前田哲

フリーの助監督を経て、1998年に相米慎二が総監督を務めたオムニバス映画「ポッキー坂恋物語 かわいいひと」で劇場映画監督デビュー。主な監督作に「陽気なギャングが地球を回す」(06)、「猿ロック THE MOVIE」(10)、「王様とボク」(12)、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(18)など。21年には、瀬尾まいこの本屋大賞受賞作を映画化した「そして、バトンは渡された」や天海祐希を主演に迎えた「老後の資金がありません!」の2作品が話題となり、第46回報知映画賞監督賞を受賞した。