」「深呼吸の必要」などドラマ作品に定評のある篠原哲雄。音楽を小林武史が担当した。

2015年製作/111分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2015年11月7日

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(C)2015 桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会

映画レビュー

3.5 桜木紫乃原作ヒューマン・ドラマ

2026年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

癒される

【概要】過去に傷を持ち家族から逃れた男女の交流&再起劇を密やかに描く
【特記】人生の終着駅からの最初の一歩を踏み出す物語で更生の意味を問う
【哲学】更生は弱い自分との訣別

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@SAY

3.5 誰かの負担になるのなら寂し過ぎるな

2026年3月5日
PCから投稿

悲しい

難しい

驚く

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見聞

4.0 終点と始発

2025年1月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

終えた物語からの始まりの物語。
原作は読んでませんが短絡そうに見えて奥深い内容であった。謎が残りつつ、また演出にも疑問を頂いたところはあったが終わってみれば切なく虚しさは残るも美しいさもまたほんのり。終点は終わりだけではなくまた始まりなのだ。

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ニックネーム

4.0 十字架を背負ったまま立ち直ったか?

2024年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

訪ねた街が舞台の映画は再び旅情をかきたてる。橋、駅、市場... やっぱり釧路は幣舞橋かな。美しく撮られていた。
冒頭の冴子さんの投身は謎だけど、ご本人の思いなので計り知れない。ただ、前夜の逢瀬とか白いコートには決心が感じられたかも。
主人公はこれで十字架を背負ってしまった。結果的に彼女を不幸にしてしまった悔恨か、熱意をもって捜索しなかった後悔か? ずるずると吹っ切れず、かといって家族にも戻れず、十字架の重さを感じたまま。それでも、敦子の登場で次第に和らいできて、ラストの表情は良かったな。雪深い駅の心象で始まりラストは現実の再出発。佐藤さんの全編を通じた演技力には恐れ入った。
本田さんの敦子さんも良かったな。佐藤さんのカバーもあり、苦悩し立ち直り成長して旅立つ役どころは、無理せず等身大の存在感。
くしくも女性二人は一つだけマニュキュア、敦子は説明したけど、冴子は? そんな軽いシーンや行間に思いをはせながら、後で十分余韻に浸れる秀作と思う。

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