仮面ライダー1号
劇場公開日:2016年3月26日
解説
「仮面ライダー」45周年を記念して製作された劇場版で、仮面ライダー1号/本郷猛を演じた藤岡弘、が44年ぶりに仮面ライダーとして主演を務めた。45年前に悪の秘密結社ショッカーによって改造人間にされた本郷猛は、長年にわたり、日本そして海外で悪と戦い続けてきた。ある少女の危機を知り、急遽日本に帰国した猛は、仮面ライダーゴースト/天空寺タケルら仲間たちと出会い、仮面ライダーに変身し、ショッカーに立ち向かう。本郷猛役の藤岡は企画段階から本作に参加。大杉漣が「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」でも演じた宿敵・地獄大使役で出演。
2016年製作/96分/G/日本
配給:東映
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2023年5月2日
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鑑賞方法:VOD
本郷猛は永遠に不滅です!
って、そんな巨人軍じゃないんですが、ご覧になった方はわかりますよね?不死鳥!(フェニックス)
いやぁ、フェニックスにはぶっ飛びましたが、本作で大事なのはそこじゃありません。
藤岡弘さんは兼ねてより、平成ライダーが商業主義の人形(マリオネットのイメージでしょうか)に成り下がってしまったことを憂いておられました。
新しく仮面ライダーを演じる若者たちには、過去の出発点から仮面ライダーの歴史をたどってもらいたい。先輩や関係者がどう作品に取り組み、何を訴え何を子どもたちに伝えてきたか知って欲しいと。
そこに降ってきた45周年記念作のオファー。
昭和ライダーファン世代として、すでに老境にある本郷猛のメッセージが若い層に受け入れられるかは不安でしたが、本作を鑑賞して、今このタイミングで藤岡さんが若いライダー達にバトンを渡す事は深い意義があったと感じました。
せがた三四郎の頃には「藤岡さん、いくつになっても熱いなー。凄いなー」と思いつつも「年配者の冷や水では?」と冷めた目で見てしまっていたのですが、あれから約20年!
約70歳にしてこれだけの筋肉!これだけのアクション!
もはや尊敬しかありません。
レビューを拝見するに大体の方は、あのライダーの容姿は中年太りで体型が崩れたのではなく、その真逆で筋肉モリモリに鍛え上げられ過ぎた結果、往年のライダーコスチュームは着られなかったのだとご存じのようで喜ばしい限りです。
藤岡さんの殺陣はやっぱり流石です!
若い子達も頑張っていますけれど、武道も殺陣も長年極めてきた型の見事さには安定感と美しさがあります。
ライダーに変身してからも藤岡さん本人が入っていると一目でわかりますね。(若者達はスーツアクターさんに変わったことも一目でわかりますw)
ゴーストとのコラボも良かったと思います。いくら不死身の本郷猛と言えど70歳ですからね。若い世代に手足として走ってもらわなくちゃ流石に保ちません。
それに「昭和ライダーの魂を平成ライダーに渡す」という重要な目的がありますから受け取ってくれる人がいなくては話が成り立ちません。
その点、ゴースト(天空寺 タケル)は適任でしたねー。謙虚で素直で可愛いです。マコト兄ちゃんが本郷さんに対してですら生意気キメるのでタケルくんの素直さが益々際立ちます。マコっちゃんも最後には本郷さんへの感銘を示しますし、ツンデレなのはやっぱり可愛いです。
まゆちゃんの「タケシ呼び捨て」には憤慨される御仁もおられましょうが、立花のおやっさんから託されたまゆちゃんですから本郷さんはいわば父親代わり。
ちょうどせがた三四郎くらいの頃からタケシと呼んでいたとすれば他人が口を挟むものではありません。
先日、たまたま「映画ザ・ホエール」を見たのですが、本郷さんとまゆちゃんの関係ってザ・ホエールと同じじゃありませんか!
・数年前に捨てた娘
・己れの死期を悟っての娘への贖罪
うん、普通の人間ならザ・ホエールのチャーリーになってしまうものですが、、、本郷猛は一味違う!(いや、100倍も1000倍も違う!?)
もう、メンタル強すぎです。
まゆちゃんも、タケシの贖罪を受け入れるうちに「決して捨てられたのではないのだ」と理解します。
チャーリー同様に命を燃やして、荼毘に付される本郷さん。
しかし!しかしね。
いやぁ〜ぶったまげたわwww
流石に笑ったわw
まぁ、改めて
「誰しもが本郷猛になれるわけではない」
「大多数の人間は本郷猛にはなれない」
と改めて思いましたねw
ノバショッカーも現代に合わせて悪の狙いをアップデートしておりなかなかカッコよかったです。旧ショッカーとの対比もお見事。
ウルガも非常にカッコよかったですが、流石にこの程度の敵に本郷さんがやられては不満が残ります。
ウルガにアレクサンダー大王の眼魂(アイコン)が入ることで、往年のファンも納得出来る強敵になった点は大変良かったですね。
地獄大使も良かったなー。地獄大使にとって「仮面ライダー1号本郷猛」は強敵と書いて(とも)と読む相手なのでしょう。
なんにせよ、昭和ライダーの熱き魂は、タケルくん・マコトくん・アカリちゃん・御成くん達を通して次世代にしっかりと受け継がれました。
今後、ライダーを演ずる若い役者さん達のみならず、監督や撮影スタッフ、仮面ライダー制作に携わるすべての人々に原点から代々繋がってきた「想い」を継承し続けて欲しい。
それこそが「生命」なのだと。
今後も生まれくる新しい仮面ライダー達に期待します。
あー、実に良い映画でしたー。
(5年後の50年記念作品があんな事になるとは。非常に残念でなりません。)
2021年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
2020年5月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
仮面ライダー生誕45周年記念。
仮面ライダー1号と当時TV放映「仮面ライダー・ゴースト」とのコラボ作品。
タイにいた本郷猛はある少女の為に日本へ戻る。
その少女はショッカーのターゲットになっており、捕まろうとした瞬間現れたのは「ノヴァ・ショッカー」だった⁉️
え、え、新旧ショッカーの闘い😮?
そうなんです。地獄大使の復活を待つ旧ショッカーと日本の経済から征服しよう(え?経済⁉︎)とする新ショッカーが闘います💦
その闘いに仮面ライダーが便乗し、色々とw
本郷猛!良く動いてくれております✨
新ライダースーツも今の彼の体型に合わせたのか、かなりパワー型スーツ。ごっついがコレもいい👍
かなり闘う頻度も多いので嬉しい限り。
これに仮面ライダー・ゴーストが共闘するんだから、あまり新しめの仮面ライダーを知らない私は楽しめました😀
ゴーストは過去ライダーも憑依させる事出来るのね💦
麻由役の岡本夏美さん、カケグルイに出てましたね。
覚えてます。美少女ぶり発揮。
地獄大使には笑いました🤣あなたですか⁉️
いいと思います。ライダー好きなら。
レビューにご興味持って頂けたならどうぞ✨
藤岡弘を堪能する作品。ぶっとくなった仮面ライダー1号。復活のシーンと地獄大使とのやりとりに感動した。
監督脚本はこのままでゴースト抜きのも観てみたい。