こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

劇場公開日:

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

解説

筋ジストロフィーにかかりながらも自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた実在の人物・鹿野靖明さんと、彼を支えながらともに生きたボランティアの人々や家族の姿を描いた人間ドラマ。大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した書籍を原作に、「ブタがいた教室」の前田哲監督がメガホンをとり、大泉洋が主演を務めた。北海道の医学生・田中はボランティアとして、身体が不自由な鹿野と知り合う。筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを12歳の時に発症した鹿野は、いつも王様のようなワガママぶりで周囲を振り回してばかりいたが、どこか憎めない愛される存在だった。ある日、新人ボランティアの美咲に恋心を抱いた鹿野は、ラブレターの代筆を田中に依頼する。しかし、実は美咲は田中と付き合っていて……。医学生・田中を三浦春馬、彼の恋人・美咲を高畑充希がそれぞれ演じる。

2018年製作/120分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2018年12月28日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第43回 日本アカデミー賞(2020年)

ノミネート

最優秀助演女優賞 高畑充希
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(C)2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会

映画レビュー

4.0北海道の雄大な景観が気分を軽く、おおらかにしてくれる

2018年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

まずタイトルがいい。主人公は筋ジストロフィー患者の鹿野さんだが、振り回されるボランティアの視点で語られることが端的に示される。原作の著者、渡辺一史の功績だ。

大泉洋主演なので単純なお涙頂戴の難病ものでないことは想像がつくが、予想を上回る鹿野さんの強烈な個性、自由すぎるキャラを、顔と手以外動かせないという演技上の制約の多い中よくぞ体現したものだ。大泉のとぼけた味わいがはまっている。邦画が避けがちな排泄や性欲にからむ問題も、うまく笑いに転化して描写していた。

高畑充希は割とイメージ通りの役。愚痴をこぼしたり怒ったりもするけど、基本は優しくて頑張り屋。カラオケに行くかもという展開で、朝ドラで披露した美声を聴かせてくれるかと思ったが、なくて残念。三浦春馬の役は意外に複雑なキャラ。たいてい素直で明るい青年のキャスティングだが、この役は一見好青年のようで実は…というのが面白い。

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高森 郁哉

3.0自分らしく生きる

2024年1月1日
PCから投稿
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プライア

観る価値ないと思います。

2023年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

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ネプチューンマン

3.5大泉洋がいい

2023年8月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

筋ジストロフィー患者の物語で、どうしてもお涙頂戴映画になるかと思いきや、主人公役の大泉洋がコミカルに演じているおかげで苦しくなく観られる。

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けしゆか
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