第43回日本アカデミー賞「翔んで埼玉」が最多12部門で優秀賞!「閉鎖病棟」「キングダム」が追う
2020年1月15日 15:47

[映画.com ニュース] 第43回日本アカデミー賞は1月15日、正賞15部門各優秀賞および新人俳優賞・正賞外賞を、東京・グランドプリンスホテル新高輪で発表した。昨年、異例の大ヒットを記録した「翔んで埼玉」が優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞(GACKT)、優秀主演女優賞(二階堂ふみ)など最多12部門で優秀賞に輝いた。
続いて「閉鎖病棟 それぞれの朝」が優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞(笑福亭鶴瓶)など11部門、「キングダム」が優秀作品賞、優秀監督賞、優秀助演男優賞(吉沢亮)、優秀助演女優賞(長澤まさみ)など9部門を受賞している。
発表の席には、2014年から6年連続で授賞式の総合司会を務めた西田敏行に代わり、バトンを引き継いだフリーアナウンサーの羽鳥慎一、昨年「万引き家族」で最優秀主演女優賞を受賞し、第40回に続き2度目の司会に挑む安藤サクラが出席した。
大役に抜てきの羽鳥は「映画ファンとして、うれしさと同じくらい、プレッシャーに襲われている。少しでもたくさんの笑顔に包まれるように、微力ながら貢献したい」と緊張した面持ち。日本テレビ時代には会場でのインタビューや、放送の司会を務めた経験があり「以前は俳優さんも口数が少なくて(笑)。今回はリラックスした皆さんのコメントを引き出せれば」と抱負を語った。また。バラエティ番組で共演する岡村隆史が優秀助演男優賞(「決算!忠臣蔵」)に輝いており「ここを休憩場所にしたい」と笑いを誘った。
一方、安藤は「なんて特別な時間なんだろうと。これは特等席だなと思った」と前回の司会を回想。「2回目だからと、気が緩まないよう、一層の緊張感をもって、すてきな時間にしたい」と背筋を伸ばし、「同じ仕事をしている皆さんに、お話を聞くのはおこがましさもあるが、いち映画ファンとして聞きたいことを聞ければ」と話していた。
第43回日本アカデミー賞は、2018年12月16日~19年12月15日に東京地区の商業映画劇場にて有料で初公開され、1日3回以上、2週間以上継続して上映された40分以上の劇場用劇映画及びアニメーション作品が対象。授賞式は3月6日にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。
主な優秀賞受賞リストは、以下の通り。
「イエスタデイ」(東宝東和)
「グリーンブック」(ギャガ)
「ジョーカー」(ワーナー・ブラザース映画)
「運び屋」(ワーナー・ブラザース映画)
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった…
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんなあなたに】衝撃の価格破壊! 2000円→750円になる裏ワザあります
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年
提供:Henge